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木炭の使い方が解りません。
デッサンは少しかじっていて、鉛筆デッサンはそれなりにやれると思います。
鉛筆の場合、ハッチングや力加減等で細かく描き込んでいくことができます(そもそも細いし)。
木炭を使うと、急に自分が不器用になったみたいで、幼児画になってしまいます。
ちょっと力を入れると真っ黒に、少しこすると色が消えてしまう。
斜めに削って、細かい部分を書けと言いますが、それでも太いし、妙に黒いドギツイ線が出来上がってしまいます。
要するに、木炭をコントロールすることが出来ず、自由に明暗をつけられないのです。
色々な本を読み、YOU TUBE等でも調べてみましたが、コツが掴めません。
素人なので、どうしても木炭デッサンにこだわる必要はないのですが、あの淡い陰影が好きなので、出来れば使いこなしたいと思います。
色々教えていただけますと、幸いです。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (5件)

練習あるのみです(^_^;

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この回答へのお礼

ごもっともです(汗)。

お礼日時:2009/01/30 19:26

こんにちは


先ず、10段階のグラデーションのスケール(物差し)を作ってみてはいかがでしょう。
木炭紙は凸凹の溝にしっかりとすり込んで定着させなければいけません。厳密に言えば、鉛筆デッサンの場合も画用紙の凸凹を使いますね。
ガーゼを使ってしっかりと何度もこすってグラデーションを作ることで、木炭を使いこなす練習になります。

鉛筆デッサンは足し算で、やわらかい鉛筆の色を重ねていき、色の幅を出しますが、木炭デッサンは、炭を乗せた後、指や練りゴム・パンなどで炭を取る「引き算、マイナスの作業」がかなりの割合をしめます。
また、木炭デッサンは鉛筆デッサンに比べて、炭が落ちやすく、人差し指で弾いたり、息を吹きかけたりしても炭が落ちてしまいます。定着液で定着させてないデッサンは、軽く触っただけで台無しになりますね。

斜めに削って細かい部分を書く場合は、「ミズキ」という種類を使います。伊研の980番(緑色の箱)がそれだったと思います。
先をカッターで刀のように何度も何度も削りながら使用します。
妙にドギツいのは、柳とかクワを使っているからかもしれません。

個人的には、柳・伊研の220番と830番を使えば、腕が良ければどんな色でも出せると思っています。一度に色を出すのでなく、鉛筆デッサンと一緒で、軽い筆圧で何度も何度も重ねて色を出しては、大きくガーゼで色を落ち着かせる。また何度も色を重ねる、といった感じで根気よく形を取りながら繰り返していくと良いでしょう。

上手く書くコツは、「手を洗う」「序盤は練り消しを使わない」「明るい部分はこすらず、紙の凸凹を大切にする」といった感じです。

分かり難く、知りたい情報と合致しているか自信ありませんが・・・
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この回答へのお礼

大変丁寧に回答していただき、感謝、感謝です!
ミズキに、伊研の220、830番ですか。
近くにユザワヤがありますので、早速入手してみます。
>「引き算、マイナスの作業」がかなりの割合をしめます。
確かに。
美大生向けの教本をそういう目で見直すと、消しゴムで形を作っていく様な感じですね。
指摘されて思ったのですが、私は鉛筆デッサンの際にも、描画用の道具としてはほとんど消しゴムを使いません。
ひたすら足し算の描き方で書いています。
このあたりが、木炭と相性が悪い理由かもしれません。
>炭が落ちやすく、人差し指で弾いたり、息を吹きかけたりしても炭が落ちてしまいます。
そうなんです、指で中間調を作ろうと柔らかく触っても、木炭が全て落ちてしまったり。
>柳とかクワを使っているからかもしれません。
ご指摘の様に、主に柳を使っています。
横にしたり、斜めに削った面で薄く広範に炭を付けようとしても、一部に力が入り、そこに黒い線が出来てしまったりと、コントロールが非常に難しいです。
>根気よく形を取りながら繰り返していくと.......
はい、チャレンジしてみます。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2009/01/30 19:38

柳の木炭のみ使用しているのでは?


木炭は太さが2種類と硬さが2種類ありますよ。
濃い色が出すぎるのなら硬い木炭で細いものを使用すればいいのでは?

あと持ち方が悪い場合もありますね。指先でつまむ感じで滑らせて
描く感じです。握りこんでは上手くコントロールできないですよ。

自分に合った硬さ、太さの木炭をまず探すこと一番はそこだと思うのですが
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この回答へのお礼

>柳の木炭のみ使用しているのでは?
はい、主に使用しているのは柳です。
教本に、ヤナギが中心と書いてありましたので。
ただ、ご近所にユザワヤがありますので、色々な木炭を一応揃えてはあります。
使ってみた感じを思い出すと、柳より使いやすい木炭があった様に思います。
余談ですが、美大受験用の教本で、デモンストレーター(多分、美大のお姉さん)が使っていた道具箱?に憧れて、色々な濃さの鉛筆や木炭等、器材だけは集めました。
デッサン用の色々な道具を収めた箱が、プロっぽくて凄く格好良かったのです(汗)。
木炭への憧れも、そこら辺からきているのかもしれません。

