アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

野球で一塁ベースに向かうとき、野球経験者などはよく、
「実際はヘッドスライディングするより、駆け抜けた方が早い」といいますが、

これはになにか根拠となる科学的理論、
もしくはデータがあるのでしょうか?
そういったものが載っている、
本やサイトをご存知なら教えてください。

駆け抜けた方が早いというのもスポーツの世界によくある、
根拠のない固定観念のような気がするのです。
じっさい検証してみないとわからない気が・・・。

自分はヘッドスライディングの方が早いと思っているのではなく、
どちらが早いか判断できないのです。
どちらか意見をお持ちの方は、
できるだけ科学的な根拠か論理的説明をつけて
あなたの意見を教えていただけませんか?

スポーツカテゴリーにすると、直観や感情論の意見があふれると思い、
科学カテゴリーにしました。


よく見かける、考え方は

スライディングをすると減速される
 ↓
駆け抜けた方が早い
というものですが
倒れこむことで、立って走るより自分の身長分距離が稼げますよね?
問題は自分の身長分走る速度と、走った勢いのまま倒れこむ速度の、
どちらが早いかということの気がします。
ここでは地面に接触したときに丁度ベースが来るタイミングで
スライディングをするとします。
つまり、地面の摩擦の影響はほぼない状態です。

皆さんの、できれば理系の方の意見をお聞かせください。

A 回答 (14件中1~10件)

まず理想的なヘッドスライディングでは地面に触れない、摩擦のない状態である必要があり、それであれば基本的に減速はありません。


またダイブするために必要な体勢移動も理想的であれば減速はないといえます。
よって
(1)理想のヘッドスライディング=減速0+倒れこむリーチ
と言えます。

逆に駆け抜けでは、ベースの踏み合わせによる減速がありますが、理想的な駆け抜けができた場合は、減速にはならず、加速と言えます
よって
(2)理想の駆け抜け=加速+α
と言えます。

(1)と(2)からどちらが速いかを理論的に比較するには
倒れこむリーチ vs 加速+α
となります。

結論
リーチや加速能力も個人差があり、結局は比較できない!

駆け抜けるほうが速いと言われる方は100%と言っていいほど絶対的な根拠を示してくれません。
かといってヘッドスライディングの方が速いとも私は思いません。
ようは個人能力で異なるとういことだけは断言できます。
    • good
    • 0

#12です。

データを追加します。
早稲田大学の卒業論文のようです。ヘッドスライディングが早いとの結果です。

理屈部分でちょっと気になりましたが、重心速度は空中に浮いてる時は遅くならないと思います。垂直方向成分と水平方向成分に分けると、水平方向は変わらないと思います。最後の1,2歩分だけ空中に居るなら変わらないような気がします。

参考URL:http://waseda-sport.jp/sotsuron/PDF/1K03B176-4.pdf
    • good
    • 0

結局は実測するしかありませんが、データは少ないですね。



子供野球チームの実験:うまい子供はヘッドの方が早い。
http://sidenkai.blog.ocn.ne.jp/issyoukenmei/2006 …
一部の子供の話だけなので信頼度はそこそこ。

同様な疑問を持つ人達の議論。理屈も少しあります。真偽は不明ですが。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question …
下の方に野球選手による測定結果では駆け抜けが早かったと書いてます。しかし彼らは1塁ベース用のヘッドスライディングを練習した上での測定なのか気になります。手を痛めやすい方法なので。

大阪のテレビ番組での実験ではヘッドの方が早かったと読み覚えがあります(Gooの過去のQ&A)が、そういう話だけです。
    • good
    • 0

結局は「実験するしかない」という結論になるとは思いますが、色々考えてみました。



・普通に走るときは重力に対抗する上向きの加速度と進むための横向きの加速度を発生させているが、スライディングをするときには上向きの加速度は要らないのでその分を横に回せる。よって重心の移動速度が上がるかもしれない。
・しかし人間の体の構造はどの向きにも同じように力を発生させられるようにはできていない。上向きの加速度が要らないからといってその分横向きの加速度が上げられるかは分からない。
・重心の移動の他に前に倒れこむためのモーメントも必要。
・重心を下げないと加速度を横向きにできないので重心が下がるまで待たなければならない。
・倒れこむと空気抵抗が増えるかもしれない。
    • good
    • 0

