No.5ベストアンサー
- 回答日時:
みなさんが答えているとおりソクラテスの名言です。
当時ギリシアには賢者(先生)がいて民衆の多くの疑問に対して答えを導き教えていました。ソクラテスはそれに対して疑問をもちました。彼らは(賢者)は本当に真理を知っているのか。ただ単に知ったかぶりをしているのではないのか。例えば、うそをつくという事に対してこれは正しいのか、間違いなのか、その真理は?。普通賢者はその質問に対して、うそをつくこと良くないですよと教え導きます。しかし、ある人はとても重病にかかりもはや死がせまっています。(例えばガンの患者)あとは気力しだいで延命できるか、また完治するか。そんなとき主治医・あるいは親族・友人はその患者に何と答えるのか。もしも患者が気の弱い人ならば事実をそのまま伝えれば、狂乱するでしょう。そういう時、我々はうそをつき、絶対に完治するよ。大丈夫だよと答えるのが普通だと思います。つまり、この場合のうそをつくということは、正しいのです。うそをつくといっても状況によりまちがっていたり、正しい場合もあります。つまり、うそをつくということは正しいのか誤っているのかよくわからないのです。そこで、ソクラテスは、私は何もわかりません。それなのに賢者たちはあたかも何でも知っているよう(例えばうそをつくことは悪い事だ)に教え導くけど本当は何も知っていない。つまり、バカなのだ。少なくともうそをつくということは正しいのが誤っているのかよくわかりません。すなわち、うそをつくということに対して私は無知であるのです。その事を知っているだけで=無知の知、知ったかぶりをしている賢者より私の方が賢いということです。ソクラテスはこういう問答で賢者たちに知ったかぶりはよくないのですよ。ということを知らせたので、賢者たちから非常に反感をかいました。その結果、国を乱すもとだということで残念ながら死刑になってしまいました。え!そういう理由でソクラテスは死んだんですか。知りませんでした。でも,反感をかったであろうことは想像できます。
ありがとうございました。
No.7
- 回答日時:
NO1で回答したものです。
確か言葉そのものをいったはずです。
高校生の時、倫理の先生が「○○○・・・・とソクラテスが言ったんですね、訳すと『無知の知』ということになります。」
と言ってましたから。
ギリシャ語・・・だったかなぁ・・・。
その場で先生が発音してくださって「『○○』という部分が日本語で言う
『無知』、『○』がいわゆる前置詞に当たるもので・・・」みたいに
解説してくださった記憶があります。
専門家じゃないですが・・・・(汗)参考までに。
この回答への補足
ぼつぼつ締め切ろうかと思っていたのですが,NO.6の方の質問,私も気になったので(もちろん最初の質問の意図はこれではなかったのですが),もう少しいろいろな回答を待ちたいと思います。
補足日時:2003/02/13 13:28No.6
- 回答日時:
すみません、専門家という方が現れたので質問させてください。
「無知の知」という言葉そのものをソクラテスが
言ったのでしょうか?
それとも、ソクラテス自身は「無知の知」と言ってないけれど、
後世の人がソクラテスの思想を「無知の知」という言葉で表現し、
その言葉が有名になったのでしょうか。
(例えばプラトンといえば「イデア論」が有名ですが、
プラトン自身は「イデア論」という言葉を使っておらず、
アリストテレスがプラトンの哲学を紹介する際に命名したの
ですよね?)
(#1 の方が紹介しているサイトでも「ソクラテスにかかわる言葉」と
あり、「ソクラテスの言葉」とは書いてありませんし…)
質問者でもないのにしゃしゃり出て申し訳ありませんが、
元の質問自体が『「無知の知」と言った人は誰ですか?』なので
気になってしまいまして。
この回答への補足
ご質問に対しての回答を待つため、しばらく受付中にしておいたのですが、NO.6の方以降回答がないので、締め切らせていただきます。これ以上の回答をお望みでしたら、新たな質問を起こして下さい。
補足日時:2003/07/31 15:57No.4
- 回答日時:
みなさんが答えておられるように、ソクラテスの言葉です。
では、どういうことかと申しますと、ソクラテスが生きていた時代、賢者と呼ばれる人々が各地で活躍していたのですが、ソクラテスがその賢者と会っていろいろ話しをしたところ、結局根本的なことについては知らない者が多かったそうです。
それで、そこいらへんにいる名も知れない人々に質問したところ、「私は知らない」と答え、そのことにソクラテスは、「賢者と呼ばれる人々よりも、普通の人々の方がよっぽど分かっているではないか。少なくとも、自分が知らないということを知っている」ということで感銘を受けました。
結局、「我々は知っているようで知らないことがたくさんあり、そのことに気づいて、謙虚な姿勢で努力することが大切である」という意味です。
No.1
- 回答日時:
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