何故日本と中国や韓国はお互いに反感を持ち続けるのか

Question

こんにちは、春から大学生になるgenbaと言います

質問はタイトルの通り、日本と中国・韓国のお互いがもつ反感が何故なくならないのかということです。
大戦や政府による民族差別政策などが終わってまだ60年ほどしかたっていないわけで、実際にそれらの被害を受けた方が憎むのは理解できますが、どうして私を含む若者までいつまでも憎み合うのでしょうか。
私が知っている限りでも「嫌韓流」や「嫌日流」などといった本が出されたり、先の北京オリンピック聖火リレー時のチベット問題に絡む日中一部の争い、WBCやW杯での日韓戦、お互いが根底にもつ他者を卑下する意識など、友好関係を妨げるような感情が多くあると感じています。

私は特別、日中・日韓の関係を良くしたいと思っているわけではありませんが、近隣諸国である以上友好関係であったほうが良いと思いますし、一方が他方を批判する時のある種の「必死さ」というか、一見関係のないことを並べて立てて相手を見下すような言動をする人が理解できません。

また、反日教育が行われている等の報道をみかけることがありますが、日本人もまた、教育こそしていなくとも、どこかで他のアジア人に対する蔑視の意識を感じます(もちろん自分自身も含め)、それはやはり周囲の人間の言葉の端々に感じる「雰囲気」というか、何らかのそうした意識があるのだと思いますがやはり何故そのような意識があるのかわかりません。

まとめますと
(1)何故お互いをよく知らない若者まで民族で判断し憎み合うのか(実際にはその民族の友人もいないのに)
(2)何故手段を選ばずとにかく相手を批判したい人がいるのか
(3)日本にも反中・反韓の意識があるが、それは何故なくならないのか

(1)～(3)質問内容が重複する場合はまとめて答えてもらって結構です
できれば歴史や過去の出来事からの引用で終わるのではなく、回答者様自身の率直な意見をお聞きしたいです。

駄文・乱文すみません、質問文の訂正等のアドバイスもあったらお願いします。

teccrt · Accepted Answer

(1)何故お互いをよく知らない若者まで民族で判断し憎み合うのか(実際にはその民族の友人もいないのに)
(2)何故手段を選ばずとにかく相手を批判したい人がいるのか
(3)日本にも反中・反韓の意識があるが、それは何故なくならないのか

上記質問ですが、むしろ「相手を知らないからこそ（表面的にしかつきあっていないからこそ）、批判する。」のが真実だと思います。

日本人にも、色々な人がいるように、韓国人・中国人といっても色々な人がいます。私には、韓国人にも中国人にも知人がおりますが、韓国人で都市部に住んでいるサラリーマン家庭の人たちは「日本に対する反発は当然ある。だけど過去に縛られても非生産的な関係なので、これからは未来志向でいくべきだ。」という人が主流です。中国人にいたっては、日本に対する感情的な反発すら露骨には表現しない人が大半です。

ビジネスの世界では、日韓の結びつきは非常に強いものがあります。韓国企業はそれなりの高品質製品を日本より安く売ってくれるので日本企業にとっては貴重な調達先です。また、そうした日本への輸出を行うための材料・部品・工場の製作機器などは逆に韓国が日本から輸入している場合が多いので、お互いに付き合うメリットがあります。

グローバルに展開している企業に勤めている人で、あからさまに韓国・中国だけを批判をする人は少ないと思います。（もちろん、愚痴しか言わない人も多いですが、そういう人は韓国・中国に限らず日本の上司や取引先のことも愚痴っています。）逆もまたしかり。

むしろ、昨日の日韓戦の前後でも韓国の監督やメディアはヒステリーな反応をしていないし、２００２年のワールドカップ共催や韓流ブームなど、大局としては日韓の距離が近づいているように思います。中国とは、政治レベルでは明らかにお互いが距離を縮めたがっていますし。

確かに、インターネットという個人が気楽に発信できるツールが誕生してから、これまでタブーとされていたことが表面に出やすくなっていますが、インターネットでこれだけ誹謗中傷合戦が繰り広げられていても、双方の関係が悪化していない、むしろ経済交流は活発になっていることはとてもよい傾向だと思います。

結局、相手を知らずに、国内に不満が溜まるとナショナリズムの高揚という形で他国への批判が先鋭化します。

韓国・中国は戦後長いこと決して豊かとは言えませんでしたが、ここ１０年２０年の経済発展で随分生活も改善されました。彼らの反日感情は生活が改善されるにしたがい、解消されていくでしょう。

