新規の仕事を受けるか迷っています。

フリーの学生（あと少しの間ですが）駆け出しイラストレーターです。
お仕事の件でアドバイスを頂戴したく、質問させて頂きます。

現在知り合いの所のイラストのみを手がけております。
きちんとした企業様で、報酬もフリーの私に対し、
通常外注先に出す値段と変わらない料金でお支払い下さっているようです。

アドバイスを頂きたいのは、学校から紹介され、新規でお声がかかっている小さなデザイン会社様。
新分野のイラストのお仕事の話を頂いているのですが、
フリーであるというところでまず足元を見ているのか…料金の提示もクライアント先も教えてもらえず、とにかく「描けば実績になる」の一点張り。
本当に料金を支払ってくれるのかも心配です。
社長様の人間性にも実は不安があります。（どちらかというと、ここがネック）

今後の仕事の分野を広げたい気持ちはありますが、このような会社とお仕事を進めることをどう思いますか？

また、問題があったとしても、学校は相談には乗ってくれないと思います…。

No.6 回答者： sicco 回答日時： 2008/03/15 13:21

足元を見られてあたりまえです。

あなたは駆け出しなんだから。
依頼主は、タダ同然で使おうと思いますよ。
でも、それが普通と考えるべきです。
つまり、金のことなんかうじうじ気にするなってこと。

以前、ＣＭキャンペーンである大御所のイラストを一点使用しましたが、契約料だけでたしか年間700万だったかな。
５年以上使ったから、そのイラストレーターはイラスト一点で約４千万稼いだことになります。
いやしくもイラストレーターで食っていくなら、そのぐらいのポジションを目指すべきだと思うけど、違うだろうか。

そのために大事なことは、言われるがままに何でも描きまっせ、という、御用イラストレーターに成り下がらないこと。
自分をどう保つか、に最大限の力を注ぐこと。
そのデザイン会社の報酬が１０万なのか、２０万なのか、１万なのかわからないけども、いまからそんなことを気にしているようじゃ、あなたのお先は暗い。
いまは、自分の描きたいイラストでやらせてくれるなら無料でもいい、そのぐらいの気持ちで仕事に臨まないと。

あなたの仕事が、何かの雑誌で紹介されるとか、年鑑に載るとかして、誰か有力なＡＤが「このイラスト、いいな」と思った時に初めて、あなたの未来は開けていくんです。
少しでもそのチャンスを作っていくように動くべき。
僕はそのようにアドバイスします。

No.5 回答者： ddg67 回答日時： 2008/03/15 03:24

　問題があれば学校が相談に乗ってくれますよ、学校の紹介ですから

ただ金の解決ができないだけ(゜O゜)☆＼(^^;) バキ!　相談だけですから(^_^;

　世の中ほとんと色々な所があります、労してもお金が成り立たない所もあります、そーいう事もあるというのも、ある程度先に知っておいたほうがいいでしょう、余裕のある今のうちに(^_^;　

　そーすると次から、この手の仕事はヤバイんちゃうかなー？と経験になります。

　ま、学校通しているので余り無茶な事は無いと思いますけどね（最低限学校でちゃんと管理してて、相場以下の仕事は生徒に斡旋しないというのがありますので）

イラスト屋さんは数こなしてなんぼの世界ですから世界を広げる為にも今のうちに経験しとくのは良い機会ですよ(^_^)v

No.4 回答者： kkattouu 回答日時： 2008/03/14 22:02

はじめまして。

ワタクシも基本的には＃２様と同様
ご質問者様ご自身で判断すべきことだと思いますが
ご自身の判断の参考にしていただきたく
ワタクシがご質問者の立場なら、ということで回答させていただきます。

ワタクシならば、今回の仕事の依頼はお断りします。
理由は、質問文を拝見している限りでは
そのデザイン会社から与えられる仕事の情報が少なすぎる、という点です。

ご質問者様は学生とはいえ、プロのイラストレーターですので
もうお分かりかと思いますが、
仕事、特にイラストや造形物のような感性に関わってくる仕事の場合、
クライアントとクリエーターとの完成品に対する意識のすり合わせは不可欠であり、
その為の、両者の直接の打ち合わせは絶対に必要です。
それが無いことにより、何度も修正の指示が入り時間のみを浪費してしまうことになりかねません。

今回のデザイン会社は、そのような打ち合わせの場をキチンと設けてくれるのでしょうか？
クライアント先も教えてくれないようなところが、そことの打ち合わせを設けてくれるとは思えませんので
そのような危険な仕事はお断りいたします。


