A 回答 (4件)
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No.4
- 回答日時:
こんばんは。
市場については、環境省が環境ビジネスについての市場規模予測等を含むレポートを出していたかと思います。
あと、書籍で『エネルギー・マネジメント ESCO、ESPの潮流』、『ESCO事例集』あたりは読んでおくと良いと思います。前者は古いですが、内容が当時としては先進的であったため、今でも役に立つ知識が入っていると思います。
それでは失礼いたします。
No.3
- 回答日時:
ご返答遅くなりました。
そうですね。まだ市場が成熟していないので、市場の知識を勉強されたり、先進企業の動向、マーケティングやセールスの勉強をなさった方が本質的には重要だと思います。
ただ、エネ管を取れるのであれば、早く取ってしまった方が良いかもしれません。日本人は肩書きに極めて弱い人種です。エネルギー管理士を持っているだけで相手は専門家として話を聞いててくれると思います。それによってtakatu3427のお仕事のやりやすさがまったく変わってくると思います。石鹸、化粧品、歯磨き粉、食品などで医者の推薦や認証を取ったりして権威付けすることで爆発的に売上を伸ばしたようなケースはいろいろあると思いますが、同じように数ある業者のone of themと捉えられるのか、プロフェッショナルと捉えられるかによって顧客に会える頻度や、信頼性はまったく変わってくるでしょう。省エネのプロとしての基本的な知識も身につくと思いますので、ぜひ勉強なさると良いと思います。(かなり難しい試験と聞いておりますが・・・)
それではご成功をお祈りいたします。
ありがとうございます。大変的確で貴重な情報ありがとうございました。確かに言われる通り両方のニーズが必要ですね。目からウロコです。もしsabidnskさんの方で市場について何か参考になるコンテンツをもしご存知なら教えて頂ければうれしいです。ありがとうございました!!
No.2
- 回答日時:
takatu3427さん、こんばんは。
より詳しい情報のご提供ありがとうございます。
おそらく、大手企業向けの省エネビジネスへの参入は難しいでしょう。
省エネ関係については、直近は大きな省エネ化が見込める機器メーカー、設備業者、電力・ガス会社が主導権を握っているでしょうし、将来はBEMSが普及してエネルギーが詳細に把握できるようになるため、利用状況に応じたチューニングや、小さな使い方改善などの省エネ活動を展開するような現場に密着した省エネコンサル企業(Johnson Contorolsのような)がメインプレイヤーとなるでしょう。
また、廃棄物処理に関しては、市場で儲かるためには、リサイクル技術を握るか、大規模な設備投資を行なって規模の経済で圧倒するかが必要と思われます。また、リサイクル商品の商社として生きる道もありますが、今すでに販売力がある企業でないと難しいです。
ひとつ有望なのは、中小企業向けの環境対応ビジネスだと思います。中小企業は省エネや環境報告書の作成などは求められていませんが、RoHSや省エネなどの環境対応の意識は高まっています。最近国内クレジット制度が導入され、大企業のノウハウや資金を活用して中小企業の省エネを行う事で排出権が発生する事となることとなり、省エネはさらに脚光を浴びています。中小企業向けのRoHSコンサル、省エネ提案、省エネ技術や資金を提供できる大企業の紹介や、カーボンフットプリントの算出など、さまざまなサービスが想定されます。
その際の成功要因はおそらく、いかに中小企業にキャッシュの負担をさせずに財務的成果を享受させることができるかでしょう。具体的な取り組みとしては融資付きESCO、大企業資金の活用などが想定されると思います。
これがおそらくtakatu3427がおっしゃるニッチ市場に該当すると思われます。一度中小企業の文献を調べたり、インタビューを行なってみたりすると良いかもしれません。どこかに大きな省エネ余地があるものの、資金や技術が不足して実現できていない中小企業や、資金や技術があり環境対応でもっとPRしたい大企業が以内でしょうか。これらの企業をマッチングするだけでも面白いと思います。
なお、当方は戦略コンサルタントでして、半年前くらいにある戦略コンサルティングプロジェクトにて環境マーケットへの参入戦略を描いた事があり、戦略論の知識と、基礎的な環境関連知識を組み合わせて意見を述べさせていただきました。特に業界知識は豊富なわけではなく、厳密な根拠等があるわけでは無い点等をご了承ください。
なお、当方の知識の入手先ですが、省エネ関係のレポートをいろいろ読み漁り、わからない技術を適宜ネット等で調べて勉強していきました。個別の書籍もいろいろ出ておりますが、書名が思い出せません。環境省やNEDOなどのレポートも参考になると思います。下記リンクは、さまざまなレポートが無料で見れるサイトです。環境関連では相当数のレポートがヒットすると思いますので、適宜ご参照ください。あとは日経産業新聞の環境欄はメーカーの記事が多いですが、毎日面白い記事が多いと思います。