日本は、この１０年で社会経済に閉塞感が蔓延し、特に所得が低い若年層がナショナリズムに感化される素地があります。日本の経済が軟着陸して若年層の生活不安が和らげば、インターネット上の過激なナショナリズムもある程度緩和されると思います。

tanuki4u · Answer

＞それを、政策的に保存しようとするのはまた別の話。

他の方がすでに回答されていますが、韓国や中国では、政策として「反日」を行っております。日本人には当たり前になっている、国民国家という概念は、歴史的な経験を元に成立します。
言語的に、ドイツ語やフランス語あるいはイタリア語を話す人間で成立させているのが「スイス」という国。この国は、時のハプスブルク家に反抗する歴史を通じてスイスという国になりました。
アメリカが何かというと「建国の父祖が・・・」なんて言うのは、建国に当たって、イギリスに対抗して戦って手にしたのがアメリカ合衆国だという歴史的体験を思い起こさせているのです。それによってアメリカ国民になろうとしているのです。
ドイツやフランスというのも、ドイツ人とかフランス人というきれいに分かれる人々が、居住区域によって国家を成立させているわけではなく、フランスであれば「フランス革命の大義」を尊重するとか、ドイツ文化はすばらしいとか思い続けることで、国民国家として成立続けているのです。
欧米国家では、その国民国家作り運動を百年以上にわたってやっています。
韓国や中国は、まだ百年たっていない。
もっとぶっちゃけると、戦争で血を流して勝たないと国民国家というのは成立しない。ドイツで言えば、フランスに負けてフィヒテの「ドイツ国民に告ぐ」という文章が成立しているのです。この後、フランスに勝って「俺たちって、ドイツ人？」なんて意識が生まれたわけです。
韓国や中国は今、「勝った」という体験を作っている最中で、その相手が日本になるわけです。

たぶん、政策を止めるのは、独仏の関係から考えると、経済的な切羽詰まった理由からでしょう。このままでは、やっていけない、経済的に・・・というので始まったのがＥＵです。元はＥＣ、さらにその前がＥＥＣ、そして大本は欧州石炭鉄鋼共同体となります。生きてゆくためにはメンツも捨てるものです。

nacam · Answer

1～3まで。
これは、閉塞状況にある現状への不満を、相手にぶつけているという面が大きいとおもいます。
政府が、自分たちの支持率をあげるために、仮想敵国をつくり、世論を誘導しているといった面があります。
それに、世間に不満を持つ人達、特に若者が乗って、ふっぷんばらしをしているという面が強いのではないでしょうか。
特に日本の経済力と政治力が、韓国・中国に追いつかれ、世界第二位の経済大国の地位が脅かされており、それにしがみつきたい、それをプライドを失いかねない事、また世界にお金をバラまいていい顔ができなくなってきた事による余裕の無さが、一番の理由だとおもいます。
中国においては、国の力が強まり、自信を持つ一方、格差の拡大による不満の鬱積などが、韓国の場合、日本と中国の狭間で動きがとれなくなってきているための不満が、それぞれあり、互いに非難しあっているような状況ではないでしょうか。

日本のネット右翼は、韓国・中国だけでなく、空いてかまわず批判、誹謗・中傷を行っています。
北方領土問題では、ロシアを、捕鯨問題の時はオーストラリアを、F-22戦闘機の時はアメリカを、少しでも気に入らないことがあると、相手かまわず反日と決め付け、誹謗・中傷を行っています。
2chなどでの書き込みを鵜呑みにして、そう信じ込んでしまって、意味無く誹謗をくりかえして自分の不満の吐け口にしているだけです。

nishikasai · Answer

これ見たらわかるよ。ぼくたちだって隣国と仲良くしたいけど相手がこのサイトにあるような態度ではできません。次世代、次々世代に任せましょう。
http://3.csx.jp/peachy/data/korea/korea.html

to9311mu · Answer

韓国の反日教育について。
韓国（朝鮮）は、日本の併合前の暮らしは悲惨なものでした。地に這いつくばり、糞尿にまみれ、まさに野蛮とも言うべき状況でした。しかし、ロシアは共産主義の勢力圏を延ばしつつあり、朝鮮半島は戦略的にも重要な場所でした。日本は朝鮮を1人前の国として独立させ、日本を守ろうとしました。それが日韓併合のねらいです。

日韓併合（これは韓国政府も望んでおり、合法です。植民地化ではありません。）し、朝鮮半島は正式に日本となりました。日本政府はインフラを整備し、学校を作って教育を施し、政治の仕組みを整えました。
http://photo.jijisama.org/BeforeAfter.html

