性格いい人が優勝

The pound also fell against the euro before the Bank of England was set to meet on interest rates later Thursday, with a Credit Suisse index showing 61 percent odds of a cut in the benchmark from 5.5 percent.

meet on interest ratesのmeetは動詞でしょうか、その場合なぜ前置詞 onを使うのでしょうか。

また61 percent odds of a cut in the benchmarkというところですがcutのここでの内容とbenchmarkのここでの役割がよく分からないです。

A 回答 (7件)

こんにちは。

直訳すると読みにくいのと、事前に語彙説明が必要な記事であるため、まず最初は一般の記事文として書きます。英文は補足説明的に読んでください。

the Bank of England は通称BOE(イングランド銀行)と呼ばれ、英国のいわば中央銀行で日本の日銀にあたります。
他の国と同じように、年に何度か政策金利を決定します。政策金利とは、いわば銀行とかがローンや利息の指標にする金利です。
この政策金利決定会議が、meeting on interest rates です。(固有名詞ではなく、こう書かれたら金利会合のことであると関係者はわかるのです。本当は金利以外にも経済を話し合うので、この部分の本当の意味は「金利に関しての話し合い」程度なのですが、通常通貨の話題のときには「政策金利決定会議」などと訳されます)

その記事では、次のように書かれています。
The pound also fell against the euro before the Bank of England was set to meet on interest rates later Thursday,
まず、一般的な経済ニュース的な訳を書くと
『英国ポンド"も"、イングランド銀行が木曜午後(遅く:日本時間で夜9時にたいてい発表)に金利決定会議を招集する前から、ユーロに対して下落した』
のように報道されます。
英文的には
「英国ポンドも、イングランド銀行が(銀行内において)金利に関しての会合を持つ(was set:会合を段取りされる)木曜午後より前から、ユーロに対して下落した」

次は、なぜ下落したか。つまりなぜ市場の投資参加者がなぜポンドを売ろうとする、つまり売ったほうがよいという気配を感じたか、ですが、
with a Credit Suisse index showing 61 percent odds of a cut in the benchmark from 5.5 percent.
Credit Suisse index は、クレディ・スイスの投資信託(ファンドとみいます。以下「投信」とします)が扱う、インデックス投信(指標を取引のベースにしたファンド)のことだと思います。a がついているので、いろんな投信(ファンド)のうちの1つに扱われています。しかし、クレディスイスという金融グループの判断は、他国の株式市場の格付けにも影響を与えるくらい大きいため、投資家はこれを1つの(ポンドなど通貨売買の)判断材料にしていました。

benchmark ですが、まず投信(ファンド)は「目論見書」というのがかならずあります。「何に対してどのように利益を上げます」のような情報公開書類です。その目論見書の中に各ファンドが運用の目標とするものがありますが、これをベンチマークと呼びます。つまり何を目安に、何%の運用を達成しようとしているかを公表するわけです(ベンチマークは1つとは限らない)。投信(ファンド)は、それを上回るように運用します。
(たとえば簡単な例だと、日経平均がベンチマークなら、日経平均が年間でかせぎだす%よりも運用している投信はそれ以上の%をたたき出さないと、投資家から批判をうける可能性があります)

odds オッズですが(ここからは何の話かたぶんお分かりにならないと思いますが)金融工学から生まれたデリバティブとよばれる派生商品があり、それらは相場を確率論で計算機にかけ、上にいっても下に行ってもある利益を上げられるような仕組みを作っています。それらは複雑なため計算機を使わないと、とレーダーも投資ができません。それが
odds of a cut in the benchmark : (投信の)ベンチマークにおける下落(期待値の割り込み、減少)の確率(オッズ)

