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委託者が委託品を積送したときは
積送品/仕入

という仕訳になると思うのですが
これは委託者が持っている商品を受託者へ積送したから
商品(仕入)がなくなったから貸方が仕入になるということですよね?

それでわからないのが
受託者が積送品を第3者へ売り上げた時の仕訳が

積送売掛金 / 積送品売上
積送諸掛    積送品
仕入

この借方の仕入がなぜでてくるのかわかりません。

本を見ると「積送品売上に対する売上原価」と書いてあるのですが
その意味がわかりません。

よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

損益計算書では仕入勘定において売上原価を表示するため、売り上げた積送品に対する売上原価を積送品勘定から仕入勘定へ振り返る必要があります。


この振り替えの方法には売り上げるたびに積送品勘定から仕入勘定へ振り返る「そのつど法」と期末に決算整理仕訳として一括して積送品勘定からその残高を仕入勘定へ振り替え、期末積送品有り高を仕入勘定から積送品勘定へ振り戻し記入する「期末一括法」があります。
質問文にある仕訳は「そのつど法」です。
「そのつど法」の場合には売り上げのたびに仕入原価が振り返られるため「期末一括法」で行われる決算整理仕訳が不要となります。

例えば期首の商品が全くなく、さらに当期に仕入れた商品を全て積送した場合を考えればわかりやすくなると思います。
例えば当期に10000円分仕入れ、その全てを積送しました。
積送したうち7000円分が売れたので、その7000円分を積送品勘定から仕入勘定へと振り替える。結果仕入勘定は当期の売り上げ原価を示すこととなる。(そのつど法の場合)

ちなみに期末一括法の場合には積送した10000円全てをいったん仕入勘定へ振り替え、売れ残った積送品3000円を仕入勘定から積送品勘定へ振り返ることによって、仕入勘定では正しい売り上げ原価を積送品勘定では期末の積送品有高を示すことになります。
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この回答へのお礼

大変参考になりました。ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2007/11/19 22:05

こんにちは。



「仕入」は当期の費用として損益計算書に記載する項目ですので、「商品」と違い在庫を表すものではありません。

委託販売では手許商品と区別するために、いったん「積送品」として処理し、受託者が販売をした時にあらためて「仕入」として扱う処理方法を行います。
販売されたものは「仕入」、委託したものは「積送品」という区分けですね。
積送しただけでは売ったことになりませんのでこの段階では売上原価になりません。
受託者が販売すれば「積送品売上」として売上が計上されますので、売上原価として積送品を仕入に戻すということです。

他社に委託したものがあるという前提で記録として区別しているだけですので、決算時には「積送品」は「仕入」勘定に戻されます。
その後再度「積送品」勘定に振り戻すことによって積送品残高として貸借対照表に記載されるわけです。

「積送品勘定が表しているのは積送品の残高」と考えるとイメージがつきやすいかと思います。
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この回答へのお礼

大変参考になりました。ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2007/11/19 22:05

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