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ライターの火を見ていてふと思ったのですが、炎はどうして青色とオレンジ(?)色の二色に分れているのですか?
あと、青色の部分よりオレンジ色の部分の方が高温なのはなぜですか?

A 回答 (3件)

青い部分は酸素が豊富、赤い部分はガス(ライターの


場合はブタンガス)が多めの部分です。
酸素が多くて完全燃焼していると、炭素と酸素が
結合して二酸化炭素になる過程で、エネルギーを
多くもった欠片(=ラジカル)が出てきます。
これが二酸化炭素になる時に、青い光を出します。

一方、酸素が足りないと酸素と結合できないまま
ラジカルになるブタンガスが出てきます。
これが赤い光を出すために、色が違ってきます。
その証拠に、ライターの炎にゆっくりと息を
吹きかけると酸素が供給されるため、
赤い部分が小さくなって、青い部分が多くなります。

なお、よく誤解があるのですが
(というか私もかつて誤解してましたが(^^;)
鉄や石を熱した場合には
温度が高くなるに従って赤→白→青 と変化しますが、
炎の場合温度と色は必ずしも関係ないようです。
ガスの場合完全燃焼さえすれば、温度に関係なく
青い光を発します。

ということでした。ご参考になれば。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
なるほど!酸素が関係しているのですね!そういえば学校で習った気がします。

>炎の場合温度と色は必ずしも関係ないようです。
そうだったんですか!誤解していました。

まだ少し疑問があるのですが、よろしければ教えていただけないでしょうか。

酸素含有量が一定の空気中でも、完全燃焼する部分と不完全燃焼になる部分ができるのですか?
同じ条件下で酸素不足になる(ブタンガスが出る)ということは、もしかして、ライターの火が付く根元(説明が下手でごめんなさい…)に多くの酸素を取られるからですか?だとしたら、それはどうして???

質問の嵐ですみません!

お礼日時:2002/11/10 23:53

先にお断りしときますが、ここから先は推測なんで(^^;


鵜呑みにしないでくださいね。

ライターの構造を見ると、ガス噴出口の周りに
金属カバーがあって、隙間が空けてありますよね。
ガスが噴出するとその影響で周囲が減圧されて、
隙間から空気が吸い込まれて、ガスと酸素を
混合しているのではないかと。
だから酸素は炎の外ではなく、根元から来ていると
思うんです。
で、ガスが燃えるに従って酸素が消費されるために、
根元は青、先っぽが赤になるんじゃないかな…と。

「かな」ばっかりで申し訳ないです。
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この回答へのお礼

お返事が遅くなってすみません。

>ライターの構造を見ると、ガス噴出口の周りに 金属カバーがあって、隙間が空けてありますよね。
はい!わたしもこの穴は気になっていました。そこにどんな意味があるのかな…と。
やっぱり関係あるのでしょう!

peroximonさんの推測はかなり信憑性があるのではないでしょうか?
わたしはなるほどなるほどと思ってしまいました。

アドバイスどうもありがとうございました!

お礼日時:2002/11/14 11:25

青い部分は、還元炎、赤い部分は酸化炎だったと思います


酸化炎の方が、発熱量が大きいためだと思いましたけどね
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この回答へのお礼

還元炎と酸化炎かぁ。ちょっと調べてみます。
回答ありがとうございました!

お礼日時:2002/11/10 23:56

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