つまり、投信の目指しているベンチマーク(目標)に対しての、落ち込みの可能性をあらわしています。

5.5 percent というのは、今週木曜の話であれば、政策金利会合で据え置かれた英国の(ポンドの)金利5.5%のことです。
そして、この英文の話がポンドの話+投信の話ということは、投信(ファンド)がポンドの金利(もしくはポンドを構成する金融商品らの合成金利)をベンチマーク(投資の目標)にしており、運用がうまくいっているなら、もしくは運用的にその投信にメリットがあるなら、ポンドを買うはずです。しかし、計算機は運用において、下落の様相を呈していたことを投資家が察知したため、ポンドは買われないな、と読まれ(「織り込んだ」というやつ)ポンドが売られユーロに対して下がってしまったことを、述べている文章なわけです。

もう一度英文と訳を並べると

The pound also fell against the euro before the Bank of England was set to meet on interest rates later Thursday,
『英国ポンドは、イングランド銀行が木曜遅くに金利決定会議を招集する前から、ユーロに対して下落した』
(なぜそうなったかというと)
with a Credit Suisse index showing 61 percent odds of a cut in the benchmark from 5.5 percent.
『クレディ・スイス・インデックスファンドが、5.5%(の運用目標)であったが、ベンチマーク(の指標類)において61%の(オッズ=確率で)割り込みを示したため』

この61%が、何をみて61%といったのかは、そのファンドの状況がみえないとなんともいえません。ただ、人が想像で「70%の確率で」というのと違い、1%単位まで表示した画面(トレーディングの画面)がそこにあったわけです。

下記記事では、88%を示しています。

(このへんの金融工学の話は、デリバティブの取引に関心がでるまではわからなくても大丈夫です)
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この回答へのお礼

深いんですね。。。。
たった一行の中にこれだけの背景があるのではなかなか文だけ読んでいても分からないわけです。
おかげさまで理解できました。
ありがとうございます。



ここ1週間ぐらい株ばかりですが、毎日チャートと記事を見ないと株は分からない(株がとても弱い)ためで、質問も多くなってしまいたいへんですが、もう少し見てみたいと思うのでよろしければできる範囲でご回答いただけるとありがたいです。
おかげさまでここ4日ぐらいでずいぶん読めるようになりました。
>金融工学
余裕があったらとは思います。

お礼日時:2008/01/12 15:31

オフトピックなので短くいきますが、Bloombergやロイターはもともと金融情報会社です。


そして、実はいちいち彼らは記事を手で全部は書いていません。
刻々と移りかわる値段をトレード画面に出すために、すでにできあがった文言を組み合わせ、新しい部分だけタイプしています。

そしてそのような外電(外国でのニュース)は、日本の提携している新聞社などにはいったとき、いちいち手で翻訳していません。
独自の辞書データベースにあわせて、機械がおおまかに自動翻訳しているといわれています。
(もちろん日本語で記事をだすとき、日本人の目でチェックがはいっているとおもいます)

以前、単語がおかしくみえるといったのは、オンラインのこういった記事は、もとの単語の表現はそのパターン上ほぼ変わることがなく、ハイフンのあるなしやタイプのミスが(機械で発信されたニュースにはほぼ)起こりえないため、へんだな、手で入力したのかな?とおもったわけです。
どうも事実は、JapanTimesが金融部門がないせいか手で記事を起こしている。ということなののかもしれませんね。

carry tradeも、ある手法というか取引方法です。カタカナでいいので「キャリートレード」で、為替のカテゴリで聞いてみてください。
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この回答へのお礼

>ハイフンのあるなしやタイプのミスが(機械で発信されたニュースにはほぼ)起こりえない

そうなんですね。
自動翻訳というと、web上の自動翻訳を思い出してしまい、役立たずと思ってしまいますが、そうでもないのですね。

carry tradeはスワップポイントとかレバレッジ効果とかがからんでくると混乱しますが、記事ではそこまで深く問われていないような気がしましたが、webで調べてはみました。

ありがとうございました。

お礼日時:2008/01/12 22:50

リンクつけわすれました。


http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=20601083& …


※回答追加とどいたみたいですね。
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この回答へのお礼

>回答追加とどいたみたいですね。

ありがとうございました。昨日確認しております。

このbloombergのサイトは私も既にこの質問した記事を見つけに行ってみたのですが、見やすくて、日本の記事も検索しやすいようで気に入りました。

ただ、どういうわけかまたしてもこの質問の記事yen rises as stck decline cuts carry trades(bloomberg)の元記事をbroombergのサイトで見つけることができませんでしたが。