http://www3.keizaireport.com/
この回答への補足
sabidnskさん貴重なアドバイス誠にありがとうございます。戦略コンサルタントをなさっているのですね。やはり・・・。文章を見ていると知識の宝庫といった感じですね。憧れます・・・・。それはさておき、
良いコンテンツを教えていただきありがとうございます。今回応募する企業側の担当者の方が言っていたのは、エネルギー管理士の資格は取って欲しいといっていました。理由は顧客の信用を損なわないためという事らしいです。「実務的にはなくても問題ないんですけどね」と、トータルとして私が採用する側の立場なら、業務に必要不可欠でないなら入社してから実務講習で取得させれば問題ないし、資格優遇と言いつつも、本音としては資格の勉強に時間を費やすなら業界に関する動向、今後の展開、マーケティング、セールスの勉強に時間を費やしている人材が欲しいと思うのですが?企業をコンサルしてきたsabidnskさんの意見はいかがでしょうか?お忙しいとは思いますが是非アドバイス頂ければと思います。よろしくお願いいたします。
No.1
- 回答日時:
面接をなさる環境商材企業が何を取り扱っているかが把握できないため、具体的なアドバイスは出来ませんが、企業の環境・省エネビジネスの観点から見てみました。
おそらく環境ブームは以下のように進化していくでしょう。(1)萌芽期:環境意識に意識が向く時代→(2)成長期:競って環境対応を行なう時代→(3)成熟期:環境対応が企業活動・生活に浸透して当たり前になった時代
(1)の段階では、一部の社会活動家や、北欧などの先進的な企業がサステナビリティへの取り組みを開始して、社会が関心を持ち始めている段階です。
(2)の段階について、初期では多くの企業や市民がPR目的や社会奉仕的な観点から環境活動に取り組むようになります。後期では法制度も整備され、企業や市民が環境との両立を要求され、さらに環境対応が拡大します。環境対応が財務業績や評価等とリンクする事となるため、企業は競って新しい環境対応技術を探し、採用する事となります。
(3)の段階では、技術も成熟し、環境対応が当たり前となります。環境ビジネスとしてはアイデア勝負からコスト・品質勝負に転換するでしょう。
現時点では(2)の後期に入り始めたころでしょう。この段階では新規性ではなく、その商材の持つ環境への価値が財務的なメリットに換算され厳密な投資判断により評価される事になるでしょう。たとえばCO2削減量を電気代削減量に換算し、排出権が発生する場合はその価値を時価で評価して上乗せする事になるでしょう。
また、(3)の段階に移行した場合はコストの安さ、品質、納期に加え、その製品が本当に環境に貢献している事の証明/認証、成果保証契約、リースやコンサルといった付帯的なサービスとの提供などが勝ち残るためには求められると思います。
この回答への補足
とても参考になるアドバイスありがとうございます。sabidnskさんのような意識の高い人にアドバイスを頂けてとても良かったです。
ビジネスモデルの概要として説明します。
NPO法人の環境資源開発研究所と提携し、企業と商材(ソフト、ハード、特許、ノベルティ等)の認定調査依頼をし、法令に基づいた環境規定の情報提供と関連する商材の販売・保守運用を推進、企業のニーズに応えるというものです。具体的にはエネルギー使用量調査、そのデータに基づいて有効活用の商材を提案する、といったことらいしのですが・・・要は上記のままではただのブローカー止まりなので、そこからコンサルティング業に発展させていくということらしいです。
1.環境保護のメリット2.経費の削減3.社会貢献と責任の必要性の観点からエコ活動の展開、そして顧客企業のブランディング化のサポートといったところです。その他は政府助成金申請、エネルギー管理士の派遣や顧客の定期報告書や中長期計画書の作成です。
私なりには今後の戦略展開を述べさせていただきますと、ニッチのマーケットに照準を定める(要はランチェスター法則です)、どのマーケットも大体衰退期が来た時点で、2TOPしか生き残れないのがマーケットの原則、その2TOPになるには、来るべき市場の衰退期までにいかに市場のシェアを獲得できるかがカギだと思います。(当たり前ですが・・・)従来のコンサル営業でチンタラやっていたら、先の参入者には到底勝てないと思います。顧客企業へのコンサル営業時に、まず顧客の断る理由を潰し、顧客を獲得していく(リスクリバーサル戦略は競合企業では採用されていなようなので他の企業とは違うUSPを作る事によりこちらにも勝算の可能性が見えてくるかと思われます。)、物を売って終わるのではなくそこから、弊社の理念と姿勢に共感していただきいかにリピーターを作った行くことが生き残るための戦略だと思われます。sabidnskさんのような専門的な知識を得るためにはどうしたらよいですか?お勧めのサイトやメルマガ、セミナー、書籍などがありましたら是非教えていただきたいのです。よろしくお願いいたします。
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