ただ、ここまで書いておいて何ですが、例外として引き受ける場合があります。
それは今回の仕事が、
イラストレーターとしてとても興味のある内容で
現在の自分の立場では、そのデザイン事務所を通してしか絶対に回ってこない仕事である、という場合です。

「どんなに条件が悪くてもこの仕事は絶対にやってみたい」

↑クリエーターであるならば、上記のように思う仕事に出会うこともあると思います。
今回のデザイン会社からの仕事がそう思えるものであるならば
例外的に引き受けるのもあり、だと思います。
もちろん、これはご質問者様が“イラストレーターという仕事をどう考えるか”によります。


如何でしょうか？

この回答へのお礼

はじめまして、ご回答ありがとうございます。

＞クライアントとクリエーターとの完成品に対する意識のすり合わせは不可欠であり、その為の、両者の直接の打ち合わせは絶対に必要です。

本当にその通りだと思います。
現在お仕事をさせて頂いている企業様とは、最初の段階で責任者の方としっかり打ち合わせをさせて頂いた結果、修正はごく単純なもので済みました。
その段取りのよさが私の中で基準になってしまい、たまたま運がいい方だったのかと思いましたが、それは錯覚ではないのですね。

＞今回のデザイン会社は、そのような打ち合わせの場をキチンと設けてくれるのでしょうか？

この部分も、条件を伺った際けむに巻かれてしまいました。

＞それは今回の仕事が、イラストレーターとしてとても興味のある内容で現在の自分の立場では、そのデザイン事務所を通してしか絶対に回ってこない仕事である、という場合です。

そのデザイン会社でなければ、と言う事はないと思います。
今回の件は、その「分野自体」には興味があり、今後その業界に売り込みを掛けたと想定して、ひょっとしたら展開が期待出来るのではないか…？という期待があったからこそ、悩んだ次第です。

…だんだん頭の中がクリアになってきました。
学校経由で紹介された会社と言う事だけで、信用性があると思い込み、そのギャップに振り回されていたかもしれません。学校は内情まで把握している訳ありませんよね。
先方は学生を安く使う事ができる。（現在持っている仕事は本当に個人でとった仕事なので、学校も先方も私に実績がある事を把握していなかったはずです。）
しかし、先方の対応やご指摘にもあります「与えられる仕事の情報が少なすぎる」事は、”当たり前のこと”ではない。

私なりの判断材料が揃ってきました。
もう一度、この案件に対する姿勢を先方に伝え、詳細を確認しようと思います。真摯に受け止めて頂けるかどうか、そこで、最終的なお返事をさせて頂こうと思います。
こちらにご相談するまで感覚的に不安が募るばかりでしたが、今回頂いた回答に対し考えを言語化することで、自分なりに納得の行く判断が出来るのではないかと前向きな気持ちになりました！
本当にありがとうございました！

お礼日時：2008/03/15 01:13

No.3 回答者： ulmo 回答日時： 2008/03/14 19:19

引き受けて、いろいろな意味で経験を積まれるのも良いと思います。

仕事そのもの以外の事もいろいろ。
社会人一年目からいきなりキツいのはアレかもしれませんが。

私自身の経験からすると、直感というのはおおむね当たります。
「マズそうだな」と最初で感じた場合、
終わってみて「やっぱりな」という事は多々あります（笑）。

この回答へのお礼

回答ありがとうございます！
私は今回、まさに自分の直感が試されている状態なのでしょうか。
「仕事そのもの」はもちろんですが、
今回の話を受けるとしたら、「いろいろ」の部分に自分がどこまで踏ん張れるのか、挑戦する・・・というスタンスで望むのがいいのかもしれません。

今回、こちらでご相談させて頂いた事で、いろいろな角度から考える事が出来ました。
時期的にも（今後の事など）不安もありましたが、気持ちに整理がついて来たと思います。
お気遣いありがとうございます！

『苦労は買ってでもしろ』ということわざを思い出したのですが、
この案件に限らず、『買った甲斐』がある苦労になる様頑張ります。

お礼日時：2008/03/14 22:29

No.2 回答者： precog 回答日時： 2008/03/14 16:02

ビジネスとして話をするときに、最後には報酬の話になるのは当然のことですので、それなしに最終的に受けるようなことはすべきではないと思います。

しかし、営業としては乗り気であるところをまず見せておいて、仕事の話を詳細に聞いて相手も乗ってきたら見積もりを出すのがテクニックです。それが出来ないならどこからも受託仕事は請けられないと思います。

>フリーであるというところでまず足元を見ているのか…料金の提示もクライアント先も教えてもらえず、とにかく「描けば実績になる」の一点張り。

仕事先よりまず仕事の内容と権利などの条件の確認が先ではないでしょうか。会社には守秘義務もありますので、仕事の話が来ていること自体、微妙という可能性もあります。あなたは自立していて相手の社長さんはあなたの上司ではないんですよね? そういう繊細な取引も出来なければならないと思いますけど。

