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例えば自殺願望の人を診るにはどちらが適当ですか。精神科の医者が診るのはなんとなくわかるんですが、セラピストが診察(カウンセリング)するときはどうするんですか。簡単に教えていただければ幸いです。

A 回答 (7件)

乱暴なたとえかもしれませんが、カウンセラーと精神科医の関係は、スポーツのインストラクターと整形外科医/リハビリテーション医の関係と言い換えられると思います。



自殺願望が強い人を相手にする場合、治療上の限界(私は精神科医で無いのでどの徴候をもって限度とするかわかんないけれど)を判断し必要であれば緊急的に保護目的で入院させたり、躊躇無く薬物投与しなければなりません。そういう意味でカウンセラーは治療者になりえないし役不足です。精神科受診と並行してカウンセリングを受けることは意義があると思いますが単独は危険すぎるんです。

そもそも『セラピスト』という表現には問題が孕んでいます。セラピーは通常「治療」と訳されますが、カウンセラーによる疾患の治療というのは資格の性格上本来ありえないし認められないものなんです(あくまでもカウンセリングは自己表現や葛藤の吐露により自己に内在する問題点を整理、清算させるよう導くのが役割です)。もっというとカウンセラーは診断すら出来ないんです。あくまでも自己管理や治療の一環としてカウンセリングを利用し自己の精神的な健康の維持に努める・・そういう役割でありスタンスです。これは健康者や少し健康に不安がある人間がスポーツジムやプールなどを利用してインストラクター力を借りて健康の維持管理に勤めるのと類似しています。ですからカウンセリングには実は疾患名や診断は(周辺情報としては重要だが)あまり重要ではない、それよりも担当主治医からの現状に関するコメントと評価が大きな重みをなします。こういったことを知らないで単独で行うカウンセリングはよりいっそう適用範囲を厳密に制限して患者に危険が及ばないような配慮が必要となります(ですから精神科医と連携するか精神科医の指示・監督下でのカウンセリングが望ましいのです)

だからセラピストの診察というのも本来の立場から考えて?なのです。精神科医が直接行う場合はそれぞれにグラデーションがあるでしょうが精神科医以外が行う場合は厳密に区別して考えねばなりません。
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この回答へのお礼

インストラクターと整形外科医の関係と似ている。とてもわかりやすいたとえですね。ありがとうございます。

お礼日時:2002/12/09 20:15

再び、書き込ませていただきます。



> 極端に言えば話を聞いてくれる近所の親切な人、友達とかでもいいんですよね、セラピストって。でもそれでもだめだから診てもらう
> んですよね。

ち、違う・・・
セラピストは心理療法家(「心理療法=セラピー」をする人)だから、ただの親切な人では、絶対になれない。
話を聞いてくれる人はカウンセラー。近所の人でもなれる可能性があるとすればカウンセラーですね。
ただし、カウンセラーは「ただ話を聞くだけの人」ではないことをお忘れなく。
相談者が悩みを自分に力で解決できるよう導く聞き方のトレーニングを積んだ人たちです。

ところで、診察、カウンセリング、セラピーの違い、わかってる?
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セラピスト(カウンセラー)と精神科医の違い。


精神科医は医師。セラピストは心理療法家。
ただし、医師でも心理療法をする人がいて、そういう人は、自分は医師であり、セラピストであると言っている。
カウンセラーは相談員、または、心の支援をする人ってとこかなぁ。

この中の誰が自殺願望の人を診るには最適か?と言われると、
「なんで自殺したいのか?」という自殺の動機、あるいは原因にもよるので、
この質問には非常に答えにくいです。

kantchanさんがもう少し判断しやすいように情報提供すると、
精神科医は、自殺したいと言っている人(人によって原因が違う)に対して、
どんな治療法(例えば薬物療法やカウンセリングなど)が有効なのかを判断できる。
多くのセラピストやカウンセラーにはそれができません。
(ここらへんは法律や資格などの問題があり、文字で記述するのは複雑なため詳細は割愛)

うつ病などでなく「かなり辛いことがあった → 死にたい」という人の心のケアならば、
カウンセラー、セラピストがいいかもしれないな、とは思うけれども、
専門性や実力にかなり差があるので、なんとも・・・。

心の支援って、心やカウンセリング・セラピーの知識や技術は当然必要だけど、
センスもかなりいる。センスについては資格制度になっていないので、
見極めの難しいところ(精神科医も同様)。
逆に言うと、資格制度に左右されない部分なので、
こういったことを仕事にしようと思っている人にとっては、強みにできる可能性大。
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この回答へのお礼

極端に言えば話を聞いてくれる近所の親切な人、友達とかでもいいんですよね、セラピストって。でもそれでもだめだから診てもらうんですよね。
いずれにせよ優秀な診察家が増えて欲しいと思います。

お礼日時:2002/12/09 20:38

もし自殺願望者が適当って決めるとしたら『自殺しやすいほう』かもしれないね^^;


どの医者(医者同士の比較)どのカウンセラー(カウンセラー同士の比較)を選ぶかはクライアントの好みと有効性次第だと思うけれども、精神科医とカウンセラーを比較してそういう判断じゃまずいでしょう。落ち着いてからカウンセリング重視の方向というのは賛成だけれど、質問にはこういった条件設定もないわけだし。もう少し整頓された内容で専門家の意見が聞きたいところ…ですよね?

それにそれじゃ診療にならない(願望を実現させないことも治療)。もっとも、もともと「診療」できるのは精神科医だけなんだが…カウンセリングは相談・面談とか面接というのが普通。もし診療行為だと(患者に説明あるいは実際に)したら…違法ですよ。
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この回答へのお礼

自殺願望者の気持ちが本当に理解できるのは、同じ境遇の人だと思います。
しかしここで私が知りたいのは、医者とカウンセラーの対処の違いです。医療の専門家である彼らがもっと力になってあげられることを願っています。

お礼日時:2002/12/09 20:29

「どちらが適当か?」というのは、一概には言えないと思います。

なぜなら「どちらが適当か?」その答えがわかるのは、クライエント本人だからです。
自殺防止に役立つ医者やカウンセラーがいる反面、まったく役立たない医者やカウンセラー(いわゆるヤブ医者、ヤブカウンセラー)もいるのです。それが現実です。
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この回答へのお礼

つまりカウンセラーとクライアントの相性だということもありえますね。どんな病気でもいえるんじゃないでしょうか。コメントありがとうございました。

お礼日時:2002/12/09 20:21

薬物で自殺を防ぐことができるかも


しれないので 先ずは精神科の医者です。
 根本的に抱えておられる問題を
解決するのは カウンセラーのほうが
いいかもしれませんが それは
落ち着かれてからでしょう。
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この回答へのお礼

カウンセラーの方が話しをよく聞いてくれるようなイメージがありますね。しかし、現場に直面したことがないのでよくわかりません。回答ありがとうございました。

お礼日時:2002/12/09 20:19

 最も基本的な、精神科医とカウンセラーの違いは、医療行為を行えるかどうかにあると思います。

例えば、精神科医は薬を処方できますが、カウンセラーはできません。

 したがって、例えばうつ病(気分障害)による自殺願望でしたら、精神科医の方が良いと思います。うつ病はある程度薬でコントロールできますが、カウンセリングはあまり効果がなかったと思います。
 しかしながら、現在精神科医とカウンセラーが緊密に連携しているとは言い難い状況ですので、出来ましたら、両方に意見を伺うことをおすすめします。
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この回答へのお礼

精神科医とカウンセラーの連携が早くスムーズに進むといいと思います。回答ありがとうございます。

お礼日時:2002/12/09 20:16

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