大変興味深く読ませていただきました。


私も駆け抜けた方が速いと考えていました。
理由は、スライディングは、ベース上で止まることを前提にしていると考えていたからです。
しかし、1塁と本塁は通り抜けてもよいわけですので、地面との摩擦による減速は一切考慮しなくてよいということですよね。

そうなると、人間は形が固定した物体ではありませんから、ベースタッチのタイミングの問題が当然出てくるものと思われます。
つまり、どちらが速いかは分からない、ということになります。

質問者が、理想的な状態でどちらが速いかを求めているのなら
物理学の専門家に計算してもらうしかないですね。
それにしても、その場合、身長や手足の長さは影響しないものでしょうか?
すみません、回答になっていません。
    • good
    • 0

1.陸上競技の規則では、《陸上競技はスタートの合図があってから(要はピストルが鳴ってから)「トルソー」が決勝線のスタート側の垂直線上に到達するまでの時間》で勝負が決まります。

足先がゴールラインを超えてもよいのです。写真判定もこのようにいたします。従って、ヘッドスライディングも当然有効です。

2.素人でも、テレビの録画を上手に処理すれば、ヘッドスライディングに取りかかってから、手が一塁ベースに触れるまでの時間も距離も計測出来ますね。つまりその間の平均速度が出せます。そして、スライディング動作に移る直前の速度と比較したらどうでしょう。たまたま撮影された選手が理想のサンプルかどうかは分かりませんが。残念ながら、私自身は録画装置を持っておりません。
    • good
    • 0

>陸上の加速段階は前傾姿勢で走るものだったと思います。



その通りなのですが、だからと言って20mも30mも前傾姿勢では走りません。
大体15m位です。(私の経験ではありますがそれ以上の距離を前傾姿勢で走ると失速してしまう)

ところで、根本的な話なのですがヘッドスライディングと走り抜けでどちらが速いか結論が出るものなのでしょうか。
差があっても数十センチ(0.1秒とかそれ以下でしょうか)だそうなので、普通に走ってもこの程度の差はつきますよね。
と言うことはヘッドスライディングが速い時と走り抜けの方が速い時とどちらもアリなのでは無いかと。
ここで「ヘッドスライディングに熟達した人がヘッドスライディングと走り抜けのタイムを計測した場合、どちらが速く到達する確率が高いか」とすべきなのでは無いかと考え始めています。
「理想的なヘッドスライディング」と云うのもかなり不確定要素ですから。(これは考慮するのに安定性は考慮しないのでは片手落ちだと思いますが。)
    • good
    • 0

陸上競技との違いは、ゴールラインの上空を「胸」が通過する瞬間(陸上競技)と、地上に置いてあるベースに体の一部が接触する(野球)違いがあるので、陸上のゴールシーンとの比較は無理があります。



また、ヘッドスライディングでは跳躍するための「ため」が必要になります。
これがロスとして助走の段階で速度の低下を起こしてしまうわけですが、走っている状態での「ため」の動作は微妙であり、本人にも速度の低下を認識するだけの動作ではありません。
試しにその場でジャンプしてみてください、足首だけでのジャンプではほとんど飛び上がることはできず、「ため」がどれほど大事なことなのか認識できるはずです。

「ため」に使う力を速度の向上に振り分けた方が実用的ではないかと思います。

また、ヘッドスライディングの動作を開始する地点も理想の場所があるはずです。
一定ではないバッティング動作から走行状態に入り、歩数を合わせることにもロスが発生すると考えられます。

