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先日行われた北京オリンピックで日本人がフェンシングでメダルを獲得したことは記憶に新しいところです。フェンシングは中世の騎士の戦闘技術として欧州で始まったそうですが、その高い俊敏性のある優れた戦闘技術にオリンピックを見ていて非常にかっこよく感じました。

 さて、私の疑問なのですが、もし日本の剣道の達人が真剣を使ってフェンシングのメダリストが殺傷能力のある戦闘用の剣で真剣勝負をしたら生き残るのはどちらでしょうか?というものです。

どなたか経験の有る方で実践ではどちらに分があるかアドバイスをいただけたら幸いです。

A 回答 (17件中1~10件)

むかしトリビアの泉で検証していましたが、実際の所フェンシングと剣道を担当する人の実力も違いますし、第一フェンシングの剣の重さと剣道の竹刀の重さに差がある、あと一番の問題点はダトツ部位の差です。

剣道よりもフェンシングの方が攻撃範囲が広いこと。また、攻撃の仕方が違うこと剣道は基本叩くですが、フェンシングは刺す(鎧の触れさせる)剣道はそうは行きません。声、姿勢、打点が合っていないと一本になりません。
いろいろ、面倒くさいことばっかりで、実際、互いにルールを同じにすると、実力が出せず方やフリになり、本領を発揮出来ず、正当な結果は得られないと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。お互い一概に言えないということですね。大変参考になりました

お礼日時:2008/09/28 01:49

10年近いブランクがありますが、一応剣道経験者です。


おっしゃる「フェンシング」がフルーレを指すのかサーブルを指すのか分かりませんが、「斬る」ことのできないフルーレではお話になりませんので‥‥

(打突のスピードが同等であるならば、という仮定ですが)
まずサーブルは攻撃権に縛られているため、剣道における抜き技・払い技・出端技・etc‥‥という概念が発達していません。
またフェンシングのフットワークは、剣道を含む他の打撃系の格闘技と比較して圧倒的に不自由です。
メダリスト vs 達人でなくとも、そこそこの高段者であればまず真剣が負ける事は無いのではなかろうかと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。経験者の貴重なご意見参考になります。

お礼日時:2008/09/28 01:50

実力によるというのは間違いありませんが、同等の力だった場合は剣道でしょうね。

日本の剣術は世界でも珍しいもの、何故なら両手で刀を持つからです。他の国々ではフェンシングのような片手剣に『盾』を持って戦う、軽くて細い片手剣の防御力を盾で補う為にそうなっています。

日本刀は最強クラスの攻撃力です、片手剣で日本刀の攻撃は防げません(切れる・折れる)。ですから勝負にならないというのが私の見解です、しかし相手が盾を持ち→攻撃を盾で防ぐというのならば互角かそれ以上の戦いが出来ると思いますよ。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。貴重なご意見参考にさせていただきます。

お礼日時:2008/09/28 01:51

日本人の身びいきで剣道でしょうか。



単純に、フェンシングの突く攻撃は線の攻撃
日本刀は面の攻撃です。

フェンシングの武器で1撃で相手の戦闘継続能力を奪い
あるいは致命傷を負わせるのはかなり難しいかと思います。
(やったことも、見たこともないのですが、
 くにゃくにゃの突くだけの武器というイメージがあるので)

対して、日本刀は当たりさえすれば、かなりの確率で重傷を負わせられます。
外傷性ショックという診断がつくようなダメージを負わせるでしょう。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。なるほど、日本刀の攻撃力は確かにダメージという点では大きいと思います。貴重なご意見ありがとうございました。

お礼日時:2008/09/28 01:53

フェンシングっていっても剣の種類がいくつもありますから、


どれを使うかにもよるでしょう。

単純に考えれば、リーチが長い方。
リーチが同じぐらいなら、刀身の強度が強い方が強いのでは?
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/09/28 01:53

