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 海外の母国語教育事情(特に7~15歳くらいの教育で)について、お伺いしたいと思います。
 日本語を勉強するとき日本人は、ひたすら書いたものを提出するような学習法を、誰もが一度はやっていると思いますが(漢字練習帳のようなもの)、海外の母国語教育では、日本のように(スペルミスを防ぐため)ひたすら書いてそれを提出するような教育習慣はあるのでしょうか?
 日本では、国語の授業で漢字練習を宿題に出されたり、書道の授業で書体を覚えたり、詩を朗読したり・・、といった誰もが一度はやっている当たり前の学習、というものがあると思うのです。
 他にも、これは大体のネイティブがやっている学習法だ!というものがあれば教えてください。

A 回答 (2件)

小1と小6は日本の地域の学校へ、小2~小6はアメリカの地域の学校へ通学していました。

主に1970年代の話です。

日本の学校で漢字を書く練習をする程度には、アメリカの学校でスペリングを書く練習はしていました。同じ単語をひたすら書く練習と、その単語を取り入れた作文をする練習です。いろいろな意味で、漢字の学習はスペリングの学習によく似ていると思いますね。読書と問題中心のReadingの教科書のほかに、スペリングや作文用のワークブックがあるのも、日本の国語の教材と似ていると感じていました。書道はありませんが、お手本通りに美しい形の文字を書けるように練習し、採点してもらいました。やはり正確な書き方を覚えるには書くのが一番ですよね。パソコンが普及して、日本人が漢字を書けなくなったのと同様に、英語圏のネット上では怪しいスペリングをたくさん見かけるようになりました。違うのは、スペリングの場合は「エス、ピー、イー…」と口頭で表すこともできるので、スペリング・ビーという、みんなの前に立って、綴りを正確に唱えてみせるコンテストのようなものがあります。

朗読は初等教育の基本です。私のような外国人児童は補習クラスにも入っていましたが、そこではとにかくひたすら教科書を順番に朗読させられます。やはり朗読は、何語であれ、文章のリズムをつかみ、美しい発音を覚えるのに最適だと感じます。ちなみに、私は日本や、現地の日本語の補習校で、とりわけ詩を多く朗読した記憶はありません。母国語の教科書には、詩のみならず、随筆や小説など、いろいろな文章が載っているわけで、それを日本でもアメリカでも、バランスよく学習していました。

大きく違うと感じるのは、アメリカでは高学年くらいになってくると、クラスの中でレベル別にグループに分かれた点です。そして、中程度のグループまでは、先生が頻繁に覗いて学習を指導するのですが、優秀なグループになると、先生は滅多に見に来ません。優秀な生徒たちは、生徒同士で教え合い、競い合いながら、ひたすら教科書などの設問をこなしていくのです。私は優秀なグループにいましたが、これは良し悪しで、自主性が育ったり、他者を待たずに進める反面、細かいミスを誰も指摘してくれないうえに、予習復習をする機会がなくなるので、知識がその場限りのものになってしまいます。

また、日本では作文というとノンフィクションですが、アメリカでは作文というとフィクションを書かせる機会が多いです。それが高じて、連載小説を書いている小学生も少なくありませんでしたし、私もその一人でした。とかく日本人は、海外で発明された自動車を小型化したように、基本となるものをどこからか見つけてきて、それを工夫して育てるのが上手ですよね。反面、アメリカでは、まあ、最近は下火になってしまいましたが、ユニークな発想や大胆な構想が飛び出します。これは、早くから創作の訓練を積んでいるせいなのかもしれないと時々思います。
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この回答へのお礼

 回答ありがとう御座います!これは興味深い話ですね。スペリングのコンテストですか・・。
 学校でレベル別に学習するというのは、日本ではあまりみられませんね。
 話面白かったです。

お礼日時:2008/12/22 11:48

私はアメリカに住んでいます。



小学の時はみんなスペルを練習していましたよ。
ELD生徒(英語が十分に話せない生徒)はそれが宿題になることが多いです。
私の学校では金曜日にスペルの小テストがあり、それまでに学習するといった内容でした。

しかしあまりひたすら書くというわけでもなかったです。

あくまで参考意見なので他の方とは違うかもしれませんが、お役にたてれば幸いです。
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この回答へのお礼

おお!やはりそういったものがあるのですね。回答ありがとう御座います。

お礼日時:2008/12/21 20:46

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