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名こそ惜しめとは、どのような意味があるのでしょうか?
武士の言葉のようですが・・・

A 回答 (4件)

「名こそ惜しめ」の上には、「命を惜しむな」が付きます。



合戦の最中、敵の猛攻に遭い、崩れそうになった部隊に、指揮官が叫びます。
「ひるまずにかかれ! ここで命を惜しんで逃げた者は 後世のもの笑いぞ! 死ぬるとわかっても飛び込んだ者は名を残す! かかれええ!かかるのじゃあぁぁぁ・・・!」
・・・てな感じでしょう。

わかりますでしょうか?
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源義経の、「弓流し」と呼ばれる有名な逸話があります。



波に流されていった自分の弓を、わざわざ拾いに、汀に馬を進めて取り返してきた義経を、家来がたしなめます。
「源氏の御大将ともあろうあなたが、危険を冒して弓など拾いに行ってどうするのか。平氏の攻撃の的になってしまうではないか」
そこで義経が答えます。
「私は見てのとおりの小男で、弓も普通より小さいものを使っている。私の弓を敵に拾われて、これが源氏の総大将の弓か、と笑われては、私のみならず源氏の名折れだ。私は、弓も命も惜しくはない、ただ武士としての名誉を惜しんで、弓を拾いに行ったのだ」

「名」を惜しむ、というときの「名」には、後世まで語り継がれるその人物の「名前」という意味と同時に、「名誉」という意味も併せ持っているようです。

「弓流し」のような逸話は、戦前の尋常小学校やなんかでは修身の時間に教わったでしょうし、おとぎ話として語り伝える老人や大人がそこら中にいて、耳にたこが出来るくらい聞かされたのでしょうが、今や、学校教育ではこのようなお説教はご法度のようにされる傾向がありますし(思想教育になるから)、地域社会の中にも、老人が子供におとぎ話を語って聞かせるというようなシチュエーションは、なかなか見られません。
いい大人になった人に、噛んで含めるように話すことでもありませんしね。

ですから、こうした価値観を若い世代に伝える機会やそのための機構が抜け落ちている社会の中で、かつては常識といわれた逸話を全然聞いたこともなかったり(加藤清正虎退治、とかね)、こうした日本の古き良き価値観に触れる機会もなく成長してしまった若い人が多いのは、無理もないことで、少なくとも若者自身の責任ではありませんよね^^
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
きっと、深い意味があるんだろうなと思っていました。
よく分かりました。

お礼日時:2008/01/19 18:18

このような言葉を説明しないとわからない世の中になってしまったのでしょうか。



ついこの間まで、「名こそ惜しけれ」は日本人の美学でした。別に武士に限ったことではありません。
人は一代、名は末代です。
つまり、人の肉体は一代で滅びてしまいますが、その名は善しにつけ悪しきにつけく後世まで残ります。 だから命を惜しんで後々まで後ろ指をさされるような恥ずかしいことをするなというのが「命惜しむな、名を惜しめ」という言葉になるわけです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
私自身が勉強不足のため、知らなかった言葉だと思います。

お礼日時:2008/01/19 18:24

死ぬときは、その名が残るような潔い死に方をしなさい。



というような意味だと。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2008/01/19 18:25

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