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中東において標的が一般市民ではなく米軍車両の場合であっても「自爆テロ」と呼ばれています。
これと同じ見かたをすれば神風特攻隊も自爆テロである、ということになると思います。
また、神風特攻隊は非正規部隊であったことも考えると、ますます自爆テロとの区別がつかなくなります。
神風特攻隊は自爆テロであるといえるでしょうか。

※添付画像が削除されました。

A 回答 (40件中31~40件)

質問者さんは「戦時国際法」と言うものを知っていますか?それを全く知らないで質問しているように見受けられますが?



大東亜戦争時に戦時国際法として機能していたのは、

ハーグ陸戦条約
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%BC% …
です。この条約に定められたことをベースに、現在ではより詳細な「戦時国際法」が様々な形で成立しています。

結論から言いますと、
神風特攻隊:戦時国際法の適用を受ける「軍人」による「戦闘行為」。
自爆テロ犯人:戦時国際法の適用を受けられない「非軍人」、簡単に言えば「犯罪者」による「犯罪」。
となります。

なお、質問者さんは
「軍令部の命令なく編成された部隊は非正規部隊です。天皇の裁可も受けてませんし」
と言い、それを「神風特攻隊も自爆テロである」という考えに繋げているようですが、そのような思考は無意味です。

特攻隊は、陸軍と海軍の両方で編成されて出撃しました。飛行機に限らず、潜水艦から発進する「回天」による特攻も行われましたし、実戦には投入されませんでしたが様々な特攻兵器が存在しました。

これらはいずれも帝国陸軍・帝国海軍の一部としての各部隊が編成したものであり
「軍令部の命令なく編成された部隊は非正規部隊です。天皇の裁可も受けてませんし」
などということは事実に反します。

ですが、仮に下記の様な経緯で「特攻」が行われたとしても、戦時国際法の適用を受ける軍人による戦闘行為であることには変わりありません。
質問者さんは「軍令部の裁可」とか「大海指」などの有無を問題視しておられるようですが、特攻が戦時国際法の認める戦闘行為であるか否かとは関係ないことが分かるでしょう。

* 偵察の任務で発進した水上機が、燃料を残した状態でエンジントラブルを起こし、サンゴ礁に不時着する。サンゴ礁の島には日本軍守備隊がいた。

* 水上機に乗っていた操縦員・偵察員が整備の心得を持っており、エンジンの修理に成功した。
(整備科の下士官兵が、飛行機搭乗員を志願して試験を受け、航空兵に転科することは可能で、戦後まで生き残って手記を残した人もいます)

* 水上機には基地や母艦に戻れるだけの燃料は残っていない。しかし、サンゴ礁の島の沖合いを敵の輸送船が通るのを発見した。サンゴ礁の日本軍守備隊に別れを告げて発進し、敵の輸送船に「特攻」を試みて見事に命中した。飛行機に残っていた燃料(今で言うガソリン)で火災が起き、輸送船のボイラーが破裂して敵輸送船が沈没した。
※ 実際の航空機による特攻でも、積んでいた爆弾による被害より、飛行機の燃料による火災が敵に大きな損害を与えることが珍しくありませんでした。ガソリンによる火災は猛烈で、容易には消火できません。ですので、特攻機は短距離の攻撃であっても必ず燃料を満載して発進したそうです。

* この「戦闘」は、サンゴ礁の島にいた日本軍守備隊の視界内で行われた。守備隊が「搭乗員の官姓名、所属部隊、聞き取った不時着の状況、目撃した最後の状況」を上級部隊に伝え、「帰還不能となった水上機による敵輸送船への体当たり攻撃」が明らかになった。

この場合、当該水上機搭乗員への上官からの本来の命令は「偵察」であり、「特攻」でも「攻撃」でもありません。予想外の結果として敵輸送船を撃沈することとなりましたが、戦時国際法の定める戦闘行為と認められます。

上記の仮定で、絶望的な状況下で無駄死にせずに敵輸送船に「特攻」をかけて見事撃沈した水上機搭乗員は、特攻戦死者同様に、功績を全軍に布告されて特別進級することとなったでしょう。

「戦時国際法」について基礎知識を身につけてから質問されることをお勧めします。
こちらの本でも読まれると良いでしょう。「中学生でも読める」ように図版を交えて分かりやすく解説されています。

「世界一わかりやすい国際法入門」
http://www.amazon.co.jp/dp/4478150001/

なお、「損害を受けて生還不能となった飛行機による体当たり」は、どこの国の飛行機も行っています。アメリカの飛行機が日本の軍艦に体当たりした例など、枚挙に暇がありません。
「軍人が、ただ死ぬか、敵に損害を与えて死ぬかの二者択一を迫られる状況で後者を選ぶ」
のは古今東西当たり前のことです。
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この回答へのお礼

軍令部が編成命令を出さなかったため、特攻隊はやむなく志願者から編成されました。兵の自発的な自殺攻撃ならば軍令部は黙認せざるをえないからです。軍令部は「やりたいなら勝手にやれ」という立場でした。これは要するに特攻は軍の統率外でおこなわれた作戦だったということであり、「特攻は統率の外道」といわれる所以でもあります。
軍の統率外の特攻隊員は交戦資格を持つ戦闘員といえますか?
神風特攻隊第一御盾隊は機体の日の丸を塗りつぶして国籍不明機として
攻撃しましたが、これはまさしくテロでしょう。

お礼日時:2009/03/02 23:36

特攻は軍令部の裁可を受けています。


また新たな部隊編成ならともかく、既存の部隊の攻撃手段の変更に天皇の裁可は必要ありません。
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この回答へのお礼

では、特攻隊編成を命じた大海指は第何号なのですか?