>本当に料金を支払ってくれるのかも心配です。

であれば信用調査するなり、きちんと調べるべきです。疑いの気持ちを持ったまま相手に接するべきではありません。それは相手に伝わってしまい、相手はますます疑わしい人に見える態度を取るようになり、不毛です。

>社長様の人間性にも実は不安があります。（どちらかというと、ここがネック）

直感的に信用できない人なら、信用取引は避けるべきです。

>今後の仕事の分野を広げたい気持ちはありますが、このような会社とお仕事を進めることをどう思いますか？

手順に従って、客観的にステップ、ステップで判断していくしかありません。どんな仕事でも同じです。(与えられた条件で与えられた仕事をこなせばいいバイトと違う点です)

最終的には総合的にあなたが自分のおかれた状況を鑑みて判断すべきことです。自分で判断しないことにはいつまでたっても必要な能力は育ちませんので。

この回答へのお礼

丁寧なアドバイス、ありがとうございます！

＞営業としては乗り気であるところをまず見せておいて、仕事の話を詳細に聞いて相手も乗ってきたら見積もりを出すのがテクニックです。
非常に参考になります！個人でやっていくという事は、こういうテクニックが必要ですよね！

＞仕事の話が来ていること自体、微妙という可能性もあります。
全くその通りで、私が社長さんに不信感を持つのがこの点なのです。
全く私とは関係ない案件でしたが、目の前で社長さんが電話で話しているのを聞いていた所、疑わしい事（本当は公募の情報を引っ張ってきているだけ）を話していましたので、尻込みしてしまって。
これも企業の駆け引きということなのでしょうか。
また、電話の内容も「聞かれても理解出来ない」と思われていたのでしょうか。

＞仕事先よりまず仕事の内容と権利などの条件の確認が先ではないでしょうか。
そうですね、こだわるポイントがずれていました。きちんと内容を納得出来るまで聴いてみます。権利については全くわからないので、頑張って勉強します。


＞であれば信用調査するなり、きちんと調べるべきです。疑いの気持ちを持ったまま相手に接するべきではありません。それは相手に伝わってしまい、相手はますます疑わしい人に見える態度を取るようになり、不毛です。
ハッとしました・・・！
これは仕事だけに限った事ではないですよね・・・！ものすごく大事な事に気がつきました。
このお言葉は絶対忘れない様にします。

今回いただいた回答を自分なりに分析してみて、私が一番気にしているのは「先方と信頼関係が結べるかどうか」であると気がつきました。
上記の電話の件以外で言うと、現在お仕事をさせていただいている企業さんもHPに主要取引先として名前があがっておりましたので、社長さんにどなたかご存知か伺ったところ、どなたも知らない・・・という返事からも不信感が募っていたのです。（下請けの下請けと言う事ならあり得るのでしょうがその場合、”主要取引先”という表現は的確なのか・・・？とか。）

もう１度きちんと話し合い、いいお付き合いが出来るか、それとも実績とは言えないまでも、作品の幅を広げるだけでもよしとするか・・・腹が括れるか自問自答してみます。
客観性を養う事もこれから重要になってくるのですね。
視界がクリアになりました！
ありがとうございました！

お礼日時：2008/03/14 21:08

No.1 回答者： kokuramon 回答日時： 2008/03/14 15:59

時間的な余裕があって、満足いく仕事をやり遂げられる自信があれば、是非、引き受けて経験を積む事です。

引き受けたは良いが、最後に完成できないで人に尻拭いなどの迷惑をかけるようなら止めときなさい。
仕事は責任感と自負を持って取り組むものだと思います。自信がないなら「今は仕事が手一杯で、新たな依頼は受けられません」と断りましょう。
それでも強引なら、「自分は責任が取れる範囲でしか仕事ができない」と胸を張っても良いのではないでしょうか。

この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます！
経験を積むという事を、前向きに捕らえることをしていなかったと気づかされました。


＞引き受けたは良いが、最後に完成できないで人に尻拭いなどの迷惑をかけるようなら止めときなさい。
はい！小さなことですが、私自身余裕のない時にやられたことがありますので、これだけはやってはいけないと肝に銘じています。


＞仕事は責任感と自負を持って取り組むものだと思います。
どのお仕事でもきっとそうですよね。
今回の件は責任を持ってやり遂げることができるか、また、仕事に対するプライドの持ち方とはどういうことなのか、改めて考えてみます。

お礼日時：2008/03/14 17:05