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ふと考えたのですが、一般イメージとして、給料がよく、責任ある仕事、頼られる存在としての医者という感じがあります。


けれども実際は、激務で、一人前になるには少なくとも10年以上かかる上に、専門に長けていないといけないぶん、又忙しいぶん、他に対する見識が狭くなりそうです。

ブラックジャック読んでカッコいいと思いましたが、ただの幻想なのかなと思いますし。

やっぱりコツコツと親身に病気治したいと思う人こそ向いている職業ではないでしょうか?

今の医学部志望の方々は、予備校などに煽られて、医師というブランドに憧れて目の前の受験競争にしか頭ないのではないでしょうか?つまり、医師の激務さなどは特に考えずに入学している人が多々いるのではないでしょうか?

A 回答 (8件)

デメリット


それは明らかに労働者として確固たる権利が無いこと。
例えば労働組合が禁止されています。
だからただ働きが横行しています。
37時間勤務もだから黙認と言うか、強いられています。
研修医や名ばかり管理職の件も最近ようやく摘発を受けていますが、そんなの氷山の一角です。
大阪で研修医が亡くなったときの病院長のコメントが「研修医は労働者として認識されていない」でした。
研修医制度が変わったといえ、いまだ記憶に新しい発言です。
もし、学生さんが今から医学部を望む場合、卒後10年は非常勤+時間外無視を覚悟しておくべきでしょうね。
30代でパートで食っている医者なんて珍しくとも有りません。
もちろん常勤が良いですが、今や血が出るほど働くポストしか募集はありません。或いは墓場の様なところ。
医者不足と言いつつ、募集の現実そんな物です。
そこの病院も経営が苦しく、医者を抱えるのは大変です。
また非常勤どころか大学では院生などをタダで働かせているところが沢山有ります。
大学病院に入院したところで正規の職員が主治医であることの方が稀と言えます。
あと、パソコンや学会の費用(職員の場合は補助がいくらかありますが)すべて自費になります。
むかしはもう少し余裕のある業界だったので成り立っていましたが、もう無理です。
やりがいは有ります。しかし、最悪の労働環境です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
とても参考になりました。

病院も経営が大変みたいですね

ストライキなんてされちゃ困る人もいますし、堂々と金増やせというのも世間からは冷たくみられそうですし、


最後のやりがいがあるというのがやっぱり気になります。その労働条件にたえうるものなのですかね


ブラックジャックとはかけ離れた現実に悲しみを覚えます。


ありがとうございます。

お礼日時:2009/02/12 16:37

トピずれですが岐阜大学の後期78倍は非常に特殊な例です。


先日、子供の受験対策の予備校の講習に参加したのですが、倍率変化の起こりやすい条件が何個も合致した特殊なケースとして2007年の岐阜大医学部後期試験が挙げられていました。

1)センター試験の平均点が2006年が指導要綱の変更があり非常に高くなった。その反動として2007年はセンター平均が低下し受験生が前期試験の医学部に対して弱気になった。
2)後期試験を廃止する大学が増えるなか、偶然この年岐阜大学は後期合格者を前年の10名から35名に増員した。(前期より移行させた)
3)二段階選抜(足切り)を廃止した。
4)受験科目が点数の読みにくい小論文+面接から外国語+数学+理科2科目に変わった。
5)一次対二次の比率が科目変更の上1400:500が400;1200になり二次での逆転が容易になった。
このため前年定員10人、志願者224人が定員35人志願者2760人という異常な人気になったというのが真相らしいです。

本題についてですがやはり見識が狭くなりがちとは自分自身も思いますし、普段から注意をしています。
医学部志望の人の意識はやはり世代間で差があり卒業年次の浅い医師のの方がドライですね。一般論としてですが。医師も一つの職業ですから色々な形でアプローチする人がいていいのではないでしょうか?ただ医学部に入ると基本的につぶしが利かないので入学時に一生が決まるという点では覚悟が必要と思います。
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この回答へのお礼

今年も岐阜に観光する人沢山いますね。

医学部に入る覚悟本当に皆様もっているんですかね?僕にはそこが疑問です。ろくに考えずに、医者はもてはやされるからなりたい?