剣道もフェンシングも剣術がもとだとはいえ、スポーツ化しています。

そこには安全性とルールがあります。したがって、この両者を戦わせるにはルールと勝利条件が一致しなくてはなりません。剣道は気体剣が一致しないと一本となりませんが、エペでは1/25秒先に突いた方が価値になります。
共通性はありません。例えて言うと、ネットを中央に配置して左右の地面にボールが落ちたら負けというスポーツ、卓球、バレーボール、テニス、バトミントンを共通ルールで競うような物です。

が、上に上げたように、フェンシングも剣道ももともとは刀剣を使った殺人技術ですから、そこまで立ち返ると、それぞれの技が現実的に使えるかどうか 安全な武器で対戦すればかなり答えが出てきます。

私は過去に何度も居合い、剣道、剣術諸流の方たちと西洋剣術で対戦しました。

このときのルールは全身どこでも有効範囲。致命的と思える攻撃を受ければ負けとする。武器は実際のバランスと重さに近いRSW社の刀、わたしはレピアの剣でした。(私はフェンシングではなく古典レピア)
2年前ですが剣道とレピア(横田基地のグループ)とで6:6くらいの集団戦などもしました

結論として、剣術諸流は強いですが、私は、日本剣術の情報は入手しやすいため(日本に住んでいるので当然ですが)事前情報の差で私は40%ほどの勝率です。(わたしは実質レピアを学んだ期間は1年ほどで、それも月1回ほどの練習でした。私は非常に未熟ですが、この勝率を考えると知らない武器への対応がどれほど難しいか、良いサンプルになります。)

剣道ですが、勝率は私の方が高いです。これは剣道の哲学的な問題があります。攻撃主体の剣道は防御には弱い。
これは対フェンシングだけではなく対ロングソードでもおなじです。
剣道はクイのように相手の中心を体ごと攻めてきますが、これだと相打ちになる可能性は高いです。フェンシングは古典剣術にくらべ防御を重視しませんが、それでも相手が前進するタイミングで(闘牛士のように)身をかわし剣をその場に置くカウンター技(ヴォルテやしゃがみ込むダッキングなどには全く対処ができません。

また剣道者のもつ多くの間違いは、竹刀(日本刀)は片手の剣よりちからがはいり相手の剣は細くて弱く見えるので、一撃の下に断ち落とせるだろうという考えです。
フェンシングがわからみればそれは願ったりの状態です。なぜならばフェンシングの剣は手首の回転だけで剣身を制御できますから、相手が上段、もしくはハ双から剣めがけて斬りつけても、簡単にいなし、剣先はそのまま相手の胴をさし抜く事ができます。
この場合、フェンシング剣はながいので、剣道側は小手まで届きません。かれのターゲットは自分に向かって突きつけているフェンシング剣を払い動かさねばなりませんが、この剣に対する剣の受け流しこそフェンサーが得意とするうごきです。
 さらにこれがマン・ゴーシュをもった二刀流のレピアであれば、右の剣をおとりに出し、相手がたたき落としたところで、左のダガーの突きが脇腹にはいります。

最後に我々の間で言われていることわざ。
レピア(フェンシグ)の敵とロングソード(刀でも)の敵、お前はどちらを選ぶか? ロングソードの敵をえらぶ。理由はレピアは腹を刺されて死ぬのに一週間かかるが、ロングソードは脳天を割られて即死できる


ナンバー5様。剣が刺さって人が死ぬ事故は少し前に起こったばかりです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。なんと実戦で経験されているご意見をいただけるとは感激です!刺されて死ぬのに1週間もかかるとはレピアはなんと残酷な武器なのでしょうか笑

お礼日時:2008/09/28 01:59

科学が暴く史上最強の武器というアメリカの番組があります。


これによると日本刀が最も優れているそうです。
フェンシングは出てこないですけど。
参考に。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/09/28 02:00

どうやらフェンシングの方が強いと言われているようです。

(理由までは分かりませんが)

ただああいう武術というのは、最終的に当人の技術、研鑽、闘争力によるところが大きいので、一概にどっちが(どっちの流派が)強いとは言えない気がしますけどね。(どちらの人が強いか?はハッキリするだろうけど)
(真に剣道を極めた達人には、フェンシングだろうと何だろうと勝てないでしょう。逆に真にフェンシングを極めた達人にも剣道だろうが何だろうが勝てないでしょう。では、双方を戦わせればどうなるか?より強くより深くその道を修めた方が勝つでしょうね。)

