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お世話になっています。
wikiと経済学の色々な辞書で調べた結果
消費決定仮説(絶対所得仮説・相対所得仮説・恒常所得仮説)
の3つの違いについてまとめました。

最終的には、wikiの文章が私には1番分かりやすく
数式で表しているもの、説明が簡潔なものなど色々あり
若干混乱しました。
自分なりに、大まかな3つの違いをとらえたのですが以下でよろしいでしょうか?正直、もう少し深く・分かりやすいものがあれば・・と思っていて、とても不安です。
凄くざっくばらんとなってしまいましたが

絶対所得仮説 消費を決める要因は、現在の所得ということ

相対所得仮説 消費を決める要因は、過去の消費水準で・・過去の生活レベルに依存する考え方

恒常所得仮説 消費の要因は、現在の所得よりも予期される長期の所得に依存する

結局、このような点が違うというか個々の説明になってしまいました。
自分が理解している部分を書いたので、足りない点が多々あると思います。ですので、この文章でいいか添削よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

とりあえず簡単に。



絶対所得仮説:
消費額は所得額の(絶対値の)関数として表すことが出来る、という仮説で、最も有名なのはケインズ型消費関数の
C = c0 + c1 Yd
ただし、C は消費、c0 は基礎消費、c1 は限界消費性向、Yd は可処分所得。
なので、質問文で概ね正しいと思います。


相対所得仮説:
消費額は、所得の絶対額ではなく、他(過去または他人)との相対的なものによって決まる、という仮説です。例えば自分の過去との相対的なものによって決まるとすれば、過去の平均消費を C'、過去の平均所得を Y' として
C-C' = a (Y - Y')
などと定式化されます。
注意すべきは、過去との比較の文脈でいえば、この仮説は消費水準ではなく消費水準の変化を説明する仮説であるということです。


恒常所得仮説:
消費額は、将来に渡っての所得の現在割引価値によって決まる、という仮説であり、多くはライフサイクル仮説と同時に用いられます。ライフサイクル仮説とは、簡単にいえば、一生の間で所得は変動するけれども、トータルで見ると死ぬまでに全部使い尽くす、という仮説です。
注意すべきは、現在から将来までの所得の現在割引価値の合計を元に、現在から将来に渡っての消費計画(いつ頃にどれだけ使う)を決定する、というのがこの仮説の主張です。なので、他の2仮説が現時点だけを対象にしているのと異なり、恒常所得仮説はある程度の期間の消費計画を考えていることになります。
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この回答へのお礼

早々のご回答有難うございます。
案の定、相対所得仮説と恒常所得仮説の自分の理解が浅いと感じました(><)
特に相対所得仮説は、数式がずらずらと書かれていて結局どういうことなんだろう?と昨日も思っていたので、数式1つに、文章を主としたご説明、とても理想的で分かりやすかったです。恒常所得仮説も、辞書に書かれている説明より2000倍分かりやすく、この文章をを印刷しこれからもう1度勉強し直します。
お忙しい中、丁寧にご説明頂き有難うございました。また機会がありましたら、よろしくお願い致します。

お礼日時:2008/02/07 09:53

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