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私は私立大学に通う大学院生です。
私の分野(工学系)には約30名の教員がおり、約10名が教授です。
それも年功序列的なところもあるので、年配の先生はほとんど教授です。
そう考えると、競う相手がほとんどいない比較的楽に昇格できる業界な気がします。
一方、企業では新人社員→平社員→主事→課長→部長と昇格していき、部長は数十名のグループのトップです。

そう考えると「大学教授って何がそんなにすごいのか?」と感じます。
私としては、「企業の部長≒(工学)部長>課長≒教授>主事」くらいな気がするのですが、みなさんはどう思われますか? 

A 回答 (11件中1~10件)

大学教授がすごいのは学術的な実力が伴っているからです。


教授に昇格するのには、査読付き論文を提出した本数と、
その論文が引用された回数が優れていないと昇格できません。

まともな大学の人事なら単純な年功序列にはなりません。
優れたアイデアを出し続けるのは本当に大変なことだと思います。

一方で企業の場合の人事は不透明です。大学内での人事もきれいごと
ではありませんが、企業はそれ以上に学歴主義などの実力が伴わない
人事が多いと思います。
そういう意味で、一般に企業と教授のポストを比較するのは
無意味です。
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この回答へのお礼

沢山のご回答ありがとうございました。
少し視野が広がりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/05/24 15:59

 部長の偉さは、企業の格でまったく異なってきます。


メガバンクや大手メーカーの部長なら、従業員100人の
会社の社長よりも社会的なステータスははるかに上です。

 それと同じことで、教授という職業のステータスも、
どこの大学なのかで全然変わってきますよ。

 国立大学の教授なら、大手有名企業の次長程度でしょう。
旧帝大の教授なら部長クラス、学部長なら事業部長レベル
だと思いますよ。そして理事会メンバーが取締役です。
私立でも早慶の教授なら旧帝大に準じるでしょうし、
MARCH や関関同立なら国立相当でしょう。

 それ以下の大学だとガクッとレベルが落ちて、まあ
大手企業の課長程度。中堅大学なら係長クラスでしょうか。
新興大学の教授ならまさに、ご指摘どおりの主事レベルかも
しれません。ただ教授まで行くと、よほどのことがないと
ほぼ終身雇用なので、大企業と同様の安定度はあります。

 結局は、大学教授かどうかではなく、どこの大学の教授か
どうかですね。現実的にも有力大学の教授はかなり狭き門
ですが、新興大学なら教授の座をエサに有力な人材を外部
から引っ張ってきます。
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この回答へのお礼

沢山のご回答ありがとうございました。
少し視野が広がりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/05/24 15:58

出世が楽なのに、仕事も出勤時間は自由だし、好きな事を研究して、しかもそれに掛る費用は国から助成されるし、儲けとか考えなくても良い。

そうそう今日は講義が無いから、自宅で本でも読んでいよう・・・・。研究にしたって、労働力は学生なのでゼロ、むしろ学費が入る、しかも長時間残業させても労基署に怒られない。こんな「すごい」仕事が、企業にはありますか?

まぁ、冗談はおいといて・・・。

大学のような組織で「年功序列」というのは、常識的に考えれば「出世が大変」という結論になるはずなのですが・・・、どうしてしまったのでしょう・・・。

貴方が35歳の准教授だったとします。上司は45歳の教授です。定年は65歳としましょう。だとすると貴方の上司はあと20年間教授のままです。という事は、貴方も20年間、55歳まで准教授のままです。大学における年功序列とはそういう事ですよ。

これだと弟子が多い所は困るので、旧帝大などの有力な大学は近隣の国立・私立大学へ一旦教え子を出し、優秀なのを戻すというような事をやります。

まぁ、それらはだいぶ過去の話で、そのような年功序列は崩れつつあります。それとともに「昇進制度」もなくなりつつあります(私立にはまだのこっているのかな?)。代わりに「任期制」というのが導入されてきました。任期制というのは、その任期(例えば5年間)が終わったら、そこで雇い止めですよ。という制度です。任期が終わった後、同じ大学で一個上の職として勤めるにも、新たに応募し直さなければいけません。しかも、その時点で募集がかかるかどうかは全くの運次第ですし、全国の同じ様な境遇のライバルと戦わなくてはいけません。これまた楽ではありません。

これらの話と、企業の出世競争との比較は私はできませんが、ただ、質問者様は、年功序列というのを「●●歳になれば、ほぼ自動的に教授になれる」という意味で捉えている気がしたので、書かせていただきました。


