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日本語で下記のような内容のことを伝えたい場合、動詞apercevoirを使用することは間違いでしょうか?
「もしあなた(フランス人)が日本に来たら、我々(日本人)が(普段)気づかない日本を発見することは間違いないでしょう。」
ニュアンスと伝えたかったのは、
「普段、日本人が都会の雑踏の中で生活していると、日本の美しい場所を見過ごしていることがとても多い。東京にも静かで落ち着く日本的な場所がたくさんあるけれど、それを見つける(それらに気がつく)のはたいていが外国人であることが多い、と私は思う。だから、きっとあなたが日本にきたら、たくさんの発見をするでしょう」
と言いたかったのです。


私が書いたのは次の文章です。
Si tu viendras ici, c'est surement, tu decouvriras le Japon ou on ne s’est pas apercoit.


確かにこの文章だけでは、私の考えがうまく伝わっていませんでした。
(しかも文法が間違っていたようです)
Siと動詞apercevoirの用法について、相手の方(フランス人)がどうも違う?ような返答と例文を使って説明してくださいました。(やりとりはフランス語で、先方は日本語がほとんどわかりません)
この方は、私が言いたかったことが何なのかを、説明してほしいとおっしゃっています。
なぜこう考えたのか、についての背景は、補足するつもりでいるのですが、「気づく」という動詞は、一瞬のできごとについて、または、遠くの方に何かを目で認めたときに使う動詞なのでしょうか?
「遠くの方に富士山を見た(見えた)」
「人気スターが通るのを一瞬見た」

普段の生活の中では気づかないものに気づく、
見失いがちなちものに気がつく、
ときの動詞は何を使ったらいいのか、
ご存知な方がいらっしゃいましたら、どうか教えてください。

A 回答 (4件)

No.1です。

この度もまたご丁寧なお返事を有難うございました。回答について補足があります。

回答にあるApercevoirの説明についてですが、この説明は、昔、仏語の先生より教わった、この単語の覚え方です。

同氏もこの語がa+percevoirで、percevoirがラテン語から来ているといっていましたので、その語源は知っていたと思います。その時は詳しい説明はそれ以上されませんでしたが、、、。

ただ、感覚をつかむには、現在一般に使われている単語を使って、「percer + voir」と覚えるとニュアンスをつかみやすいと教わり、そのイメージで使い分けております。その先生も彼のアイディアなのか知れませんが、確かにピンときますので、人に説明する時も、そのように説明しております。ただ、「原義」という表現はちょっと強調しすぎで軽率でした。

誤法を教えたと誤解されるのは心苦しいので、再度補足回答させていただきました。却って混乱させ失礼致しました。
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この回答へのお礼

こちらこそご丁寧にありがとうございました。今回この動詞について、頂きました数々のご回答についてきちんと把握して今後の勉強に生かしたいと思っています。辞書(私は電子辞書を持っていないので本の方)をめくっていると実に同じページに似たようなつづりの言葉が出ています。今までは見過ごしていたのですが、今後は分解したり、その組み合わせについて調べてみることにします。面白さも数倍になるかのように
感じました。本当にありがとうございました。

お礼日時:2007/07/20 20:34

幾つか



(1)動詞:apercevoirに関して
 この動詞は、a+percevoir と分解されます 接頭辞aはある状態への移行や変化を意味
辞書をパラパラすると、このaを付けた動詞の多さに気がつくと思います
次に、percevoirは、ラテン語の percipere(per+capere とに分解) から派生しています 
前者のperは a travers (~を通して)で 後者のcapereは、prendre, saisir であり
saisir par les sens やcomprendreの意味
(散見するpercerから派生とは誤解 それは俗ラテン語にpertusiareからで、全く別物です)
白水社仏和大辞典(無論仏仏辞典でも)を図書館などでお手にとって一度は確認して下さい
(正しく不規則動詞の活用を暗記するのと同様に、言葉の来歴を時に紐解くもの必須?)