まあ、剣道はスポーツなんですけどね。極めるとなると、それは剣術の部類に入ってしまうでしょうね。(フェンシングも同様・・・なのかな?)
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/09/28 02:01

ご質問に若干間違いがあります。

フェンシングの元となったれピアは中世も終末のころに登場しましたが、戦争で使うものではなく街中での護身のためでした。今で言うと、ピストルと同じです。戦争でピストルを主力にするこたはありませんし、街中でアサルトライフルを常時持ち歩くこともありません。
フェンシングはまず防御から始まります。フェンシングのフェンスという言葉がすでに防御という意味があります。したがって、フェンシングの技術は相手を殺傷するためが目的ではありませんでした。自分の身を守るために「結果的に」相手を殺すものです。したがって、カウントも負けカウントです。

さて、本題に戻ってフェンシングと剣道、それぞれの技術がそれぞれの元となった刀剣にどれだけフィードバックし使えるかということになりす。

フェンシングのエペはスモールソードといわれるものと同じバランス、重量ですが、竹刀は日本刀よりもかなり軽く、日本刀独特の反りがありません。剣術家はこの反りを生かした扱いをするのですが、剣道の竹刀ではそれができません。
もうひとつは特殊化の度合いです。弓とアーチェリーを比較すると、アーチェリーがひたすら的に当てることを目的としているのに対して、弓道はむしろ精神面を評価します。しかし、精神面の評価と的に当てる目的は、必ずしも一致しません。それは、その競技の中で自由度が高いほうが、より応用が利くと私は考えます。それは指導の方法もありますが、たとえば剣道では歩み足や、八双、上段の構えなどは良く思われません。
剣道世界の内での礼儀なのかもしれませんが、じつはこれらは非常に有効な動きなのです。剣道が理想とする剣道と実際の剣術では、大きな差があります。
これらは剣の性能以前にその思想と哲学が剣術という基本からどれほど
遊離しているか、比較するとわかるでしょう。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。ご教示ありがとうございます非常に勉強になりました。

お礼日時:2008/09/28 02:02

もし、剣道の達人(剣術の達人ではなく)が真剣を持ってフェンシングの達人と殺し合いをしたら、ですね。



剣道経験者には申し訳ありませんけど「勝ち目がない」でしょう。剣道で使われる「竹刀と真剣ではあまりに違いすぎる」ので、剣道の試合での様に真剣を振り回す事は出来ません。構えも変わり、握り、振り、すべてが変わってしまいますから、真剣では剣道のように戦えないのです。
一方、フェンシングの剣は「ほぼ同じ仕様の真剣がある」ので、戦い方が大きく変わる事はありません。エペにはエペの、フルーレにはフルーレの、サーブルにはサーブルの真剣があります。

もしご質問の様な条件であれば、剣道側はフェンシング側に「なますのように切り刻まれて終わる可能性が高い」でしょう。もちろん、一撃があるので絶対に負けるとは申しませんが、かなり不利であるのは間違いありません。
※剣道では心臓を攻撃部位にしていませんので、フェンシング側が「心臓」を狙ってきた時に、防御技術がありません。また、各種の動脈を狙われるのも考慮されていません。脚を止められたらどうしましょうか。

日本刀は確かに優秀な白兵戦用武器ですが、しかしこれは「剣術で使用する武器であって、剣道では使用しない」のです。言い換えれば「剣道に実戦などない」のです。そこを誤ると自己過信が墓穴を掘ると思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。非常にリアリティーにあるかつ、説得力のあるご説明ありがとうございます。確かにご指摘のように剣道と剣術ではまったく違うようですね。私もご指摘されて気がつきましたが、剣道=刀が使える というイメージがありましたが竹刀と真剣ではまったく使用方法が違ってくるということに気がつきました。そうしますとフェンシングに分があるのもうなずけます。非常に参考になりましたありがとうございます。

お礼日時:2008/09/28 02:08

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