>指先でつまむ感じで滑らせて描く感じです。
筆圧はかなり低くということでしょうか?
確かに、鉛筆の調子で描くと、汚い黒になってしまいます。
そう言えば、先日放送された、爆笑問題と芸大学長が語り合う?番組がありました。
その時、バックで芸大の方が木炭デッサンをされていましたが、確かにつまむ感じで描かれていました。
それから、指でこすっているのに、木炭が落ちてない様に見えたのが不思議でした。

>自分に合った硬さ、太さの木炭をまず探すこと一番はそこだと思うのですが
とりあえず、手持ちの木炭で試してみて、ユザワヤにも行ってみます。
どうもありがとう御座いました。

お礼日時:2009/01/30 19:54

No3llamaです。


補足しておきますね。筆圧はかなり低いです。
また細かく細密に描く場所はチャコペンシルなどをつかって補足したり
もしますよ。

おもった以上に炭が濃く付いてしまった場合紙を画板にかけていると
おもうのですがその画面をデコピンしたりフーっと息を吹きましょう。
不必要な粉が取り除かれて線の強さをコントロールできます。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなり、申し訳ありません。
皆さんの回答を参考に、木炭を買い集めたり、試行錯誤を繰り返してみたりしていました。
それでも迷宮にはまり込んでいたのですが、昨日、‘デッサン秀作集‘という本の末尾に付いていた、原寸大の作例を眺めつつ試行錯誤している内に、少し解った様な気がしてきました。
下にまとめてみますが、こんな感じでよろしいのでしょうか?
1、木炭の主に腹を使い、紙の目を潰さない様に軽いタッチでおおまかな陰影をつける。
2、付着させた木炭を押さえたり(指、布等)、消したり(練り消し、パン等)して形や陰影を整える。
3、1-2を繰り返す、つまり重ね塗りの様になるわけだが、これが独特の美しいトーンを作る。

基本的にはこの作業の繰り返しで絵が出来上がっていく様に思うのですが、これで良いのでしょうか?
今まで幾つか不思議な点がありました。
一つは、木炭の場合、面のデッサンをする方が多いということ。
木炭の腹を大きく使って、おおまかな陰影でデッサンする方法ですが、これは鉛筆の場合、あまり使われません。
しかし、木炭が基本的に塗る画材であり、簡単に消せることを考えると納得がいきます。
油絵で使う基調色みたいなものでしょうか?
木炭に限りませんが、デッサンで真っ白な部分はあまり残りませんよね。
まずベースになるおおまかな陰影を作り、その上に陰影を重ねていく様な感じでしょうか?
もう一つの謎は時間です。
作例の製作時間を見ると、12時間なんていうのが普通に書いてあります。
それなりに緻密な表現をするにしても、輪郭とって、陰影付けてで、なんでこんなに時間かかるの?
と不思議だったのですが、進んでは下がりの様な作業を繰り返していると考えると理解出来ます。

以上は、自分の解釈なんですが、大体合っていますでしょうか?
実際には、まだトーンを操れるという状態ではないんどえ、自身半分というところなのですが。
それから、作例を見ると、押さえを多用というか、押さえてある方がむしろ普通(個人差はあります)の様にかんじるのですが、そうなのでしょうか?
度々質問させていただき、申し訳ありません。

お礼日時:2009/02/04 05:44

引き算について


食パンや練りゴムは 消すためのもの だという概念を捨て、
白やグレーの描画材(木炭や鉛筆と同列に)だと思ってやるといいと思います。
意識が変わると木炭を思い切って紙に乗せることが出来ます。
鉛筆のときの消しゴムや練りゴムもそうです。

一度、暗色の色画用紙に白チョーク(コンテ・パステル・色鉛筆など白なら何でも)等でデッザンしてみるといいかもしれない。
陰影に鉛や炭を乗せる鉛筆や木炭とは逆に、光があたっている所に色を思い切って乗せる。

  
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この回答へのお礼

ご回答ありがとう御座います。
アメリカの美術教師 D.R.グレイブスの描法がご指摘の方法に近い様に思います。
最初に木炭紙を全て中間調に塗ってしまい、セーム革でぬぐうことで形を作っていく(抜く)やり方です。
>意識が変わると木炭を思い切って紙に乗せることが出来ます。
はい、木炭は簡単に消せるし、バッと大まかに塗ってから、練り消し等で細かく形を作っていくものなのですね(それで良いのでしょうか?)
もし正しければ、この点は完全に誤解していました。
抜きはあくまで補助で、鉛筆同様、書き込むものと思っていました。
それで、ハッチングを使ったり、細い木炭で書き込んだりしていたのですが、これをやっていると木炭特有のあの陰影がどうしても出ません。
太い鉛筆で不器用に描いた様な絵が出来上がるだけでした(当たり前?)。
仰られる様に、腹を使い、とにかく大まかに陰影を付けて、それを消して整える様にすると、それから下に書きました様に、それを重ねていくと、木炭らしいトーンが出てくる様に感じます。
まだ、押し、抜き、またそれぞれ、指での押し、布での押し、練り消し、パンでの抜き等、それぞれの役割がつかめず、闇の中を試行錯誤している状態ですが、何となく大筋の理解だけは出来た様に感じています。
ありがとう御座いました。

お礼日時:2009/02/04 05:59

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