この成り立ちなど、色々な例文を読みますと、ご提示場合に(私は)使います

(2)Si tu~,c'est の構文に関して
 Si tu viens, c'est bien (ok) と短く纏まる文章なら宜しいでしょう 
ここは、次の貴方が発見すると言いたい訳でして、その際にtuを文頭に持ってくるほうが
(感覚的に)よりすっきりしている感じが致します Si tu~, tu~とします


(3)知らないことを発見する?
 外国の方に取りまして、日本に来れば初めて知ること経験することが沢山ありまして
その内のどれが日本人にとって既知、どれが未知なのかを弁別なんか出来ません
ここの所は、語彙を追加して説明しないと通じないのではないでしょうか
良く用いられ表現は、sous un autre angle que ~(異なった見方で)です

(4)傍目八目ではないか
 おっしゃりたいことは、傍目八目ではないのでしょうか 文章を紡ぐときに
辛苦するときに、古人の残してくれた語句がぴったりと当てはまることが往々にしてあります

Les spectateurs voient plus clair dans le jeu que les joueurs eux-memes.

このspectateursを外国人、jeuを日本、joueursが日本人でぴったりしませんか
これを投げ掛けるのも一案かと思います

長々とお読み頂き有難うございます。

この回答への補足

このたびはご回答いただきましてありがとうございました。ひとつの辞書に頼らず、いくつかの辞書を見て、言葉の来歴を調べてみることもしてみます。勉強させて頂きましてありがとうございます!

補足日時:2007/07/20 20:21
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>Si tu viendras ici, c'est surement, tu decouvriras le Japon ou on ne s’est pas apercoit.



(1)ここではsiよりも lorsque par hasardを用いた方がいいでしょう。それに si節では未来形は使えません。

(2)iciよりもchez nousの方がいいと思います。chezは「~の家に(で)」という意味でだけでなく、こういう場合のように国とか地方にも使えます。

(3)c'est surement・・・あまりフランス語的でない表現ですね。“tu ne manqueras pas de decouvrir.....”とした方がベターでしょう。

(4)apercevoirですが、こういう場合は仏仏辞典の説明が参考になります。“1.voir mal ou voir de loin 2.distinguer de facon soudaine”とあります。イメージとして輪郭がぼんやり浮かび上がる感じでしょうか。「気付く」という意味では“s'apercevoir”というように代名動詞になります。

(5)ou on ne s’est pas apercoit・・・関係節の構文のつもりでしょうか? #1の方が仰るようにconnaitreを使い、“que nous ne connaissons pas”とした方がいいでしょう。主語はonでなく nousとはっきりさせた方がいいでしょう。また、ne pas connaitreをignorerで一語で表すことも出来ます。

最後に余計なお節介かもしれませんが、これは英語でも同じなんですが、日本語に引きずられ過ぎると不自然なフランス語文になりがちです。それには沢山のフランス語に触れて、正確に訳すのは後回しでも
意味を掴めればOKという感じでフランス語の文章に慣れてください。
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この回答へのお礼

このたびはご回答下さいましてありがとうございました。はい、仏仏辞典を活用してみます。私が現在持っているのは《Dictionanaire d'EXPRESSIONS et LOCUTIONS》という緑色の本で、これにはapercevoirが出ていませんでした。これを今まで辞書がわりに使っていたのですが、出ていない表現は今後は仏仏辞典を参考にしてみます。いろいろな用法を教えて頂き、勉強になりました。ありがとうございました!

