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界面化学の分野なのですが、「臨界ミセル濃度(CMC)」の測定方法が分かりません。具体的でも原理でもいいので教えてください!!

A 回答 (2件)

お持ちの装置によって簡便さが変わってくると思います。


当方は生物系なので手持ちは分光光度計ぐらいでした。
そのときにやった方法は、230nmで散乱(だと思います)を加えた界面活性剤の量に対してプロットしました。すると2つの直線になります。その交点の濃度をCMCとしました。界面活性剤によっては違う波長じゃないとダメかもしれません。
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表面張力計で測定する方法、ミセルの吸光度測定、動的光散乱法によるみかけの粒径測定法、などの方法があります。


もっとも一般的な方法は、電気伝導法かと思います。
たとえば、100 mlの蒸留水に、攪拌しながら電気伝導度を測定します。
あらかじめ所定濃度(わかっている濃度)に調整した界面活性剤溶液を少しずつ(0.1 mlとか)滴下し、滴下するごとに電気伝導度を測ります。
滴定液の界面活性剤濃度 a mol/l、滴下した滴定液の体積 b ml のとき、測定した電気伝導度を界面活性剤濃度 C =a×b÷(100+b)に対してプロットしたときの屈曲点をCMCとします。
これは、CMCのときに、表面張力、粘度、.電気伝導率などが著しく変化する性質を利用したものです。
なぜ、変化するかはまた聞いてみてください。
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