お礼日時:2009/03/02 19:17

 テロリズムとは異なり、戦争兵器と駆使、操縦者をかねていたものですね。


 自己を敵への砲撃の砲弾としたのですね。正規の戦争行為としての、拒否や回避のできない、志願者への国の正規の命令です。
 これを敢えて考案した人くらい、罪なる人はいない。
 そんな国の歴史はとても許せません。
 当事者はこれをどう償えるでしょうか?
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この回答へのお礼

ありがあとうございます

お礼日時:2009/05/27 22:07

・これと同じ見かたをすれば神風特攻隊も自爆テロである、ということになると思います。



同じ見かたをすれば神風特攻隊は、自爆テロでないことは明白なんですが^_^;

・神風特攻隊は非正規部隊であったことも考えると

神風特攻隊は、帝国海軍の正規将兵が、正規に編成された部隊で、正規の命令に従ったものなんですが(@^^)/~~~

※。神風特攻隊のように兵力を激減させ、将兵の士気に衝撃を与える作戦を現地司令官である大西が独断で採用する権限はなく、源田実大佐他の軍令部が定めた特攻作戦を現場で実施に移したものと考えられている。


1945年1月、対空巡洋艦に特攻機が命中した瞬間神風特攻隊の部隊名称も軍令部において編成前から決められていた。1944年10月13日起案の「大海機密第261917番電」は、特攻作戦の都度、攻撃隊名「敷島隊」「大和隊」等をも併せて発表すべきこととされていた。特攻隊の部隊名称が軍令部からの指示で付けられ、戦果発表と同時に大々的に公表する方針が示されている。

テロは一般に恐怖心を引き起こすことにより、特定の政治的目的を達成しようとする組織的暴力行為、またはその手段を指す。
神風特攻隊は、恐怖心でアメリカが攻勢を辞めるだろうなどというものでなく、具体的に敵艦などの戦力を破壊しようというもので、必死攻撃という手段は、ともかく作戦目標は、テロでなく、まっとうな軍事作戦です。(統率の外道には、ちがいないが^_^;)


蛇足ですが、
英語では自爆テロは(Suicide bombing 自殺爆撃)と、特攻は(Suicide Attack 自殺攻撃)と分類されています
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この回答へのお礼

ありがあとうございます

お礼日時:2009/05/27 22:07

攻撃対象が軍隊であろうとなかろうと、政治的主張の手段として暴力行為を行なう場合がテロになります。

反政府組織がテロを行なう場合、直接の敵である軍隊と警察は対象になりやすいのが、一般的でしょう。
戦争において軍人が行なう暴力行為は、政治的主張がないのでテロとは呼びません。
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この回答へのお礼

ありがあとうございます

お礼日時:2009/05/27 22:07

>神風特攻隊は非正規部隊であったことも考えると、ますます自爆テロとの区別がつかなくなります。



正規部隊ですけど?
非正規部隊であったと言う根拠はなんでしょうか?

ちゃんと出撃に関しても日本軍で決められた出撃指令がありますが。
そもそも海軍の特別攻撃隊自体大本営から「編成命令」が出てますけど。
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この回答へのお礼

ありがあとうございます

お礼日時:2009/05/27 22:07

テロ…ではなくて「戦闘方法の一環」と思っています。


今ならばいくらでも…ミサイルだってリモートしたりして正確無比なコントロールができますが、当時はできるわけも無く…人間というのが一番の「コンピューター」だったわけです。
時代背景を考えると、それまで軽視されてきた「特攻」という概念が急激にクローズアップされてくるのは止む無しというところもあったんじゃないでしょうか?。
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この回答へのお礼

ありがあとうございます

お礼日時:2009/05/27 22:06

> 神風特攻隊は非正規部隊



何を根拠に非正規部隊と言われているのですか?
何れの特攻機も所属部隊があり、所属部隊長の命令によって出撃した日本陸海軍の正式な攻撃部隊です。

自爆テロは民間人に化けたゲリラが敵の陣地で自爆して攻撃するものです。

日本軍の特攻攻撃は国際法に照らし合わせても合法であり、特攻に失敗して捕らえられても捕虜としての待遇が得られますが、自爆テロは国際法上は違法行為ですので現場判断で処刑されても文句は言えません。
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この回答へのお礼

軍令部の命令なく編成された部隊は非正規部隊です。天皇の裁可も受けてませんし。
ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2009/03/02 17:36

国と国が戦っている場合は、その行為はテロとは言いません

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この回答へのお礼

ありがあとうございます

お礼日時:2009/05/27 22:06

対国家で宣戦布告したかどうかが分かれ目だと思います。

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この回答へのお礼

ありがあとうございます

お礼日時:2009/05/27 22:06
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