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子供にwhen節の文を教えたくて、絵本を買ったらI like it when you hold my hand.というパターンの単文ばかりが出てきて、自分自身よくわからないので質問させてください。
意訳は、「手をにぎってくれるときが好き」ということだと思うのですが、私自身が「~するときが好き」と英作するときにはI like the time when you hold my hand.という言い方をするのでI like it when~.のパターンが理解できません。whenはthe time when~の言い方をするならば関係副詞だと思うのですが、I like it when~であれば、「~するとき、it(when以下)が好き」というwhen節の解釈でいいのですか?そして、itは頭でっかちになる文を嫌う英語の特徴で、when以下で説明していると考えていいのですか?ご回答よろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

とても英語らしい it の使い方でその上代名詞が先に出てくるのは日本語としてなじみにくいので理解しがたいのだと思います。



絵本ということは子供向きだと思うのですが、確かに I like the time when you hold my hand. のように関係副詞で time を修飾するやり方は可能です。「あなたが私の手を握ってくれる時が好き」ということですが the time when のところがやや重々しい感じがします。

だからといって *I like when you hold my hand. は文法的には「like の目的語がない」とか「when は副詞節か形容詞節なので目的語にはなれない」とか言えますが、それより何より like と when の間に「何か足りない」と感じてしまうのです。

it に when が修飾語(形容詞節)としてついているというのも不自然です。人称代名詞には修飾語句がつかないからです。

この it は when 以下で述べられる状況をあらかじめ受ける、とか状況の it とか言われます。似たようなものとして

I'll appreciate it if you ...「…してくれたらありがたい」

があります。if は条件節(副詞節)なので it という代名詞で受けるというのは何か変に感じるかもしれませんが、「if で実現される状況を受けてそれがありがたい」とごく自然に使われるものです。また

I like it here.「ここが気に入っている」

I like this place. のような重々しさがなくよく見られる表現です。here におけるいろいろな状況を it で受けているわけで、一見二度手間に見えますが、却って軽い感じです。I like here. も可能とされますが「ここで(ここに)好き」のように見えたり like の目的語がないように感じられて落ち着かないのです。

>itは頭でっかちになる文を嫌う英語の特徴で、when以下で説明していると考えていいのですか?

頭でっかちを嫌うということではありませんが when 以下で説明されていると考えていいと思います。代「名詞」、副詞節、形容詞節とかいう文法にあまりこだわりすぎると説明が難しくなる一つの例です。
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この回答へのお礼

I'll appreciate it if~の説明で納得しました。どうもありがとうございました。

お礼日時:2008/08/11 13:33

はじめまして。



ご質問1:
<whenはthe time when~の言い方をするならば関係副詞だと思うのですが>

ここでは副詞節を導く接続詞の働きになります。

1.このwhen節は「~する時」という時を表す副詞節となる、接続詞の働きになります。

2.ここでは「~する時」→「~してくれたら」という、If節にも似た条件節的な意味で使われています。従って、ここをIfにしても文意にあまり差はありません。


ご質問2:
<「~するとき、it(when以下)が好き」というwhen節の解釈でいいのですか?>

それで結構です。

このitは=when~を指しています。


ご質問3:
<itは頭でっかちになる文を嫌う英語の特徴で、when以下で説明していると考えていいのですか?>


その理由(頭でっかちになる文を避けるため)で、置かれたitではありません。

1.このitは便宜上の目的語として置かれたitです。

2.理由は、likeが目的語をとる他動詞であるため、好きなものを便宜上itで置いているのです。それが何を指すかは、when以下の副詞節の内容になります。

3.代名詞itはこの例文のように、副詞節を代名詞にとることもあります。
例:
It would be convenient if you come here at once.
「すぐにここに来てくれたら、助かります」
このitは形式主語で、真主語はif~になります。

直訳は「もし~してくれるなら、それは都合がいいでしょう。」となり、このIt would be~if・・・「・・・していただければ~です」という表現は、依頼文の丁寧な婉曲表現としてよく使われます。

4.3の例文では主語ですが、ご質問文では目的語として便宜上置かれ、when節の代名詞の働きになっています。上記にも書きましたが、このwhen節はif節にしても同じような効果が出せます。

I like it when you hold my hand.
「手をにぎってくれる時が、好き」
I like it when you hold my hand.
「手をにぎってくれたら、好き」

5.ここでifでなくwhenを使っているのは、あり得ないことをも想定する仮定条件ではなく、いつもそうであることを前提とした恒常条件であることを示唆するために、whenが使われているのです。

つまり、whenは「(いつも~してくれるとき)、それが好き」という、youの恒常的動作を意識して使われている接続詞なのです。

以上ご参考までに。
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この回答へのお礼

3.の「itは副詞節を代名詞にとることもある」ということは知りませんでした。もっぱらIt~to...の構文のとき、Itを形式主語でto以下を真主語と呼ぶのだと思い込んでいたので。どうもありがとうございました。

お礼日時:2008/08/11 13:45

#1です。

何だか難しそうに言ってしまいましたが、次のような考えもできると思います。

I like it は「好きだ、気に入っている、いいね」くらいの意味に考えて it の意味は詮索しない。あくまで文法的にいえば目的語が必要ということですが、それより *I like では「何か足りない」と感じるから。
I appreciate it もこれだけで「感謝する」、it is important to... などの構文でも it is important はあくまで「重要だ」など。

日本語には it に相当するものがなく、また目的語や主語がなくても文が成り立つのでどうにも理解しにくいのですが、 it に意味を求めず、なければ何か足りないときにとりあえず置くもの、と考えます。

I like it when you hold my hand. 「手を握ってくれたらいいな」

これくらいの意味にとどめておきます。

余談ですがスペースアルクの辞書「英辞郎」の it の意味が言い得て妙です。

it : それ◆何かを指す言葉

何であるかはっきりさせたいなら別の言葉を使えばいいわけです。

こういう説明は学校などでは受け入れられにくいものです。何より意味のはっきりしない単語というのが我慢できません。これは教える側だけの問題ではなく、教わる側もなかなか納得できません。特に中学~高校くらいの歳では感覚的に覚えるには年を取り過ぎ、理屈から理解するには若すぎるのです。

今回はネイティブ的な表現に出会ってしまったために、説明に使うには不向きだったということでしょう。
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この回答へのお礼

わざわざ追加説明してくださってどうもありがとうございます。

お礼日時:2008/08/11 13:36

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