アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

3年ほど前から預蓄目的資産運用を始めましたが、現在 野村のマイスト-リ-、グロ-バルソブリン3ヶ月を1000万位とトヨタなど安定株1000万ほど持ってるのですが、これは基準価格は下落しているもの配当もそこそこなので預金と考えてるのですが、大和のインデックス225が-40万DAオフイス投資法人の株が-15万位ずつ購入額に対して評価額が下がっていますが・・他にもあるのですが基準価格はまだ購入時より高いのです。今後の運用方法をご教授いただきたいのですが宜しくお願いいたします。尚、余剰資金なので長期的に考えたいと思ってます。

A 回答 (1件)

長期投資のつもりなら以下の順番で投資方針を考え直すのが良いと思います。



1. 投資先の資産クラスの配分の仕方(アセットアロケーション)について考え直す。

長期投資の定跡は国内外の債券と株式への分散投資です。
国内外の債券と株式の割合をどうするかが最も重要な問題になります。
yoshi7さんの資産配分は日本株式にあまりにも偏り過ぎていると思いました。
国内債券(個人向け国債など)や海外株式には投資していないのでしょうか?

国内株式、海外株式、国内債券、海外債券に均等分散投資すると、
長期的には年間リターンの期待値は5%程度になり、
リスク(リターンの期待値からのずれ幅)は10%程度になります。
年間のリターンは-15%~25%のあいだに95%程度の確率で収まるはずです。

さらに、ハイリスク・ハイリターンを目指すならば株式の割合を債券より多くし、
リスクを下げたければ債券の割合(特に国内債券の割合)を増やします。
為替リスクよりも日本株式の不安定性の方が怖ければ海外株式の割合を増やします。

2. 各資産クラスごとに効率の良い投資先を選ぶ

たとえばグロソブは主に海外先進国債券に投資するための投資信託です。
(日本国債も数パーセント含まれていますが。)
しかし、グロソブは海外先進国債券クラスに属する投資信託の中では信託報酬が高く、
さらに3ヶ月決算型は分配金をたくさん出すので、
長期的にはものすごく効率の悪い投資先になっています。
長期的には分配金を一切出さないタイプの投信が優れています。
長期投資を計画しているなら、できるだけ分配金を出さない投信を選ぶべきでした。
さらにグロソブは数パーセントではありますが日本国債を含んでいます。
毎年信託報酬を1.3%強も払って、
金利が1.5%しかない日本国債10年に投資したいでしょうか?
3年前なら選択肢が少なかったので仕方がないのですが、
現在ではグロソブは買わない方が良い投資信託の代名詞になっております。
より効率が良いのはシティグループ世界国債インデックス(除く日本)に
連動するインデックスファンドです。リストが次のリンク先にあります。
http://www.fund-initiative.co.jp/

よくある投資の仕方は
国内債券→個人向け国債変動10年
海外先進国債券→シティグループ世界国債インデックス(除く日本)連動インデックスファンド
国内株式→TOPIX連動インデックスファンド(もしくはETFの1306)
海外先進国株式→MSCI KOKUSAI 連動インデックスファンド(もしくは対応する米国ETF)
という組み合わせです。

3. もっと詳しいことを知りたければ本を読んで勉強する

個人的におすすめできるのは次の2冊の本です。
投資信託を主な道具として長期分散投資をどのように行なえば良いかが
分かり易く説明されています。

http://www.amazon.co.jp/dp/4478000247
投資信託にだまされるな! 本当に正しい投信の使い方 (単行本)
竹川 美奈子 (著)

http://www.amazon.co.jp/dp/4478003238
投資信託にだまされるな! Q&A―投信の疑問・解決編 (単行本)
竹川 美奈子 (著)

付録. グロソブを3年前に1000万分買った人はどれだけ損をしているか

仮に3年まえにグロソブを販売手数料1.575%で1000万円出して購入したとします。
まず販売手数料の分の15万7500円が取られます。
http://www.morningstar.co.jp/webasp/yahoo/total_ …
を見るとグロソブのここ3年間のリターンは年率6.4%です。
シティグループ世界国債インデックス(除く日本)に連動するインデックスファンドの一例である
PRU海外債券マーケット・パフォーマーの3年間のリターンは
http://www.morningstar.co.jp/webasp/yahoo/total_ …
を見ると年率で7.4%であり、グロソブより1%も高いです。
おそらくグロソブの信託報酬が高いことと、
日本国債を含んでいることが祟っているのでしょう。
毎年10万円もリターンに差が出てしまいます。
グロソブを買った人は3年で45万円も損をしています。
実はさらに解約時にグロソブでは信託財産留保額0.5%を取られます。
PRUの側は0.1%なので差額は4万円程度になるでしょうか。
すべてを合わせると50万円程度も損をしていることになります。
インターネットを使えないような人であれば投資信託の購入先が
限られてしまうのでグロソブを選択せざるを得ない場合もありますが、
金額的な損が大きいのでできる限り避ける方が良いと思います。
同じように海外先進国の債券に投資していても、
投資手段によって効率には大きな差が出てしまいます。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご丁寧な回答有難う御座いました。

今まで、ネットの情報では理解できなかった事をわかりやすく解説
して戴いたようです。
まだ、完全には理解できてはないのですが 今後の方向性が見えた
感じがいたします。
今後、参考に見直しを図ろうと思います。

お礼日時:2008/01/11 17:46

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!