やがて日本は負け、韓国は自国も責任を問われるのを恐れて日本叩きをはじめました。日本政府のいなくなった朝鮮では韓国政府の政治が始まりましたが、稚拙な政治力で国を安定させることはできず、どんどん国が荒れていきます。併合当時にことを知る人は

「併合してた時の日本の統治の方が良かった」

と多くの人は思いました。こうなると国が傾き、ひっくり返る恐れもあります。韓国政府はあることを思いつきました。そう、「反日教育」です。日本を敵に仕立て、国が乱れたのは日本のせいだ！という教育を始めました。一度国民をそうやって教育すれば後は簡単です。自分たち（韓国）の歴史の悪い部分はすべて日本のせいにして、自分（韓国政府）の悪いところをすべて日本のせいにしました。

長々と垂れ流しましたが、やはり歴史は知る必要があると思います。
1）2）詳しく知らないからこそ批判するのです。人間とはそういうもの。昔の日本もアメリカ人やイギリス人がどんな民族かも知らずに「鬼畜米英」というスローガンを垂れ流しましたし。一種の流行のようなものもあると思います。

3）日本の反中・反韓なんて、あって無いようなものです。ほとんどの人は無関心。そういう意識のある人も無くなるとは思えません。国が違えば歴史が違う。互いに歴史認識を同じにしようとするのは不可能です。1億数千万の日本人がいれば、反中・反韓意識を持つ人だって現れます。1億数千万の人間の意識を同じにしようとする（反中・反韓意識が無いようにする）のは無理です。

q1241x · Answer

>文明を共有する「われわれ」と異なる文明をもつ「彼ら」という構図は、人間の歴史にはつねに存在する。文明の内部と他文明との間でこのように態度が異なるのは、以下の理由による。
１．自分たち非常に異なると認識される人々に対する優越感（また、ときに劣等感）
２．そのような人びとに対する恐れや信頼の欠如
３．言語の正しいとみなされる行動の相違から生じる、意思疎通の困難
４．他の人びとの前提や動機づけ、社会的関係、社会的慣習に関する知識の欠如

以上はサミュエル・ハンチントン『文明の衝突』の一節です。
民族、社会、宗教が異なればつねになんらかのすれ違いはおｋるものです。何でも”反”の冠をつけて考えないほうがいいと思います。
　人間、民族の多様性を当然として相互理解を図るようにされたほうがいいと思います。

　利休は韓国文化を尊敬していましたし、江戸時代には朝鮮通信使があって日韓関係は対等でした。理解するより反発するほうが考えなくても楽だからです。『知の衰退』という現象です。反感の多くは生理的なものです。知的な作業から生まれたものではありません。
　百済観音像の完成度をみたら、反感など小さいことであると気づくに違いがありません。

pipi-goo · Answer

自分も仲良くすれば良いのに・・・と心底思っています。

他の方も書いていますが、これは対中国、韓国に限らず人間の性なんでしょうね。関東人が関西人を嫌う（逆も然り）とか東大・早慶の学生がそれ以下の学校を馬鹿にするとか、田舎者と言って地方出身者を馬鹿にするとか・・・
文化の衝突や自分の下の人間を定義して優越感に浸るとか、原因は様々ですが、人間の持つ嫌らしい面ですよね。
ただ、ここからは私見ですが、人間は生活や文化が高まってくれば余裕が出てくるせいか、その様な嫌らしい面が和らいでくるような気がします。日本も昔は殊更先進国を強調して中国や韓国を馬鹿にしていたような気がします。今はどちらかと言うと昔に比べれば大きく構えているような気がしています。貧しい所から這い上がって先進国入りを果たした成り上がり世代よりも、生まれた時から先進国日本しか知らない世代が増えたからかもしれません。つまりは中国も韓国もある意味余裕がないのですよ。自分の身も心も豊かになれば意味の無い他国批判も和らいでくると思うのです。
最後に、今の日本の若者の反中、半韓は単純に反日に対する嫌悪でしょう。誰だって一方的にあれだけ言いたい事言われれば嫌な気持ちになります。

obocyan · Answer

私も常々感じています。

ちょっと前までは、日本だっていっぱい国があって争っていたけれど、なんでこんな21世紀に？宇宙まで行けるのに地球の中で？？・・と。

個人的に付き合っていれば、どこの国の人だろうが、日本の何県の人だろうが、対等な立場で好き嫌い・解る解らないが言えるのに・・と。　

でも、実際は日本人同士・・それだって、本当は対等では無いですよね。
うらやましかったり、田舎モノとか思ったり。学校でも会社でも、社会でも上下を造る。上だと安心してしまうし・・下かなと思うと嫉妬心を抱いたり。異質だと避けようとする。

