電子書籍の厳選無料作品が豊富!

しずかさや 岩にしみ入る 蝉の声 という俳句に関して質問です。
この俳句の「しみ入る」は活用形では何形になるのでしょうか?終止形ではないのでしょうか。
この場合、「や」は切れ字と考えていいのですか?
教えて下さい。お願いします。

A 回答 (2件)

>この俳句の「しみ入る」は活用形では何形になるのでしょうか?終止形ではないのでしょうか。


この場合、「や」は切れ字と考えていいのですか?

「しみ入る」は自動詞マ行四段の「しむ(染む・侵む)」の連用形「しみ」と、自動詞ラ行四段の「入る」の複合語です。この場合活用は後の「入る」の活用になります。つまり、自動詞ラ行四段の活用になります。
「しみ入る」は「蝉」という名詞(体言)に連なっていますので、連体形では。
「や」は切れ字で、俳句の切れ目と感動の中心を表しています。蛇足ですが初句切れになると思います。

以上参考までに。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

詳しい解説と迅速な対応ありがとうございます。
とても参考になりました。

お礼日時:2008/01/25 12:58

「しみ入る」は、連体形です。


1番の方が仰っていることが、ほぼ正解です。
ただし、「しみ入る」が掛かっているのは「蝉」という体言ではなく、「声」という体言のほうです。
(岩にしみ入っているのは「声」!「蝉」がしみ入ったらたいへんです!)
修飾語というのは、必ずしも「直後」の語句に掛かるとは限りません。
文の成分を理解するときは、文の形だけでなく、意味も良く吟味しなければなりません。
以上、補足まで。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

連体形なんですね。
修飾語についての解説ありがとうございます。
とても参考になりました。

お礼日時:2008/01/25 13:02

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!