まぁ、院生にもなると、大学の先生が「ただのオッサン」に見える事もあるでしょう。だってただのオッサンなんですから・・・。
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この回答へのお礼

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お礼日時:2009/05/24 15:58

あなたの大学ではどうなっているか知りませんが、多くの大学では空きポストが出るたびにそのポストの教員を公募します。

通常は複数の、時には数十件の応募があります。アカデミックポストを狙っている人は大勢いますからね。で、その中から選ばれた1名がそのポストに就きます。
そこで他大学からの応募者がそのポストを獲得すれば、後は推して知るべしです。
まあ、応募者がないほど特殊であるか、よほど魅力のないポストであれば話は別ですし、そこまで厳密に公募をしていない大学もあるかもしれません。
偉いかどうかは別にして、年功序列で昇格できるようなお気楽な大学は少ないということです。
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この回答へのお礼

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お礼日時:2009/05/24 15:58

大学の格や研究内容にもよると思いますが、有名企業の取締役以上に匹敵する場合も珍しくないでしょう。


給与的にもヒラの教授が国家公務員でいう本省課長級に匹敵するため(国家公務員の地位は給与を見れば分かります。大学教授も数年前まで国家公務員だったので比較が可能です)、地位に直すと東証一部上場企業の部長級となります。教授という以外に役職がつけば地位はさらに上がり、最終的に東大総長になれば各省事務次官よりも上の副大臣に準じる地位、民間に直すと経団連会長クラスになります。

昭和時代中期頃は今以上に地位は高く、教授が研究のために地方に行くと、村長・村議会議長以下村の幹部一同が出迎えるようなことも珍しくありませんでした。
さらに時代を遡って明治時代の教授となるとさらに地位は高く、中央政府の並みの政治家と同等の地位があったようです。有力な教授は閣僚級と言っても過言ではありません。
今でも、先進国の有名大学の教授が発展途上国を訪れると、大統領や首相が出迎えるようなことがあります。
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お礼日時:2009/05/24 15:58

教授と企業部長と両方に深い関わりのある人間です。



「大学教授って何がそんなにすごいのか?」→平均的には別段すごくないですよ。普通の叔父さん叔母さんです。中にはすごい人もいますが、それはアカデミック分野以外にもすごい人はいるわけで同じこと。というより、そもそも分野が違うと偉さの基準が揃えられないので、比べられないですよ。

「企業の部長≒(工学)部長>課長≒教授>主事」これは収入でしょうかね?だとしたら、大企業と国立大学の比較では 部長>学部長、課長>教授 ということを除き、概ね当たっているような。

偉さという比較だったら、なんともいえませんね。
偉さにもいろいろありまして、人格的によくできてるかどうかという観点なら、大学教授というのは全体的には紳士だとは思いますが、ばらつきは激しいです。大きな集団の中で自分の立ち位置を考えざるを得ない、という生き方をしてこなかったからでしょうね。先生先生と言われていれば、俺って偉いとすり込まれるのが普通です。自分はそうではないと思っていても、こういう人はたいてい自信満々ですから、話していればわかります。その中で自分を律することのできる人は偉い人でして、そういう人もやはりいます。
企業のほうはどうかというと、ずっと揉まれていますから、多少丸くなったりばらつきは小さくなるのは確かです。部長クラスだと大きな集団を動かす立場である以上、人格的にも陶冶された人ばかりです、と言いたいところですが、これはやはりいろいろです。頭が下がる人は多いですが、いっぽうでは職場を競争の場と捉える人も発生するわけで、中には下を踏みつけにしたり、口八丁でのし上がっていく人もいます。あるいはアホな上司の受けがよくて出世する人もいたり。
結論:人格的な偉さの平均値は似たようなものだ。

