No.2ベストアンサー
- 回答日時:
>「給与所得者(扶養家族なし)で月収679.500円なら
源泉所得税は10%で60,170円になる」
679,500円の10%なら、67,950円ですから10%ではありません。なぜ60,170円になるかというと「給与所得の源泉徴収月額表」で扶養家族ゼロの場合には60,170円を徴収するようにとなってるからです。
>「本を読むと年収695万円を超えると所得税は23%と書いてある」
正確には年の所得が695万円を超える部分は23%の税率が掛かるです。年収と年所得とは違いますし、所得のうち195万円以下の部分には5%の税率がかかります。
つまり、貴方の収入全部に23%の税金が掛かるわけではないということです。
賞与を考えずに、貴方の収入での年収計算をして見ましょう。
月収679,500円
源泉徴収税額60,170円
単純に12を掛けて年間
8,154,000円の給与収入
源泉徴収の計は722,040円
8,154,000円の給与に対しての給与所得控除は
8,154,000円×10%+120万円=2、015,400円
一年の税額を計算すると
8,154,000円ー2,015,400円ー380,000円=5,758,600円(これに税金がかかります)
5,758,600円×20%-427,500円=724,220円
千円未満切り捨てて、724,200円が一年間の所得に対する所得税です。
源泉徴収税額は722,040円です。
差額の2,160円が12月に不足額として徴収されて年末調整は終わります。
実質税率は8,88%です。
配偶者控除や扶養家族、社会保険料、生命保険料控除、医療費控除等を考えてない税率ですから、現実には実質税率は下がります。
なお、上記の計算で差し引いてる38万円は基礎控除といわれる、個人に必ずついてくる控除です。
このように計算すると「税率」の正確な数字がわかります。
毎月の給与から引かれる税率が現実の税負担率ではないことが、わかります。
この回答への補足
度々の質問ですみません。。。
お時間がある時で大丈夫です!!
非常に分かりやすかったのですが、1つ分からないのが、
8,154,000円の給与に対しての給与所得控除は
8,154,000円×10%+120万円=2、015,400円
と書いてありますが、この+120万円というのはどこからくる数字なのでしょうか????
理解力がなくてすみません。。。。
よろしくお願いいたします!
No.4
- 回答日時:
「8,154,000円×10%+120万円=2、015,400円」とは
給与所得の金額が「660万円超1,000万円以下の場合には、収入金額×10%-120万円」が給与所得控除額と税法で決められてることから来る計算です。
事業所得の場合には、収入に対しての費用は夫々違うのですが、給与所得の場合の「経費」は、このように「法定」で決まってます。
なお、前回回答内に誤りがありましたので、訂正いたします。申し訳ない。
誤「5,758,600円×20%-427,500円=724,220円
千円未満切り捨てて、724,200円が一年間の所得に対する所得税です。」
正「5,758,000円×20%-427,500円=724,100円
5,758,600円の千円未満り切り捨てて計算します。
724,100円が一年間の所得に対する所得税です。」
なるほど、そう決まっている数字なんですね!
2回も丁寧に答えていただいて感謝です!
さすが専門家の方ですね、、、、
ありがとうございました!!
No.3
- 回答日時:
月給から所得税を天引きするための「給与所得の源泉徴収税額表」では
月収679,500円で源泉所得税は60,170円(月額表:扶養親族なし)です。
ただ、これは10%で源泉徴収をするという意味ではありません。
1・1年間の給与収入金額8,154,000円(679,500×12ヶ月)
2・給与所得控除後の金額6,138,600円(1・×0.9-1,200,000円)
3・基礎控除 380,000円
4・課税所得金額 5,758,000円(2・-3・:千円未満切捨て)
5・算出税額 724,100円(4・×0.2-427,500円)
上記のように月収679,500円の人が、何もなしで年末調整した場合の年間所得税額は724,100円になります。
これを一ヶ月分にすると約60,341円になります。
つまり、なるべく
毎月の源泉所得税額の年間合計(60,170円×12=722,040円)
と年間源泉所得税額(724,100円)
が大きく違わないように調整されているんです。
簡単に言うと「A×●%」の「A」部分の金額の基準がまったく異なっているんですね。
No.1
- 回答日時:
>どちらがただしいのでしょうか??
