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英語の語彙の多さは、圧倒的に多いと聞きました。
一体どれぐらいあるのかご存知の方御教え下さい。

それなら、日本語の語彙数はどれぐらいなんでしょうか?
他の言語についても知ってる方よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

 確かに、大きな辞典については、「大辞典」(平凡社)の70万語という例もありますが、通常使われている小型の国語辞典では、5~7万前後です。


 国立国語研究所が定期的にこの種の調査をしていますが、日本の新聞雑誌では、5万語(地名・人名除く)前後の単語が使われて、そのうち漢語が45%、和語が35%、外来語15%、混種5%という数字もあります。
 また別の統計では、現代人が普通知っている語彙は3万語前後です。外国との比較において、それぞれの国の文学作品について、使用度数順に調べると
     1000  2000   5000
英語   80.5  86.6   93.5 
フランス語83.5  89.4   96.0
スペイン語81.0  86.6   92.5
 という数字(モスクワ国立言語研究所)があります。
日本語は国語研究所の数字では560語で50%、1200語で63%、2800語で73%、9700語で89%
となっていますので、ヨーロッパ語では5000語をしっかり覚えれば文学作品が読めるのに、日本語の場合は10000語必要ということです。これは、日本語には、父、お父さん、父上など同義語が多いことが原因となっています。またフランスでは、少ない単語をいろいろ巧みに使って、複雑で豊かな内容の表現をするのが望ましいと学校教育で教えられています。
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この回答へのお礼

おお!素晴らしい。
日本文学を読んで理解するには、欧米語の2倍の語彙が必用なんですね。
大変ためになりました、ありがとうございます。

お礼日時:2001/02/26 22:28

#3の再質問「英語は他言語からの移入があるから語彙が多い」について。

英語はたしかに、欧米語の中では比較的柔軟な性格を持っているのでその範囲内では多いということも言えます。それと前回触れ忘れましたが、学術用語などはまず(ラテン語やギリシャ語を元に)英語で作られて他言語に移入されることが多いので、そのあたりを含めればやはり多くなります。
しかし日本語も、そもそも大和言葉と中国語の混成言語ですし、現代では英語をはじめ各国の言葉からどんどん単語を取り入れていますから、英語より「圧倒的に」少ないということはないと思います。
元の発言をしたのは欧米の言語学者でしょうか? 彼らはどうも、印欧語の範囲でしか言語学を考えない傾向があるような気がしています。(印欧語研究は確かに素晴らしいレベルに達していますし、あるいは日本語に関する俗説も大半は単に英語と比較しての話だったりするので、一概に責めるわけではありませんが)。
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ご質問に対する答えではないのですが、shoyosiさんも書いておられるように、普段使われる語彙と言う意味では英語のほうが数は少ないような気がします。


たとえば、日本語で水、お湯、熱湯、白湯と言うところを、英語ではwater, hot water, boiling water, boiled and cooled water等というかんじで、簡単な単語を組み合わせて言い表すことが多いです。
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この回答へのお礼

確かに・・・。他にも、英語の"I"に相当する日本語は、「わたし、わたくし、僕、俺、わし、我が輩、我、俺様、小生、当方・・・」たくさんありますね。

この「英語の語彙が圧倒的に多い」と言うのは、ある言語学者の言葉で、
英語はラテン語をはじめ、多種多様な言語が混在するためだと言うのがその理由だそうです。
この意見にはどう思われますか?

お礼日時:2001/02/26 23:10

英語辞典としてもっとも権威あるO.E.D.(Oxford English Dictionary)の総語彙数が約50万語だそうです。

日本語辞典としては、小学館の日本国語大辞典がたぶんもっとも権威あるものだったと思いますが、総見出し数約45万語とのことです。
この比較では、英語の語彙が圧倒的に多いとは言えませんね。英語はわりと柔軟に新しい語彙を取り入れることができるので、そうしたものも含めればOEDの語彙数よりはるかに多いでしょうが、これは日本語にも当てはまります。
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この回答へのお礼

なるほど・・・。nutsさんありがとうございました。
そんな物なんですか。「多い」とは言えませんね。

お礼日時:2001/02/26 21:36

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