世間的な尊敬という意味の偉さなら、たぶん教授>=部長じゃないですかね。実態としてはそんなに偉くもないと思うというのは先述のとおりですけど。

さて、出世に関して実力主義か年功序列かという点ですが、私の経験では他のかたとは異なります。
実力というのが何を意味するのかというのがこれまた問題になるのですが、それは置いておいて、どちらかといえば大学のほうが年功序列的、というよりは「非実力主義的」という印象が私にはあります。つまり、空きポストおよびコネクションに恵まれるかという偶然性の要素が大きいです。恵まれれば楽に昇進できるし、恵まれなければ相当優秀であっても長期間冷や飯を食いどこか別の大学での昇進の道を探す。あと、ひたすら論文を量産するか、高品質の仕事を追求するか、講義その他に注力するか、などで、最初の道をとればポストを得やすいですね。論文何件の世界ですから。
企業の場合はいまどき年功序列を前面に出すことは殆どなく、どこも実力主義が看板でしょう。もっとも、「もう年なのだから、実力はいまいちだけど昇進させてあげよう」などということも茶飯事ではあります。さらには実力というのがハッタリ力であったり、周囲を押しのける傍若無人力であったりすることもあるわけで。ほんとの実力を評価するのは難しい話です。この意味で、年功序列のほうがましかもしれないですよ。
私の結論:どっちもどっち。
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この回答へのお礼

沢山のご回答ありがとうございました。
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ありがとうございました。

お礼日時:2009/05/24 15:57

>部長は数十名のグループのトップです。



 部長以外に部長待遇という人たちが山のようにいて、
さらにそういった会社が掃いて捨てるほどあるわけです。
今の日本には、社員の80%以上が管理職という大企業も
ざらにあり、「平より多い管理職」などいう言葉もあります。

 なれる確率が低いほどすごいということなら、まだ
大学教授のほうが会社社長より上かと思いますが。(笑)

 もし、給料の上下で言うなら、儲かっているIT企業の
平より大学教授のほうがずーと下です。

>そう考えると「大学教授って何がそんなにすごいのか?」と感じます。

 大学教授がすごいって、どこから聞いた話ですか?(笑)
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この回答へのお礼

沢山のご回答ありがとうございました。
少し視野が広がりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/05/24 15:57

私の知っている範囲(国立大学)で言えば、大学の教官は年功序列では


決してありません。完全に実力主義です。
若くして(40前後)教授になる超優秀な方も居れば、定年まで助手(今は助教と言いますが)
のままの方もいます。
(厳密には定年に合せて准教授、教授とスピード出世されてましたが笑)

教授になるというのは、大体が定年や栄転などでポストが空いた場合に
業界内に募集が出て、それに応募して採用されてなります。
下にいる准教授がエスカレーター式に教授になるわけでは決してありません。

というわけなのですが、私立大学だとまた事情は違ってくるのかも?しれませんね。
(外部への公募はなくエスカレーター式なのかも??)
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この回答へのお礼

沢山のご回答ありがとうございました。
少し視野が広がりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/05/24 15:57

大学教授はそれぞれ、個別です。


教授は、中小企業の社長。
世界的に有力な中小企業もあれば、細々とやっている中小企業もある。
理工系で有力な教授でも、年間予算は数十億程度ですから、企業規模としたらその程度。
ただ、存在感は個別の教授で全然変わってきます。

これは某企業、売上高が年間兆単位で、従業員も10万人を超えるような企業に就職した友人の体験です。
一年前まで授業を受けていた某教授をお迎えして、お話を聞くと言うことになったとき、同じ学科の出身者ということで、お出迎えにでるように言われて、本社の玄関に控えていたら、そこの社長がちゃんとお出迎えに参上して、教授を玄関からエレベーターに同乗し、応接室まで連れて行ったそうだ。友人は、「やっぱ、教授は偉いんだ」と思ったそうだ。その教授は10年ほど後に、その学会の会長になったくらいだから、当時から評価されていたのでしょう。
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この回答へのお礼

沢山のご回答ありがとうございました。
少し視野が広がりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/05/24 15:57

こんばんは。

院卒のおっさんです。
私自身の社会人経験をもとに回答します。

大学の研究室と企業の組織は、やっている仕事が全然違いますし、
大学教授と部長も、要求される仕事の質が違います。
陸上競技と水泳競技とを比較することと似たようなものと言えるかもしれません。

そして、
年功序列については、現在でも、大学よりも企業のほうが程度が大きいです。

私の友人で大学教授が2人いて、2人とも40代ですが、
頭の良さや科学的な洞察力の深さは、企業の部長のはるか上です。
そして、私の大学在学時のことですが、企業の部長より頭が良くても、50代後半でやっと教授になれた先生もいますし、
一所懸命仕事をしているのに、定年まで助手で終わった先生もいます。

冒頭に述べたとおり、単純な比較はできないのですが、
上記の私の周囲の人の例から言って、大学教授は企業の部長よりは上というイメージを私は持たざるを得ないです。


以上、ご参考になりましたら幸いです。
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この回答へのお礼

沢山のご回答ありがとうございました。
少し視野が広がりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/05/24 15:56

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