都立国際高等学校について

はじめまして。現在中学２年生で、この春より受験生になります。
今日塾の講師の方に私に向いているということで、「都立国際高等学校」という学校を教えていただきました。
講師の方からは「英語がとても強い学校」としか聞いていないので、この学校についていろいろと教えていただきたいです。

No.3 回答者： love5baseball 回答日時： 2013/12/03 12:16

今、在学している者です。

＜生徒の雰囲気＞
明るく行事や課外活動などにも積極的に参加する人が多く見受けられます。いじめなども見た事はありません。色々なバックグラウンドを持った生徒が集っていて互いを尊重し合っていてオープンな関係でいられるのがこの学校の良い所です。とにかく仲がいいです。
＜英語教育＞
英語教育は非常にレベルは高いです。英語の選択科目の多様性はもちろんの事、それ以外の言語、国際理解科目などもあり、国際性豊かな授業が多く用意されています。洋書を読んだりもしますし、非常についていくのも難しいです。しかし、しっかりと真面目に授業を受けていると結構な英語力はつきます。しかし、大学受験への対策英語という観点からするとそんなに充実はしていませんし、センターの英語や大学独自の入試英語の対策においては独自の対策が必要です。
＜その他の科目や授業態度について＞
その他の科目はまあおしなべて平均的な教師の質であり、授業進度も速くはありません。理系科目の充実も十分ではありません。
この学校はそもそも進学校ではなく、入試を意識した授業カリキュラムが整っていません。そのような授業をとっても、ここの学校の授業で受験をカバーするのはやや困難です。そのため独学にしてもきっちりと各自の入試対策が肝要です。授業態度はあまり良くはありません。もちろん真面目に受けている人もいますが、私語が多く集中した雰囲気にはなっていません。勉強する空気も学校内にはあまりないので、そこは自制して行う必要はあります。
＜進学実績＞
まず第一の特徴はAO入試を主軸にした推薦入試で早慶上智のような難関私立大に合格する人が多いです。学年２４０人のうちおよそ３分の１が早慶上智に合格します。国公立大の合格者は２０名前後と少ないです。私立においても一般受験での難関校進学はそう簡単ではないので、独自の対策が必要です。また、２０名程毎年海外の大学に進学する人がいて、実際SATの対策授業などもあり、海外大へのルートにおいては大きいと思います。
＜行事＞
まず、国際の二大行事として体育祭、桜陽祭が挙げられます。体育祭はいわゆる他校と同じような感じで取り立てて独自性が目立つ訳ではありませんが、皆の体育祭への熱やパワフルさ、楽しんでいる様子などはとても最高です。きっと思い出に残ります。
桜陽祭はいわゆる文化祭で各クラス、有志団体が各々の店やパフォーマンスなどをします。これはとてもクオリティーも高く非常に楽しい者となります。体育祭は平日に行われるので中学生が来るのは無理ですが、桜陽祭はみんな休日に来れるので是非国際のパワーを肌で感じてみて下さい。他には１年の夏休みのはじめくらいに３日間ESCAという英語onlyの３日間の宿泊行事があります。といっても実際みんな日本語を喋りますが（笑）といっても楽しいですし、何と言っても２日目の夜でのキャンプファイヤーなどでは各クラスが用意したダンスを披露したりととても楽しいです。また、２年の１１月末くらいに行く修学旅行では韓国に行きます。僕は実はいまアメリカに留学していて修学旅行は行けなかったのですが、とても楽しそうでソウル外国語学校の生徒たちと仲良くなれ韓国料理を含め韓国文化を堪能出来ると思います。

とにかく、一番いいのは学校説明会や桜陽祭などに行く事で、学校の雰囲気が分かります。僕自身は実は英語はとても嫌いですが、英語の将来の必要性は分かっていましたし、異文化に興味があるのと何より受験期の時に何度も行って学校の雰囲気に惚れたのでこの学校への進学を決めました。まあ、まだ色々な高校に行って検討し続けると思いますが、もしこの高校を受験する事を決めたなら頑張って下さい。

No.2 回答者： dramalife 回答日時： 2008/12/14 14:22

現在通っている者です。

確かに英語への取り組みは他校より上だと思います。
クラスは1～５まで別れていて、一番上の１クラスは帰国子女だけで全てネイティブの先生によって授業が行われています。稀に帰国子女ではない子も居ますが。
一年間で最低でも洋本を二冊読み、先生が作ったワークを解きます。（一年時はオズとマチルダ）
私は２グループなのですがもう三冊目に入ります。
３，４、５グループはレベルは同じ。２グループになると授業のペースは早くなり、レベルはぐんと上がってかなり大変になります。　
でも正直そこまで「ハイレベル」ではありません。
普通に、英語が出来ない&興味の無い子は沢山いるし、TOIECの点数だって帰国子女の子達が満点を採るから平均が高いだけ。
現代文（中学で言う国語）のテストはかなり簡単です。中学の時の方が難しかったように感じさえします。

普通に授業中に携帯電話をずっとやっていたりするし、お弁当やお菓子を食べたりジュースを飲んだり。　授業をサボって外に遊びに行ったり。　
あまりに学校に来ない、または授業に出ない子で、留年の危機のある子は結構居ます。

私は、入る前は色々とイメージを膨らませていました。
でも今は正直、入らなきゃ良かったと毎日思っています。
「国際大好き！」という子もいれば、「マジ騙されたし。とっととこんな学校出たい」と言っている子も沢山います。　高校から離れたくて海外に留学する子も少なくありません。

ただ、人それぞれだと思います。　
頭のレベルは、他のレベルの高い都立高校（西、国立、日比谷など）の方が断然高いかと思います。　何というか・・・英語だけは好き、英語には自信がある、みたいな子が集まってるだけ・・というか・・・。さっき言っていた「英語が出来ない」「興味無い」という子達は「第二外国語」や「部活動」に興味がある、「行事を頑張りたい！」等の理由で入った子達です。　どっちにしろ、「語学」に興味のある子が多いのかも。
だから理数系の子はチャンスですよ！（笑）皆から尊敬されます。

良いところを上げると、生徒はみな個性的。ここまで様々なバックグラウンドを持つ子が居る中で学校生活を送るのは、他の高校では出来ない体験かもしれません。自分の心持次第で視野をぐんと広げることが出来ます。
あ、
行事大好き！！！って子にはお勧めな学校なのでは。

No.1 回答者： kokosusumo 回答日時： 2008/12/05 01:24

wikipedia（下記のアドレス参照）なんかに詳しい記述があります。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E4%BA%AC% …

英語が得意で、将来は語学系の大学を志している生徒や、海外留学・大学進学を考えている生徒がかなり多いです。また、帰国子女もたくさんいます。

英語の授業はかなり高度で、中国語やドイツ語といった第二外国語も学べます。

百聞は一見にしかずです。ここで聞くよりも、実際に説明会などへ行った方が良く分かると思います。