ありがとうございました。

お礼日時:2009/02/14 00:12

もう一言。


医者を聖職者にする傾向が有ります。
丁度官僚が儲けたり、公務員批判に近い感じ。
他人の場合は良いのですが。
しかし結婚などで医者を家族に持ったとき、その労働環境の現実を知ってしばらく頭が固まってしまうケースを何回か経験・聞きました。
特に企業に勤めて一般的な雇用の形態を知っている人にはきつい話です。
例えば、前期・後期専攻医って非常勤です。
非常勤・・・?どういう契約なのか知っている医者があまりに少ないし、そう言った事情を知らずに働く医者に????になります。保険は年金は?実はそう言った雇用条件を示す病院はまず有りません。
非常勤つまり週40時間の7かけ。28時間労働のはずです。
が、当然の様に夜中まで働かすのです。
え?修行の身だから当然?
いえいえ、法律はもっとちゃんと出来ていますよ。
先ほど言いましたがやる気になれば研修医の時間外に関してもちゃんと摘発できます。
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 後期78倍というのはすごいですね。

医学部入試事情がそんなことになっているとは正直知りませんでした。なにせ我々非常識な人種ですからそんな認識の誤りも許してください。ただ私が前回の回答で言いたかったのは、医学部受験の段階での動機なんてものはその人が優秀な医者になれるかどうかとはあまり関係ないだろうと言うことと、医師のデメリットは数えきれないほどあるけれども、それを理由に躊躇するくらいならば最初から違う職業を選んだ方が得策であろうということです。入試倍率認識に誤りはありましたが、私の言いたいことに何ら変わりはありません(医学部合格が今と昔でどちらが難しいかなんてことは正直私にとってはどうでも良いことです)。

>何故昼夜問わず病院に縛られた生活していますのに、遣り甲斐のある仕事なのですか?

 昼夜問わず病院に縛られているからといって遣り甲斐が無くなるものでもないと思います。好きなことをやっているだけですから。

 それと福島先生のことについてはノーコメントとさせていただきます。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
好きだからやれる

わかりました。

やっぱりそこがカッコいいですね

お礼日時:2009/02/11 00:10

 No.1の方が回答されているように動機やきっかけはさほど重要では無いと私も思います。

お金目的で医者を目指そうなんてのは私個人的には論外ですが(というよりそれならもっと効率よくお金を稼げる仕事が他にある筈)、少なくとも医学部受験の時点で「高尚な」動機を無理にもち合わせる必要も無いでしょう。医師というブランドに憧れて、という動機でも別に構わないと私は思いますし、自分の偏差値が高いからでもまあ悪くないと思います。また将来スーパードクターとしてテレビで取り上げられたいというのでも良いでしょうし、勿論研究の分野で名をあげたいというのでも良いでしょう。「コツコツと親身に病気治したいと思う人」は勿論大切ですけど、そんな人ばかりが医者になったら医学は衰退するような気がします。医学の世界はもっとダイナミックです。

 医師として持つべき倫理観というものは、6年間の大学生活や実際に現場に出て患者さんと接したり、先輩の医師の背中を見て培われていくものだと私は思いますから、大学受験の時点であれば、あまりにも常軌を逸した考えさえ持っていなければ特に問題は無いと思います。

 また、「今の医学部志望の方々は、予備校などに煽られて、医師というブランドに憧れて目の前の受験競争にしか頭ないのではないでしょうか?」についてですが、私が医学部を受験した20年近く前(もうそんなに経ったのか・・・)でも今と受験事情は変わらなかったと思いますよ。寧ろ第2次ベビーブームに近い世代ですから、その頃の方が大学受験は全般的に今よりも激しかったと記憶しています(医学部定員は今と変わらなかったですね。ある国立大学医学部は確か後期試験の倍率が25倍超だったかな?)。

 まずは受験で合格しないと医学部に入れないわけですし、25倍は極端にしても7-8倍の倍率の中を勝ち残らなければいけなかったわけですから、取りあえずは頭の中は受験競争だけになるのも致し方ないかなと。

 「医師の激務さなどは特に考えずに入学している人が多々いる」については確かにそうかも知れませんが、昔と比べるとそういった人が増えているかというとどうでしょう。私自身も医学部に入るまでは医師の勤務体制なんて知らなかったです。でも「研修医は常に病棟に張り付いているもの、呼ばれれば昼夜関係なくそれに応えるもの」と教わりましたのでその通りしてましたよ。「激務」と言われればそうなんですけど、別に好きでやってるわけですし、特に最初のうちは働くことが自分のskill upに繋がる部分も多かったですからあまり苦にしませんでしたね。(勿論そのままの働き方をいつまでも続けていると一部の奇特な医師を除けば皆さん疲弊していきますけどね。ただ脳外科なんかは夜中の急患となれば若手が執刀するチャンスだったりしますからギラギラした人が多いかも知れません。)

 それで最近の話ですが、現行の臨床研修制度では極端な話「研修医を余り働かせてはいかん」ということになっていますから、昔の研修医と比べればあまり「激務」ではなくなっていると思いますよ。彼らにとって果たしてそれが必ずしも良いことなのかどうかは分かりませんけれど。

