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当社製品の試験装置の仕様を検討しています。およそ10kA(20V)の交流電流をワークに流し,反応するまでの時間を測定するものですが,時間としては0.3秒以下と短いのでトランスや電線の許容容量でまともに設計すると装置が大きくなってしまうので,短時間定格(?)として考えたいのですが,どの程度を考えればよいのでしょうか?能力の10倍程度くらいは大丈夫との助言も聞くのですが,ホントに大丈夫でしょうか?

A 回答 (2件)

#1です 補足します



銅損(内部抵抗)についても充分配慮が必要です

10KA流すには 線路抵抗が1mΩでも10Vの電圧降下を起こします、またその損失は100KWになります

また 0.3秒は15サイクル分です 定常状態になるのに何サイクル要するかも検証しておかないと、信頼できる測定はできません
1次巻線の抵抗も大きく影響します
また、定常状態ではなく過渡状態としての解析が必要かも知れません

電流に対して、抵抗が大きければ(インピーダンスが高ければ)定常状態になるまでの時間が長くなります

できるだけ実際の使用状況に近い条件で測定しないと、単に測定結果を提示するだけになってしまいます(製品の試験になりません)
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この回答へのお礼

補足までいただき,ありがとうございます。
現在ほんとに実験機みたいなのがあるのですが,それはほんとに実験に使用するだけのための簡易的なものでインターバルが長く取れるので電流容量などはほとんど度外視で造られています。それによると最初の半波くらいで突入電流が収束するようなので製品の試験としては充分使えそうです。問題はこれを生産ラインに入れて短いインターバルで試験したときが心配なのです。まず,十分な容量のもので実験してみます。

お礼日時:2007/06/18 08:59

主に温度上昇で制約されます



最高温度は電線等の仕様で決まります
安全のための余裕をどの程度見込むか
放熱はどの程度か
電流を流す時間と流さない時間の割合から発熱と放熱

どのくらいの過負荷に耐えられるかは 放熱に依存します
具体的な値は、詳細仕様で検討ください

トランスとスイッチの組み合わせでしょうから、トランス内に温度計を設置しておき、所定の温度以下で無いと電源が入らないような安全対策も必要かと
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。やはり温度上昇の問題ですか。まず実験装置を作って状況を見るしかなさそうですね。

お礼日時:2007/06/15 17:18

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