プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

派遣の化学系研究職の(「顔合わせ」という名の)面接を受けます。長く研究以外の職に携わっていて、ブランクがあります。ですので、昔の研究職の経験についてなるべく詳しく、専門用語などを加えながら説明することにより、現役の人に近い感覚(興味・知識・視点等)を持っていることを面接官に直感的に印象づけたいと思っています。化学の話を全くしないとなると、来る所を間違えた浮世離れの人とも疑われかねません。

研究の経験そのものはまずまずあるので、ネタには困らないのですが、あまり話しすぎると機密漏洩に無頓着な人ではないかと警戒されてしまうかもしれず、どこまで話して良いのかの兼ね合いに悩みます。

例えば、

(a)[曖昧な]プロジェクト名(例:「新規医薬品開発のための薬理研究」)
(b)[具体的]プロジェクト名(例:「抗癌剤のスクリーニング」) 
(c)公表されている技術関連(公開特許掲載の技術について、化合物構造式など) 
(d)[曖昧な]未公表技術関連(分析法を改良した or 有効な物質を発見した)
(e)[やや具体的な]未公表技術関連(ある薬品で処理をしてから分析をする新しい方法を見つけた)

これらの中で、(a)は問題無しでしょうが、(b)では必ずしもすべて公表されていない企業の戦略などを明かすことにもなります。(c)は良さそうですが、化学構造式の絵まで出すと、見せすぎかなぁと。(e)を言わないと、成し遂げたことや苦労した点などの説明ができなかったりしますが、特定の技術の想起につながるような話は控えるべきなのかもしれません。

派遣なので(だからこそ)、あまり詳しく話さないほうがいいのかな、なんていう気もします。太古の昔の卒業研究について話しておくと無難なのかもしれません。募集職種は、「未経験から一人前まで・・」のような、よくわからない感じです。

何でも良いので、何か役に立ちそうなアドバイスがあれば、お願いいたします。

A 回答 (2件)

研究系派遣暦 計10年くらいの者です。

その間転職は3回くらいしました。

>昔の研究職の経験についてなるべく詳しく、専門用語などを加えながら説明することにより、現役の人に近い感覚(興味・知識・視点等)を持っていることを面接官に直感的に印象づけたいと思っています。

とのことですが、それくらいの知識を持っていることをアピールしたい気持ちはすごくよくわかるのですが、そこまでの説明は求められないと思います。
というのは、顔合わせしてくださる派遣先企業の人間が総務や人事の方+現場責任者のパターンが多いのですが、総務などの方はそもそも専門的な話をどこまで理解できるか分かりません。
また、現場責任者の方はそのような話を大概理解できる方ですが、自分のしている仕事に携わるとして「役に立つか」一番見ています。
それに、貴重な時間を割いてくださっていますので自分の仕事内容かぶる内容の職歴ならともかく、あまり関係ない話はあくまでおまけ情報になってしまうのです。

ですので、最初の自己紹介は1~2分以内に終わるレベルで簡潔に
a,c,dのような内容の業務を行っていたこと、一応卒業研究の概略をA4用紙1枚にまとめておいて、卒業研究の内容についてざっと説明する程度で良いと思います。
卒業研究の内容については派遣会社の営業担当に予め「必要ですか?」と聞いてみて、あった方が有利そうということならA4概略を派遣営業に渡しておき、説明すれば良いレベルだと思います。

その後で、必要なことは先方から質問されます。
むしろこの時がご自身の知識をPRする絶好のチャンス。この時に雰囲気に合わせてbやeのような情報補足を行えば良いと思いますよ。
因みに化学物構造式などは必要無いと思います。
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この回答へのお礼

経験者の方のご意見を伺うことができ、とても助かります。
この職種の求職活動には、まだあまり慣れていないので、
企業側の見方など、教えていただいたことが、とても役に立ちます。

いろいろな人生経験があり、語ると話が長くなりがちなのですが、
なるべく、くどくならないように簡潔にまとめてみます。
複数の方に余計な時間をとらせては、本当にいけないと思います。

資料は用意してもOKだそうなので、
無言でもアピールになるので、見てもらおうと思います。
そのほうが相手側もそちらに突っ込みやすいはずですしね。
(注目されたくない不利な部分から、意識をそらす目的)

大変貴重なご意見をどうもありがとうございました。

お礼日時:2007/08/11 11:59

私の考えです。


知的財産については常にその漏洩、と蓄積、研究、開発、人材育成、には、
会社は、非常に神経(特許防衛、機密漏洩、特許製品の出願)と、
莫大な資金を使っています。
特にそれを武器に企業戦争を生き抜くための努力を常にしています。
その解発費の投資は案件により、莫大なものです。
新製品の開発では失敗の連続、試行錯誤、です。
完成までは極秘です。最高責任者は命を削る様でしょう。
あなたの開発事案には失敗例も多い筈です。
むしろ成功例の方が少ないのでは有りませんか。?
その間も会社はあなたの努力に見合う見返り、を給与の形
で支払い精一杯の義務を果たしている訳です。
開発者に取っては『いや見合ってない。会社はもっと私の開発、研究では利益が
出ている筈である。』と感ずるでしょう。不満もあるかも知れません。
素人でない限り、どこまでがリークの限界かの判断は容易いのでは。
あなたの限界の範囲での自己の最大PRですか。
私の場合、過去に要するに『ヘッドハンテング』ですか。?
この様な場合は其の物ズバリが目的ですから、採用すなわち全ての
知的財産の流出(図面も含めて)です。もう大変な騒ぎでした。
それも何人もですから、結果は今まで持って居ない筈の製品が瞬く間に
販売開始されました。会社は大損害です。
相手会社は僅かな資金で大儲けです。
当然、開発費が少なくてすみますから。
私は義理で抜けませんでしたが、経営者の気持ちは計り知れない物
があると感じます。この手の例は今の日本には山ほどあります。
あなたの元の会社から、損害金賠償請求事件でも起こされ、被告の立場
にならない程度までギリギリまでの自己PRで頑張って下さい。
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この回答へのお礼

専門家の方ならではの、現場のリアル感のあるお話を伺え、とても光栄に思います。

仰るように、企業での研究開発活動とは、超莫大な投資をし、
失敗の山を築きながら、ごくごく稀な成功を手にしようとする、
大変シビアなプロジェクトですね。

ですので、知的財産保護やその辺の感覚が鈍そうな労働者は
かなり好まれないかもしれず、十分注意してみようかと思います。
あと、軽々しく辞めた(捨てた)と見られないようにもしたほうがいいでしょうね。

私の場合は、リークしようにも無価値な情報しか持っておらず、
いくら羽目を外しても、どうやら被告席には座ることはなさそうです(笑)。
あとは、自分がどう見られるかという問題だけですね。
でも、いつかヘッドハントされて、騒がれるくらいの存在になりたいものですね。

大変貴重なご意見をどうもありがとうございました。

お礼日時:2007/08/11 11:57

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