お礼日時:2007/07/20 20:20

ご質問1:


<日本語で下記のような内容のことを伝えたい場合、動詞apercevoirを使用することは間違いでしょうか?>

(1)「我々(日本人)が(普段)気づかない日本」では、普通apercevoirは使いません。(用法は下記にてご説明します)

(2)ここは単純にsavoir「知る」という動詞が適切です。savoirには「知らない知識を得る」「新しい見識を得る」「見たり、聞いたり、感じたりして、身に入った知識」といった意味があります。

(3)また、connaitre「知る」を使うこともできます。この動詞は「経験して知る」「見たり聞いたりして知る」という意味があります。

(4)この日本語で使われたい「気づかない」は、「日本人が知らない」「日本人が見たり、聞いたり、経験したことのない」といった、グローバルな意味になりますから、これらの動詞が適訳です。(訂正訳は下記にて)


ご質問2:
<「気づく」という動詞は、一瞬のできごとについて、または、遠くの方に何かを目で認めたときに使う動詞なのでしょうか?>

おっしゃる通りです。

(1)appercevoirは目的語をとる他動詞で、その意味はpercerが原義にあります。わかり易く言えばpercer+voirと考えるといいでしょう。

(2)percerとは「突き刺す」「見抜く」「あばく」「見通す」といった意味があります。従って、appercevoirには、「~をそれと見抜く」「~(距離)をつきぬけて見分ける」といった意味があるるのです。

(3)そこから、「~をちらと見る」「~を見渡す」といった意味になります。

例:例えば、噂の有名スターがカップルでいるところを
Ils sont apercus.
(直訳)「彼らは見破られた」
→(意訳)「あの二人(が一緒のところ)、見ちゃったわよ」
といった意味で使われます。

(4)ちなみにs'appercevoirは代名動詞で、seは再帰代名詞で「自分に」という意味の間接補語で、意味は「自分に~を気づかせる」→「気づく」になります。

(3)s'appercevoir「気づく」は、「~が自分の感覚・意識に入る」というニュアンスで、「自分の~に気づく」という意味で使われます。

例:
Il s'appercevoit de ses erreurs.
「彼は自分の過ちに気づいた」


ご質問3:
<普段の生活の中では気づかないものに気づく、
見失いがちなちものに気がつく、
ときの動詞は何を使ったらいいのか、>

(1)decouvrir「発見する」がよく使われます。日常生活や旅行などで、「初めて気づく・知る」「新しい経験をする」といった意味で一般に使われている動詞です。

(2)redecouvrir「再発見する」もよく使われます。日常生活などで、「存在は知っていたが改めてその良さを知る」といった場面やなどで一般に使われている動詞です。


ご質問4:
<Si tu viendras ici, c'est surement, tu decouvriras le Japon ou on ne s'est pas apercoit.>

文法の間違いを訂正します。

1.Si tu viendras ici:

(1)「あなたが来たら」は直説法の仮定形なので、動詞は、直説法現在になります。

(2)iciは、「日本」「東京」「~市」「私の町」などあいまいなので、はっきりとau Japonと書かれた方がいいでしょう。

2.c'est surement:

(1)「確かに」「きっと」という意味になりますが、接続詞queと一緒に用いられるので、queが必要です。

(2)口語ではc'est certain que「きっと~だ」、c'est sure que「絶対~だ」などがよく使われます。

3.tu decouvriras le Japon:

(1)動詞の選択は適切です。

(2)助動詞aller、pouvoirなどを補って「~だろう」「~できる」のニュアンスを伝えることもできます。特に、「きっと~だ」という副詞を使っていますから、「きっと~できるだろう」といった表現がスムーズかな、と思います。

4.ou on ne s'est pas apercoit.:

(1)ouは英語のwhereにあたる関係副詞ですが、「私達の気づかない日本」という表現ならば、関係代名詞queになります。

(2)動詞は1でご説明したように、savoir、connaitreなどを使います。

5.以上を踏まえて訂正訳は

Si tu viens au Japon, c'est certain que tu pourra decouvrir beaucoup de choses sur le Japon, meme les choses que nous les japonais ne saient pas.
「もしあなたが日本に来たら、きっと沢山のことを初めて経験することができるでしょう。日本人が知らないことまでも。」