ところで、このサイトで
Jan. 11 (Bloomberg) -- The yen fell against all 16 of the most-active currencies after the Federal Reserve said it would act to ease tightness in credit markets, giving investors confidence to buy higher-yielding investments funded in Japan.
Jan. 11 (Bloomberg) -- The yen rose against all 16 most- active currencies as signs credit-market losses are worsening prompted investors to pare carry trades, where they use funds from Japan to buy higher-yielding assets.
ということで全く違う動きが1日の中にあるようですが、最終的にはyen riseということかと思いますが、だとするとwebだと読む記事を選ぶのがたいへんではないですか?
またご回答の機会でもあればご教授ください。
(carry tradeについては記事の中の流れをつかむぐらいの知識は持ちましたが、あまりにも専門的になりそうなので質問は控えております)
ありがとうございました。

お礼日時:2008/01/12 16:09

is set to V で未来の確定していることを表現します。


Bush is set to visit Japan Wednesday.
ここでは Before the bank was set to make a dicision と同じ意味で、中央銀行が金利に関する決定を下す前に、となります。一見 was set to ではなく made a dicision でよいのではと思われますが、was set to meet on というのはこの時点から見た未来であって、現時点でも meet on されていかもしれません。
つまり、
中央銀行が金利に関する決定をする前からポンドはユーロに対して下がっていた。
(この時点で中央銀行の決定がなされているかはこの文では不明)
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この回答へのお礼

>中央銀行が金利に関する決定をする前からポンドはユーロに対して下がっていた。

そのとおりのようですね。
なかなか深い文でした。

ありがとうございます。

お礼日時:2008/01/12 15:35

meetは名詞でもあります。

辞典で名詞あるはずですし、to があるからといって不定詞の動詞とは限らず前置詞用法もあります。日本の方は、
よく混同されるようです。でもそうとったからといって意味にあまり差異は無いです。

61 percent odds of a cut in the benchmark from .
専門的です。金融分野では benchmark はパフォーマンス上の評価です。つまり 現在の利率5.5 percentに対して/から
評価的には、cut /下げるべきという見解・見込みは、61パーセント。。。。という意味になります。
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この回答へのお礼

meetは名詞でもあります。
私も最初そう思いました。
というのは名詞のほうがonという前置詞と相性がよいような気がしたからです。
benchmark はパフォーマンス上の評価、評価的には
このbenchmarkが曲者ですね。
ご回答を参照し自分でももう一歩注意深くなろうと思います。
おかげさまで前に進むことができます。

お礼日時:2008/01/12 15:00

meet (vi) = 会議を開く


on = ~に関して
benchmark (interest rate) = 基準金利
odds = 確率 = 61%の確率
a cut = 下げること

これで分かると思います。参考にしてください。
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この回答へのお礼

on = ~に関して
aboutみたいな感じですかね。自分もそうかなと思っていたので少し自信がつきました。

benchmark (interest rate) = 基準金利
こいつが曲者ですね。
いつも悩まされます。
しかし相当理解が進みました。
ありがとうございます。

お礼日時:2008/01/12 14:54

meet on interest rates 「金利に関して決定を下す。


つまり meet on 「集まって決定を下す」

61 percent odds of a cut in the benchmark
は benchmark rate か何かじゃないですか?いずれにしても「基準」という意味で、
ベンチマーク(率)を5.5パーセントから切り下げる可能性
というところでしょうか。
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この回答へのお礼

度々のしかも早速のご回答たいへん感謝しております。
このbenchmarkってのはかなり曲者ですね。
ここ4日ぐらい株ばっかりですがお付き合いくださりありがとうございます。
株は1週間ぐらい毎日見ないと概略さえ見えないのでここのところやっていましたが、おかげさまでかなり読めるようになりました。

お礼日時:2008/01/12 14:50

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