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好奇心からの質問です。

どの言語も習得するのは大変なことだと思いますが、
皆様が学習なさって「この言葉は殺人的に難しい!」と思われた言語がありましたら教えていただきたいです。

特に文法が複雑な言語を知りたいです。

A 回答 (7件)

えっと思われるかも知れませんが、文法的にということであれば英語や中国語が難しいと思います。

これらの言語は文法事項が簡略化されすぎているが故に「難しい」です。そのため文におけるわずかな差異でニュアンスが全く変わったりします。これらの言語に比べると、文法事項の制約が多いロシア語やポーランド語などはある意味ずっと親切な感じがします。
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自分自身の経験から、言語学的な複雑さよりも、「教材がない言語の習得は難しい」という印象を持っていますが、こんな意見はいかがでしょう

か?
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ギネスブックに、パプアニューギニアのアメル語が「最も複雑な言語」として


挙げられているようです。単に,単語の数や変化の数で判定しているらしい。
イヌイット語(エスキモー),ハイダ語(米国インディアン,ハイダ族),
タバサラン語(旧ソ,ダゲスタン共和国)もあげられているようです。
アメル語・ハイダ語は資料がなく不明ですが、イヌイット語・タバサラン語は、
少し資料がありますので解説します。

言語は形態から、孤立語,膠着語,屈折語,抱合語に分けられますが、語形変化
のない孤立語が文法的に易しく、順に抱合語が難しいといえます。
膠着語は、ある単語に接頭辞や接尾辞のようなものを付加して、文中での文法
関係を示します。日本語の助詞などはいい例です。屈折語は動詞・名詞などが
語形変化して文中での文法関係を表します。抱合語は、独立して発音されない
要素の組み合わせで文を作ることができ、文全体を1単語と見なすことができる
ので、主語・述語などを文の定義とすることは出来ないのです。一言語で一形態
ではなく組み合わさっているのが普通ですが。

イヌイット語では、「彼は私に、大きな雪の家を作ってやると言った」が、
語幹 [雪の家] にいくつか接尾辞が付加して一単語で表現可能なようです。

同様に、ロシア連邦のアディゲ共和国のアディゲ語では、動詞に主語・直接目的語
・間接目的語をさす人称の接辞、否定・時制・使役・可能・再帰性・場所方向の
接辞などが加わり、動詞の変化形が25億もありえるそうです。

タバサラン語は、最多の格を持つ言語のようです。
(1)文法格   4つ / 主格(絶対格), 能格, 属格, 与格
(2)系列場所格 7つ / ~の中に, ~の所に, ~の面に, ~の後に, ~の下に, など
(3)基本場所格 6つ / 位置格 ~に, 起点格 ~から, 着点格 ~へ, など
(2) (3) は42の組み合わせで文法格あわせて、46の格だそうです。

なお、バスク語の特徴は、(1)能格構文、(2)動詞の多人称性、(3)数詞の20進法 で
すが、これはグルジア語も同じ特徴で、文法的には同程度の複雑さと推測します。
グルジア語はコーカサス系では最多話者の言語で、十分難しいのですが、同系に
上記のアディゲ語やタバサラン語がさらに上を行くようです。
能格構文というのは、自動詞と他動詞のときで動作主の格が違うんです。つまり
- (a) 動作主[主格] + 自動詞
- (b) 動作主[能格] + 他動詞 + 対象物[主格]
動詞の多人称性は、目的語の人称も動詞の変化に組み込まれます。
バスク語もグルジア語もですが、動詞の変化形は語尾活用だけでなく、接頭辞など
語頭にも現れます。

世界の言語は5千とも8千とも言われてますが、現地以外でテキストで学べるのは
百もないのではないでしょうか。このような複数の少数言語の難しさを直接評価
できるほどの専門家・経験者はいないのではないでしょうか。
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No2 補足します。


あまり質問されると困ります。途中で放棄した言語ですからね。

*語幹、語尾という文法用語は当てはまらないと思います。インドーヨーロッパ語族ではありませんので。語根という用語はありますが、英語などとは使い方が異なります。

*主語
主語を省略する言語はたくさんあります。日本語もそのひとつです。イタリア語、スペイン語、ポルトガル語なども、動詞が人称変化するので、主語がなくても動詞を見れば分かります。バスク語は文法は異なりますが、結果として主語は動詞の中に表らわれています。

例えば「~です」を表す動詞は文末にきて、naiz、haiz,da と変化します。私は~です、お前は~だ、
あの人は~ですに当たる動詞です。
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>日本語もよく似た言語はないと聞いたことがありますが本当なのでしょうか。



モンゴル語やハンガリー語などとの共通点があるとは言われていますが、総体的な観点から見れば全然違うことになるでしょうね。

文法が複雑な言語でしたら、ヨーロッパの人間にとってとっつきにくいという意味でのバスク語は、もしかしたら違うかもしれません。

文法体系がきちっとしているポーランド語のような言語をやりましたが、これは複雑ではありますが、慣れてしまうと意外と簡単でした。それに比べたら、英語などのように、文法が壊れたような言語の方がかえって難しいかもしれません。

ちなみに、大学でポーランド語を学んでいた際、ポーランド語よりも難しい言語がある、ということで、フィンランド語、ギリシア語などを挙げられていたのを耳にしたことがあります。具体的にどれだけ難しいのかは試してないのでわかりませんが。
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比較的良く知られている言語の中ではバスク語(ピレネーを挟んでスペインとフランスに住むバスク人の言葉)


でしょう。インドヨーロッパ語を話す民族がヨーロッパに到着する前から住んでいた原住民といわれ、ヨーロッパのどの言語にも似ていない特徴を持つ言語として有名です。文法や単語がヨーロッパ語と全く違うため一時は日本語との関係を研究した学者もいたようです。


スペイン語を学んだ時、バスク語入門書を読みましたが
途中でギブアップしたました。バスク人は船乗り、聖職者など多岐にわたる分野で早くから新大陸にも進出、日本にもバスク出身のフランシスコ・ハビエルが来ています。フランスから世界に広まったベレー帽はバスク人の
帽子です。

例 joan (行く)の現在進行形
noa 私は行きつつある
hoa 君は行きつつある
doa 彼は行きつつある
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

おー、やはりバスク語ですね。
ザビエルがバスク人だとは知りませんでした。

>例 joan (行く)の現在進行形
noa 私は行きつつある
hoa 君は行きつつある
doa 彼は行きつつある

うわ、強烈な活用ですね!
...語幹はどこなんでしょう??
主語はいらないのですか?

お礼日時:2004/08/24 21:10

自分で学んだのでなく、どこかで読んだのですが、スペインのバスク地方のバスク語は、他に類似の言語がなく、やたらに難しいとのことです。



バスク地方出身の人って、グルメが多くて、男の人たちは台所にこもって料理するのが楽しみとも書いてあったように記憶。
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この回答へのお礼

早くにありがとうございました。

バスク語が難しいというのは私も本で読んだことがあります。

日本語もよく似た言語はないと聞いたことがありますが本当なのでしょうか。

お礼日時:2004/08/24 21:05

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