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 簡易裁判所に敷金返還の支払督促を出しましたが相手方から異議が申し立てられ地裁にまわされました。地裁から訴状にかわる準備書面を2週間以内に提出して欲しいと連絡がありました。私は素人で訴状にかわる準備書面の意味が良く分かりません。訴状、準備書面は何度か作成したことがあります。どのような内容を書くものなのか分かりやすく教えていただけないでしょうか?お待ちしています。相手の異議の内容は敷金から一部原状回復の費用を差し引きたいのと、100回の分割で返金したいという趣旨のものでした。よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

細かいことは省きますが、訴状と考えて書面を作成されればよいと思います。


当事者、請求の趣旨、請求の原因・・・等。

原告が一番最初に提出する準備書面のことを、訴状といい、
被告が一番最初に提出する準備書面のことを、答弁書という
、と捉えてみると分かりやすいと思います。

簡易裁判所への支払督促申立て

異議申立て

地裁への通常訴訟へ

原告は、初めに支払督促申立書を提出しているので、
通常訴訟となり、次に提出する書面は2通目ですので、
「訴状」とは言えず、準備書面になります。
一方、地裁に提出する書面としては1通目であり、
かつ、記載内容も訴状と同程度のものとなるため、
「訴状に代わる準備書面」となります。

なお、訴状に代わる準備書面の提出に必要な印紙代については、
支払督促で収めた印紙代が控除されます。
通常、支払督促申立時と同金額の印紙を収めることになります。
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この回答へのお礼

petra-jorさん ありがとうございます。よく理解できました。
助かりました。

お礼日時:2008/07/25 09:38

ANo.1氏の説明が適切ですが、準備書面が何かを聞いている方にはちょっと難易度が


高い解説に感じますので、補足します。
非常に簡単に言えば準備書面とはあなたの主張文です。
提出する書面には呼び名と順序があります。
通常の裁判の場合次のようになります。

(1)訴状←原告が出します
(2)答弁書←被告の反論文
(3)原告準備書面(1)
(4)被告準備書面(2)
(5)原告準備書面(2)



以下、続きます

今回、支払い催促に対して本訴に移行となると、地裁に申立書が送られているとは思い
ますが、支払い催促は簡便に審議するものですので申立書もシンプルなはずです。
それに対して相手が異議申し立てをしたということは「徹底的にやってやる」という
ことですから、あなたも徹底的に主張しなくてはなりません。
そこで、本来は訴状で書くほど重厚で、ばっちり法的根拠をつけた訴状が必要ですが、
便宜上、「準備書面」として提出してくださいということでしょうね。
要するに、訴状のタイトルを「準備書面(1)とタイトル変更して出せ」という事でしょう。
今度はその準備書面に対して相手が反論してきますので、さらにあなたは「いやいや、
その法的解釈は間違っている、かくかくこうである。判例がある。」と反論して、自分
の主張が正しいことを裁判所に主張していきます・・・・

が、準備書面も判らない人ができるんですか?
とかくここでは、裁判所に行った事も無いような人が、聞きかじった実務経験も無い
回答をする傾向が強いです。
「それは支払い催促の申立てをすればいい」と簡単に言っても、このように異議申し立て
されると、どういうことになるのか、覚悟を決めて申し立てたのでしょうか?
支払い催促自体は意図も簡単に出来ますが、本訴に移行した場合、弁護士級の知識が
必要です。
相手が弁護士を立てれば、弁護士対ド素人の対決です。
あなたがそれに勝てる秘策があってのことなら否定しませんが、こんな基本的なことを質
問している時点で、そんな秘策など無いことがわかります。

これでもし、訴えが棄却ならまだしも却下にでもなればあなたは根拠の無い訴えを起こし
ている事となりますので、逆に訴え返されることもあります。
その辺の覚悟は出来ていますか?

私も本人訴訟推奨派ですが、知識も無いド素人か勝負を挑むなと感じます。
ある程度自分で基本的な知識を備え、弁護士のサポーターを付けておく位の準備をしてか
ら、やるべきですね
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この回答へのお礼

PPPOEVENさん ありがとうごさいます。ご指摘の通りと思います。本人訴訟をするか良く考えます。ありがとうございました。

お礼日時:2008/07/25 09:39

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