ぐらいになります。

以上ご参考までに。

この回答への補足

Parismadam様
いつも親切で適切、そしてこちらが理解し易いようにご回答を頂きまして本当にありがとうございます。
少しくじけそうになったり、ひとりで悩んで八方塞がりになってしまいそうな時、今まで頂いたひとつひとつの回答を読み返しています。ご回答の行間に含まれる人間的な温かさ、優しさ、そして尊敬の念を抱くとともに、《道》が開かれた・・そんな思いでおります。

今回の一件は、私が《気づく》という言葉に縛られすぎていて、視野をもっと広げて考えれば、savoir, connaitre,が思い浮かんだかもしれません。ご回答を読ませて頂いたとき、まず‘あ・・・、savoir...’。そこから先を読むのに、少々時間がかかりました(笑)。

動詞apercevoirの用法、よくわかりました。
《percer+voir》のご説明がとてもわかりやすかったことと、percerという動詞も覚えることが出来ました。redecouvrir についても同様です。
それから、口語でc'est certain que, c'est sur que の用法、これらについてもご説明ありがとうございます。
机上では学ぶことができないことをいつも教わります。


辞書にはのっているけれど、実際にはどう使うのだろう、正しいフランス語で、でも自分らしく表現するにははどういうのだろう、相手に自分をわかってもらいたい、私もこの方に限らず相手の考えを理解したい、なぜこう言ったのか、なぜこの言葉を使うのか、なぜこんな行動をしたのか、相手とのつきあいが短いほど、慎重になります。緊張感もあります。私はフランスという国、フランス語という言語に大変魅力を感じています。ただフランス人はどうも・・(笑)。これは今まで、私の認識が非常に甘かったこと、勉強不足だったことで、悔やまれることがたくさんあったので、フランス人の考えを理解していくことから勉強し直そうと思ったのです。
そのような時に、Parismadamさんから、《フランスのエスプリ》を学ぶことを教えて頂きました。学ぶことのその中に私が探していた《答え》があるのかもしれません。Parismadamさんがおっしゃるフランス人のいいところ、これは私も本当にそう思います。いいところがたくさんある、でも上記で私が申したフランスという国、フランス語という言語が好き、というのは私の一方的な思いで、どうにでも調整のつくこと、しかし、対フランス人(に限らず対人という意味で)となると、こちらの一方的な感情だけではどうにもならないことの方が多いわけで、いいところが、ひとりの人間関係がうまくいかないことで《帳消し》にはしたくなかったのです。うまくいかなかった人でも、あの時、こう考えていたのかも・・時間がたってそう考えることできたら、そんな思いもあります。
国が違う、文化が、言語が、歴史が、すべて違う、その違いを受け止めたい、理解したい思いだけで最近はフランス語を勉強しているような気がします(笑)。
《フランスのエスプリを学ぶ》、今年後半の目標ができました。
とても嬉しいです。

それから、言葉の暴力については国に限らず存在してしまう、これは本当に残念なことです。私がトラウマになってしまっている心の奥にこびりついているものの根源は、《暴言》によるものです。
《言い方》もあったかもしれません。時間がたつほどに、それらは自分の語学力不足で招いてしまったのだろうか、思いやりが足りなかったのだろうか、単に性格の合わない人だったのか、あらゆる感情が沸き起こります。ただそこで、二の足を踏んでしまうと、抜け出せなくなってしまうので、なんとか前へ進もう(笑)、自分がしたことは決して相手を傷つけようとした意図がないんだと、自信を持っていえるので堂々としちゃってます(笑)。

重複した質問の件、ありがとうございます。削除ボタンが押せなくて困っていましたので昨夜goo事務局に問い合わせしてみました。メールなので返答に時間がかかるかもしれません。ある程度日にちが過ぎると削除できたことがあったのでこまめに見てみます。


いつも親身になってくださり本当にありがとうございます。(涙)

補足日時:2007/07/19 09:52
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