 最後にご質問の「医師のデメリット」について。
 細かい「デメリット」を挙げればたくさんありますよ。一番はNo.2の方が回答されているように訴訟のリスク。確かにミスしなくても結果が悪ければ訴えられる可能性はあります。何をするにしても常に訴訟と隣り合わせですね。その他は夜中呼び出されたり休みが少なかったり医局の都合で転勤させられたり、48時間連続勤務したり・・・など愚痴を挙げればきりがないかな。

 でも、デメリットを考えて医者になることを躊躇するような輩は最初からいらん!と私個人的には思っております。はい。

この回答への補足

一つだけお聞かせください。

何故昼夜問わず病院に縛られた生活していますのに、遣り甲斐のある仕事なのですか?

福島先生のラストホープ読みました。先生いはく、患者さんのありがとうだけで仕事が続けられるとありました。

ダイナミックな医学には合わない台詞です、どこに野心を見いだしているのですか?

補足日時:2009/02/10 22:17
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この回答へのお礼

実際に医師のかたからの回答ありがとうございます。
調べましたら、岐阜大学は前期20倍、後期78倍ありました。
又、バブル崩壊後安定思考から新学校や予備校が医学部に目をつけて東大を受けず地方医学部狙いが増えたことを考えますと昔のほうが断然楽らしかったです。
一つ言えますのは専門に長けてますが麻生さんの通りに非常識な面がみられそうですね。

批判ではなく率直な感想です。ご了承ください

お礼日時:2009/02/10 22:12

>医師のデメリット



●資格を取るのが大変。
頭脳的なモノ・経済的なモノ、両面ですネ。
●仕事が肉体的に激務。
●仕事が精神的に激務。

まあ、職業自体、人の命を左右してしまう極めて重要な仕事なのですから、当然と言えば当然でしょう。

しかし、
>医師というブランドに憧れて目の前の受験競争しか頭にない

こうは考えたく有りませんねェ・・・。
立派なお医者さんの方が大勢いらっしゃる。
そう考えないと、怖くて病院に行けません。
(^^;
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この回答へのお礼

予備校が合格人数だしたりと、嫌な風潮ありますね。
怖くていけなくなるのわかります。 やはり、信頼できる人みつけるかなと思います。

ありがとうございます。

お礼日時:2009/02/10 12:24

最大のデメリットは「訴えられて犯罪者にされる」事でしょう。


特に産婦人科は元々出産自体が100%安全な行為ではないにも拘わらず、死亡事件等がおき逮捕され、起訴される事件が起きてしまいましたので、現場には相当のダメージがあった様です。
現場ならず学校でも産婦人科専攻が減っていますので、数年たたずとも産婦人科で出産する事自体が相当困難になるでしょう。

激務で犯罪者になる確率高いのなら逃げるわな・・・。

ちなみに皆誤解してますが、人口当たり産婦人科医が一番少ないのは地方ではなく、埼玉県です。

ちなみに
一部の医者にはモンスタークレーマー対策のためマイクを忍ばせて説明等を全て録音する自己防衛をする方もいるそうです。
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この回答へのお礼

必ず治すと勘違いする方々多いですよね。

ありがとうございます。

お礼日時:2009/02/10 12:21

>今の医学部志望の方々は、予備校などに煽られて、医師というブランドに憧れて目の前の受験競争にしか頭ないのではないでしょうか?つまり、医師の激務さなどは特に考えずに入学している人が多々いるのではないでしょうか?



別にそれでもいいんじゃないですか?
受験の動機は人それぞれで、そこは別にどうでもいいです。
医学部で勉強していくうちに、実習などで患者さんと触れていくうちに、医者とはどうあるべきか、自分はどうして行くべきかを学んでいけばいいんです。
医学部は6年通わなくてはなりませんから、その6年の間に医者としての自覚を育てていけば良いだけです。
受験するときに、自分は医者になって患者さんのために身を粉にして働きたい!と思っても、6年のうちにすっかり変わってしまう人もいますから。

ちなみに、一般の人が思うような「医者=給料が良い」というイメージは間違いです。一部給料が良い医者がいますが、普通の会社である程度の職についている人と比べると、生涯賃金は医者のほうが少ないです。
しかも何千人の命を救っていても、一度ミスするとマスコミにたたかれて一生棒に振ることになりますし・・・
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この回答へのお礼

確かに6年は大きいですね。人の病を治すことに生き甲斐がもてるように変われなくもないですね。

イメージは給料高い、
実際は安い、という認識でよさそうですね。

ありがとうございます。

お礼日時:2009/02/10 12:19

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