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No.2
- 回答日時:
生化学の教科書は御覧になっているとの事ですので,基礎的な事は省略いたします。
Ki 値(阻害定数)を求めるには,2通りの方法があります。
【Lineweaver-Burk プロット】
阻害剤が存在しない状態で,基質濃度を変えて反応速度を測定し,反応速度の逆数を基質濃度の逆数に対してプロットします(Lineweaver-Burk プロット)。
同様に阻害剤が存在する状態(複数の阻害剤濃度を使用するのがベター)で Lineweaver-Burk プロットを書きます。
上記のプロットを同じ紙に書いた場合の直線の交わり方から,阻害様式が求まります。
Lineweaver-Burk プロットの傾きを求め,阻害剤濃度に対してプロットすると直線になります。直線のx切片(x軸との交点)が -Ki になります。
【Dixon プロット】
反応速度の逆数を阻害剤濃度に対してプロットします(Dixon プロット)。直線になるはずです。
基質濃度を変えて測定を行ない,各データを同時にプロットすると1点で交わります。この点のx座標が -Ki 値です。
いかがですか。解り難いかと思いますので,参考 URL のページ(酵素反応速度論)の図なども御覧下さい。より詳しくは,酵素に関する実験書の類を御覧になる事です。
参考URL:http://biomol.gifu-u.ac.jp/~molbiochem1/practicu …
No.1
- 回答日時:
図書館で、大学レベルの生化学の教科書を読まれると、競争阻害(私は、拮抗阻害と教わった)など、阻害の形式について書いてあります。
それをお読みになれば、あとは数学の問題です。私の大学の生化学の時間に、Ki値をもとめるライン-ユーバーバーグのプロットを講義を聞きました。IC50を求めることができる設備がおありなら、授業も受けておられるのではと想うのですが。式を書いても、お役には立たないと想います。
企業の方なら、周囲には訊ねにくいかもしれません。そのときは、再度ご質問を。
この回答への補足
早速の回答ありがとうございます。実はその・・・企業に勤める者でして・・・まさに周囲は知っているものと思っているのです。生化学の教科書(みたいなもの)も斜め読みしたことはあるのですが、どうも机上の空論みたいなところがありまして、実際の実験結果からどのように導き出すかを知りたかったのです。また、そのためにどのような実験を組むべきかも。もう一度教科書を読んでみます。
補足日時:2002/08/08 05:52お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
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