同文化の日本人同士だと、なんとなくウヤムヤにできても、
他国の人だとダイレクトに「保身という気持ちは誰でもあるかもしれないけど、理性ってあるでしょ。。そんなに前面にださなくっても・・」とシバシバ思います。
が。。。国が違えば、その表現や許せる枠の基準も違うのかなって・・。

じゃあ、本当に自分は微塵もソレを出していないのかなと。中国・韓国ではなくても、他の国の人にそんな態度を出していないかと不安です。（頭をナデナデされるのもイヤミになる国の人っていますよね。）

でもとりあえず私は、「他国間とのストレスを感じず幸せに生きてきたんだ」と。
そう考えられるくらい、前向きに生きられるような環境を与えられてきたんだなと感じています。
祖父母の命をかけた戦争苦労話を聞いても「お互い様でしょ。」とか冷たく思ってしまう始末です・・。（親兄弟も沢山亡くなっていますが、祖父母は相手国が悪いとは一言も言いません。武士魂といったところです。）
私は今家族がそんなことされたら地の果てまで追いかけて恨むのに。

(1)(3)　文化＆教育（家庭教育も）かと。先祖・家族を重んじる風潮であれば、今生きている家族に対してされた行為のように感じるか・・・。（だって今、自分の家族を惨殺・陵辱されれば許せないです。）その流れで現代のコもそう感じさせられているのか・・。集団心理でそうしなければ浮いてしまうのか。でも、今が変わり目なのか・・・。
(2)　個人差でしょうか。弱いものを見立てて自分の立場を上に立てる人もいますし、強大な存在を見て追い抜こうとモチベーションをあげる人もいます。

因みにＷＢＣなどスポーツでは、日本の選手はスポーツ選手としてライバル心を持っているように思います。相手国の発言も、日本の報道が辛口コメントばかりを取り上げているのかも・・。

大学生になれば留学生と。社会人になればもっと沢山の国の人と。
触れ合えば、嫌なところも好きなところもダイレクトに見えてきます。それぞれの国のクセを見つけるのは楽しいですよ。

自分が一人から・・・でイイと思います。60年でダメなら、100年でなんとかしましょ。次に伝えられるように。

どうせ狭い地球です。折れられる方から折れて心同士で接していきたいものです。
　　
嫌な表現かもしれませんが、何十億年・・もとをたどれば同じだと思って・・・。

tanuki4u · Answer

ゴキブリのことを、独の東の方では「ポーランド野郎」といい、西の方では「フランス野郎」というそうだ。
ダッチワイフとか、ゴーダッチ（割り勘で行こう）などは、英語ならではの表現。初潮のことをフランス語では「イギリス上陸軍」（赤い服だったそうだ）なんて表現を使う。
事ほど左様に、隣国同士というのは基本的に悪口を言います。
日本国内でも「越中強盗、加賀乞食」とかいう言い方があります。
という意味で、人間の性。
それを、政策的に保存しようとするのはまた別の話。

hiroki0527 · Answer

簡単でしょう。

韓国から攻撃されるから反韓になっているだけで、殆どの日本人は「反韓」「反中」ではありません。
日本の反韓なんて可愛い物ですよ。韓国が日本に対してしている事に比べれば。
そりゃあ日本固有の文化を「韓国の猿まねだ」とか「対馬が韓国固有の領土で占拠しているから日本は韓国へ対馬を帰せ」なんて一部の”韓国国会議員”が言い出しているのに比べれば。
口が滑りすぎて中国の文化まで韓国発祥だなんて言い出しているので中国の出方が見物ですが。

韓国の反日は「政治施策」です。　意図的に国家的にしている事です。

何故日本と中国や韓国はお互いに反感を持ち続けるのか

(1)何故お互いをよく知らない若者まで民族で判断し憎み合うのか(実際にはその民族の友人もいないのに)

＞それを、政策的に保存しようとするのはまた別の話。

1～3まで。

これ見たらわかるよ。

韓国の反日教育について。

>文明を共有する「われわれ」と異なる文明をもつ「彼ら」という構図は、人間の歴史にはつねに存在する。

自分も仲良くすれば良いのに・・・と心底思っています。

私も常々感じています。

ゴキブリのことを、独の東の方では「ポーランド野郎」といい、西の方では「フランス野郎」というそうだ。

簡単でしょう。

この回答への補足

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