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スペースシャトル-コロンビア号空中分解事故の
原因として打ち上げ時点で、翼に損傷を負ったため
という事だと思います。

仮に、まだ上昇している時点(宇宙には達する前に)で
その損傷が致命的であるという事が分かっとして、
どのような回避措置があったのでしょうか。

ブースターとタンクを切り離して、滑空という事でしょうか。
その場合に、果たしてきちんと着陸できたのでしょうか。

スペースシャトルには、乗務員全員が脱出できるカプセル
のようなものは無かったようにように思います。

A 回答 (4件)

分解の原因は耐熱タイルの損傷だったと考えられていますが,これは上昇時においては関係ありません.宇宙で作業を終えて,地球に再突入するときに高温になるため,耐熱タイルが問題になります(地球大気を利用して減速するため).


ですから,現在は宇宙空間において損傷を確認し,壊れていたら直すという方法を取っています.

仰るとおりシャトルには脱出装置がありません.しかし,再突入時に脱出できたとしても,やはり周りが高温になるため防御する手段がありませんので意味がないとも考えられます.
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この回答へのお礼

レスありがとうございます。

宇宙に行かずに、上昇中にミッション・アボート
という事が可能なのでしょうか。

お礼日時:2009/03/19 10:05

#1です.



上昇中に不具合が発生した場合は,タンクを切り離して滑空して着陸するケースも想定されています.
また,あまり現実的ではありませんが,オービタから脱出してパラシュートで着陸するケースについても訓練はされています.

http://iss.jaxa.jp/shuttle/flight/sts87/presskit …
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この回答へのお礼

レスありがとうございます。
やはり、滑空も想定されているのですね。

射出シートは取り付けていないそうなので(パイロット席
以外には取り付けそのものができないらしいので)、全員
で帰還するためには、そういう措置しか無いのでしょうね。

ありがとうございました。

お礼日時:2009/03/19 12:43

CSのディスカバリーチャンネルで事故の検証を行っていました。



事故はシャトルの翼の角度が付いた部分から、4番目辺りの前縁部(写真の黄色い○)に外部燃料タンクの断熱材が衝突したもので、衝突の衝撃でグレーの前縁耐熱部に直径30センチ代の穴が開きました。

大気圏再突入の際にこの穴から摩擦熱が入り込み、翼内部の骨格を溶かしで分解し、シャトルのバランスが崩れて分解に至ったようです。

この前縁部のパーツが破壊されるとは想定外で、今でもこの部分のパーツの予備は積んでいません。(前縁部のグレー部のパーツの形状が全て異なる為)

このような事態になった場合は、他のシャトルに救援させるとTVでは言っていました。
「スペースシャトル-コロンビア号空中分解事」の回答画像3
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この回答へのお礼

レスありがとうございます。

宇宙に行かずに、上昇中にミッション・アボート
という事が可能なのでしょうか。

お礼日時:2009/03/19 10:06

翼の損傷というよりも、危険箇所の耐熱タイルが剥がれたのが原因と言われています。



このコロンビア号には、耐熱タイルの補修器材は乗っていなかったので、もし、致命傷と判断できた場合は、現実的には、宇宙空間にコロンビア号を留めて、ドッキングに成功していたソユーズや他のシャトルで、器材を送り届けるということになったのではないでしょうか。
また、過去のシャトルでは部分的に剥がれても無事に帰って来れていました。コロンビア号のケースでは、場所も悪かったんですね。
この耐熱タイルと接着剤は日本製でした。この接着剤の代用になるものがあるなら、他の場所のものを剥がして、危険な場所に移すという手もあったかもしれません。

この辺の対応の話は、アポロ13号のルポを読むと参考になるかも。可能性のないところに可能性を見つける英知はきっとあると思います。
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この回答へのお礼

レスありがとうございます。

宇宙に行かずに、上昇中にミッション・アボート
という事が可能なのでしょうか。

お礼日時:2009/03/19 10:05

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