元になる数値の扱いが違います。
給与の場合、月額表というリストを使って社会保険等の控除をしたあとの金額から源泉徴収額を計算します。
所得税の場合は、給与所得控除後の金額から各種控除をしたあとの残った金額(課税所得)に対して課税する事になります。
月給x12=課税所得と言う式は成り立ちません。
http://tax.xrea.jp/tax/zeiritsu.html
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
似たような質問が見つかりました
- 所得税 給与明細書の所得税についての質問です。 給与は月末締め翌月振込みです。 2022年度勤務分において、 3 2023/01/17 11:22
- 投資・株式の税金 配当金を所得税・住民税共に総合課税で確定申告した場合の控除額について その2 3 2022/05/07 13:11
- 投資・株式の税金 配当金を所得税・住民税共に総合課税で確定申告した場合の控除額について 2 2022/05/06 22:51
- 年末調整 昨日、扶養控除についての質問をさせて頂き再度気になったことがあり質問です。 アルバイト先で、昨年度1 5 2023/04/09 17:59
- その他(税金) 確定申告にて 3 2023/02/10 21:59
- 年末調整 職場に提出する年末調整書類(扶養控除等申告書)について 夫が障がい者の事実を職場に伏せておきたい場合 5 2022/10/25 23:40
- 投資・株式の税金 配当金を所得税・住民税共に総合課税で確定申告した場合の控除額について その3 1 2022/05/07 22:16
- 確定申告 FX 売買損益を複数年度税務申告。 2021年12月に終わる年において1000万円の売買益が計上され 8 2022/04/20 16:18
- 減税・節税 親の扶養に入っている大学生です。税金について質問です。 私は塾バイト(給与所得)とブログ(雑所得)で 1 2023/03/22 23:32
- 所得税 扶養範囲内で働く事について130万円以内の場合 3 2022/09/12 22:51
おすすめ情報
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
-
年度途中の正社員からパート 扶養
-
扶養家族が減るとどうなりますか?
-
有償ボランティアでいただいた...
-
年の途中で正社員から主人の扶...
-
フルキャストの給料振込みで引...
-
市町村民税所得割額の合計が235...
-
軽油取引税の計算について
-
年金をもらいながらパートで働...
-
勤労学生控除って放送大学など...
-
会社が収用で移転しますが、特...
-
給料が領収書?
-
所得税が急に増えたのですが。。。
-
パートの他に内職をしたら?
-
会社からもらったチケットが課...
-
課税対象額とは
-
夫が個人事業主。妻の私はどう...
-
主たる給与と従たる給与の判定?
-
扶養範囲内で働く事について130...
-
自営業の妻が扶養から外れると...
-
大学生の息子の所得証明書を提...
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
-
年度途中の正社員からパート 扶養
-
有償ボランティアでいただいた...
-
年の途中で正社員から主人の扶...
-
市町村民税所得割額の合計が235...
-
子供のスポーツチームが集めた...
-
フルキャストの給料振込みで引...
-
年金をもらいながらパートで働...
-
転職後、夫の扶養に入る場合、...
-
軽油取引税の計算について
-
扶養家族が減るとどうなりますか?
-
知人の手伝いでお礼を頂いた場...
-
夫が個人事業主。妻の私はどう...
-
給料が領収書?
-
勤労学生控除って放送大学など...
-
暇な店が税金対策で開店してい...
-
自営業の妻が扶養から外れると...
-
妻が青色専従者を外れて外で働...
-
友人に源泉徴収を見せるよう言...
-
勤労学生控除についてです。 今...
-
全国土木建築国民健康保険組合...
おすすめ情報