これらを総合的に考えた場合、走り抜けた方が「安定的」に早く走り抜けられるのではないかと思います。

この回答への補足

回答ありがとうございます。

自分も陸上競技との比較は基本的には無意味だと思います。

>また、ヘッドスライディングでは跳躍するための「ため」が必要になります。
「ため」というのは、恐らく膝を曲げ前傾姿勢になるということでしょう。
私の調べたところによると、陸上競技において、30m地点までは加速段階とのことです。
ファーストまでの距離は23mなので、まだ加速段階です。
自分は陸上は専門外なので詳しい方のコメントをいただきたいのですが、
陸上の加速段階は前傾姿勢で走るものだったと思います。
そうであれば跳躍の「ため」にはそれ程ロスはないのではないでしょうか?

歩数を合わせることのロスは、駆け抜ける際もベースに歩数を合わせるので、
差し引き影響なしと考えていいと思います。

安定性については仰る通りだと思いますが(議論の余地はありますが)
ここでは、理想的なヘッドスライディングをした場合に、
駆け抜けるよりも早くなるのかを考えたいと思います。
よって安定性については今後、議論の対象外としたいと思います。

補足日時:2007/08/23 19:38
    • good
    • 0

http://www.tokyo-np.co.jp/tochu/article/column/e …
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%A9% …
http://www.tbs.co.jp/sports/comme/comme_posi_2k1 …

色々調べてみましたが、どうもどちらも正しいようです。
条件次第で走り抜けた方が速い人とヘッドスライディングした方が速い人がいると。
あるサイトの書き込みにテレビ番組で実際に計測したところ、ほんの僅か(コンマ数秒=数十センチ程度)だけ走り抜けた方が速い結果だったそうですが、この番組の結果自体が見つからないので何とも言えませんが。

つまり、上手い人がヘッドスライディングをすれば走り抜けるより速くなり、下手な人がすると遅くなると。

>ヘッドスライディングで計測されたのであれば、計測状況・結果などを
覚えている範囲で構わないので是非詳しく教えてください。

流石に十年も二十年も昔の話なので詳細は忘れてしまいましたが、僅かに走り抜けた方が速かった事は覚えています。
やり方としては25~30m程度の距離でスタートは短距離走で一般的なクラウチング(但しスターティングブロックは未使用)
数人で何度かやりましたが足からのスライディングもヘッドスライディングもどちらもコンマ何秒(すみません具体的な数字は思い出せません)か遅かったです。
しかし、これは私たちがヘッドスライディングをやり慣れていない=つまり下手くそがやったからということでしょう。

この回答への補足

更なる書き込み大変ありがとうございました。

リンクにも目を通しました。
3つ目のリンクの篠原一郎さんの見解は興味深いものでした。

そもそも自分がこの疑問をもったのも実は「ショットガンタッチ」がきっかけでした。

>内野手がダイビングキャッチをしたとき「今の打球を足で止められたか(足で止めることはありえないが)」
>と内野手に聞くと「グラブでなければ届かなかったはず」と答えると思う。
これについては、内野手はそれ程加速がついていない状態なので、
今回の件の例にはふさわしくないと思いました。

篠原一郎さんの
>どこかの球団か大学で実験してくれないか
という意見は大いに賛成です。

また、この内容で
>上手い人がヘッドスライディングをすれば走り抜けるより速くなり
という結論はまだ導けないと思います。
あくまで可能性があるということです。
やはり、どんなにうまくやっても走り抜けた方が早い可能性もあります。


また、大変昔の記憶を掘り出せせてすみません。
>コンマ何秒か遅かったです
コンマ何秒!かなり遅いですね。
やはり技術的に習熟していないと、かなり遅くなるんですね。

色々と参考になりました。ありがとうございます。
実験ができない以上、ここからは数字で詰めていくしかありませんね。

補足日時:2007/08/23 18:22
    • good
    • 0

走り抜けた方が早いです



しかし、野手のタッチを避けるにはヘッドスライディングの方が有利です。

この回答への補足

回答ありがとうございます。

しかし、一塁ですのでタッチは考慮していません。

補足日時:2007/08/23 16:38
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!