電子書籍の厳選無料作品が豊富!

青色申告の発生主義って、請求書の発行日で記帳すれば良いのですか?
個人の口座から引き落とされているのですが…

◯家賃は請求書がないので…
 支払った日(月末) 地代家賃/事業主借 
 
 ↑現金主義っぽいですけど良いのでしょうか?

◯電気・ガス代…
 検針日    水道光熱費/未払金
 引き落とし日 水道光熱費/事業主借

 それとも…
 検針日    水道光熱費/事業主借 でも良いのでしょうか?


◯水道…2月~3月分が、4/2に検針されました。
 4/2    水道光熱費/未払金
 引き落とし日 水道光熱費/事業主借

携帯とかもそうですが、使用月と請求書発行月がズレていて変なかんじですけど、
請求書の日付でつければ良いのでしょうか。
 

A 回答 (3件)

(注)発生主義に白色申告、青色申告の区別はありません。



>発生主義って、請求書の発行日で記帳すれば良いのですか?
>使用月と請求書発行月がズレていて変なかんじですけど・・

正しい疑問です。使用月の日付で計上するのが、会計上の発生主義の正しいやり方です。

そもそも、請求書発行日は、会計上は、何の意味もありません。相手方に代金請求権がある場合に、「支払ってください」と請求権を行使するのが請求書発行という行為であり、この行為は会計の対象にはならないのです。

しかし、請求書の明細に書いてある、納入品目や納入日や納入金額は会計の対象になりますが。

さて、会計上の発生主義では、先ず個別の費用が発生した段階で費用と負債(買掛金、未払金)を計上し、次いでその代金を支払った段階で負債消滅を計上することが要求されます。手間が掛かります。

しかし、税務上の発生主義の要求は、会計上の要求に比べれば簡素な内容です。つまり、会計年度の中途では現金主義で計上しても、年度末の費用と負債のみを発生計上すれば、会計年度全体が発生主義で計上されたことになるので、これで充分なのです。

ですから、年度の中途では請求書の発行日で記帳して構いません。しかし、会計年度末は気をつけて下さい。請求書から会計年度末の費用と負債を抜き出して計上して下さい。また、請求書のない費用についても、借家契約書など基づいて年度末の費用と負債を計上して下さい。こうすれば、会計年度全体が発生主義で計上されたことになります。

なお例外的に、電気、ガス、水道、電話などについては、現金主義で計上しても構いません。携帯電話は料金が多額になるので現金主義で計上するには抵抗を感じるという人は、もちろん発生主義で計上しても構いません。


○商品仕入:
年度の中途では…
支払った日に 
商品仕入高/事業主借 

年度末では…
商品仕入高/買掛金

新年度最初の商品仕入代金支払日に…
買掛金/事業主借


○家賃(前家賃の場合):

年度の中途では…
支払った日(月末)に 
地代家賃/事業主借 

年度末では…
前払費用/事業主借

新年度最初の家賃支払日に…
地代家賃/前払費用


◯電気・ガス・水道代…
引き落とし日に… 
水道光熱費/事業主借
    • good
    • 0
この回答へのお礼

大変よく分かりました!ありがごうございました!!

お礼日時:2008/09/24 13:52

>個人の口座から引き落とされているのですが…



「個人の口座」とはどういう意味でしょうか。
法人でない限り、事業用の口座であっても「団体」のものではありません。
個人事業の屋号に人格はなく、屋号名の口座であっても個人のものです。

>◯家賃は請求書がないので…

請求書がなくても、何月分かは分かるでしょう。
たとえば今は 9月ですが、9月分を 9月中に払うのか、10月分を 9月のうちに払うのか。
翌月分を払うなら、いったん「前払費用」に計上し、該当月が来たら「地代家賃」に振り替え。

>検針日    水道光熱費/未払金…
>引き落とし日 水道光熱費/事業主借…

家事用口座から引き落とされているなら、
 検針日    水道光熱費/未払金
 引き落とし日 【未払金】/事業主借
が原則です。
ただ、月ごとの変動がそれほど大きくなく、毎年同じ処理を続けるなら、
 検針日    水道光熱費/事業主借
でもかまいません。
水道や電話代についても同様です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

「個人の口座」とは事業用の口座ではなく、プライベートの口座という意味でした。
月ごとの変動は大きくないので、
検針日 水道光熱費/事業主借
で処理しようと思います。ありがとうございました!!

お礼日時:2008/09/24 13:51

個人の口座で、事業のお金が動くのなら、事業主勘定でなく、普通預金として記帳すべきでしょう。

この場合、プライベートの入出金を事業主貸または事業主借として処理します。

発生主義といえば、発生の都度記帳することと誤解されがちですが、本来、発生主義とは年度単位で所得の帰属を決定する考え方のひとつです。つまり、今年の売上や必要経費を来年にズレこませてはいけないというだけのことなのです。

例えば、前年に発生した売掛金が当年に回収された場合は、当年の売上から除外し、当年に発生した売掛金で来年に回収されるものは、当年の売上とする、これだけのことです。必要経費も同様です。

日常は、手間暇かけず、現金や預金の動きだけで記帳しておき、決算の際、ズレの分だけ調整をすれば充分です。

もっとも、税務目的とは別に、日次・月次の業績管理をキチンとやりたいのであれば、お書きのようにきめ細かい記帳をされるのも自由でしょう。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

個人事業主で、自宅兼事務所にしており、家事関連費は按分計算して処理しています。家事関連費は個人の口座での引き落としになる為、その按分したお金が事業用になります。そのため事業の普通預金にはできず、事業主勘定になります。

決算の際に調整すればよいのですね。ありがとうございました!

お礼日時:2008/09/24 13:35

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!