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こんにちは、いつもお世話になります。

現在Michael Moorcock著 Corum(紅衣の公子コルム)という洋書を翻訳本と共に読み進めています。

その中で、このような文章がありました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
Prince Opash, a natualist and fist cousin to Prince Khlonskey.
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

同格表現が用いられているわけですが、

「チャート式 基礎からの新総合英語」によると、(252ページ)
無冠詞
(次の場合には通例冠詞をつけない。)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
職業・身分を表す名詞
a人名と同格として用いられる場合。
Dr. Aoki, professor of physics at Yale University, is a graduate of our school.
(エール大学の物理学教授青木博士は、本校の卒業生です。)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

しかし、僕が現在読み進めている洋書だけでなく、過去質問を検索したら、山ほど人名と同格で、冠詞が使われているものが出てきました。
質問番号:1230693、質問番号:3988086、等。

また、アルクの英文法インデックスでも、
http://www.alc.co.jp/eng/grammar/kaisetsu/gramma …

~~~~~~~~~~~~~~以下引用上記URLより引用~~(『』は僕が挿入しました。)~~
Prosecutors arrested Mr. Sugio Satoguchi, chairman of Okuma,the leading Japanese contractor, for the alleged bribery of a provincial governor. Mr. Satoguchi, aged 68, denies he provided funds to Mr. Haruo Suzuki, 『the』 former governor of Ibaraki prefecture northeast of Tokyo, in the hope that the company would win contracts for a range of planned public works projects.
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

結局のところ、人名と同格の身分の場合は無冠詞というのはどういう場合なのでしょうか? また、どういう場合には冠詞を入れるべきなのでしょうか?

参考書の記述が紛らわしくてさっぱり分かりません。

教えてください、よろしくお願い致します。

A 回答 (4件)

ご質問の文章、何ら参考書の言う原則に違反していないと思います。



職業・身分を示すものには無冠詞ということですが、 naturalist というのは職業でも身分でもありません。それに対して、first cousin (? fistは誤記?) というのは、まぁ、身分として考えられます。

ただ、実際には「多く居る場合の一人」として考えるのか「その人の職業・身分」として考えるのかで冠詞を考えれば良いと思います。引用されている「ラスト・サムライ」に関しては、話の中に「18世紀の高貴な戦士」がたくさん出てくる中の一人として取り上げられているとして考えれば宜しいのではないでしょうか?


P.S. 前の ordinary の話ですが、19世紀前半に出版された英独辞典を確かめたところ、一番最初の訳として ordentlich、つまり「キチンとした」が出てきていました。独訳本は、残念ながら本屋に在庫がなく、見ていません。
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この回答へのお礼

あの度は、お世話になりました。

>職業・身分を示すものには無冠詞ということですが、 naturalist というのは職業でも身分でもありません。

すいません、「自然科学者」と翻訳本には訳されていますし、ジーニアス英和辞書にも、動物研究家、博物学者と載っています。

>それに対して、first cousin (? fistは誤記?) というのは、まぁ、身分として考えられます。

すいません、タイポしました。 

ところで、「チャート式基礎からの英文法」によれば、
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
a(A and B) と (a A and a B)

2つ以上の名詞が「同一のもの「人」」を表す場合は、冠詞は最初の名詞につけるだけでよいが、「別々のもの「人」」の場合には、それぞれの名詞に冠詞をつける。

I met a pianist and composer.
(私はピアニストでもあり、作曲家でもある人に出会った。)[同一の人物]

I met a pianist and a composer.
(私はピアニストと作曲家に会った。)[別々の人]
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

なので、不定冠詞は、first cousinも含んでいるものと考えられますが、どうでしょうか?(「natualist=A」 「fist cousin to Prince Khlonskey=B」と考えてこれは、a (A and B)ではないでしょうか?)

<引用されている「ラスト・サムライ」に関しては、>

the “The Last Samurai” のtheの方です。

<P.S. 前の ordinary の話ですが、19世紀前半に出版された英独辞典を確かめたところ、一番最初の訳として ordentlich、つまり「キチンとした」が出てきていました。独訳本は、残念ながら本屋に在庫がなく、見ていません。>

 本当にご親切にありがとうございます。「キチンとしたと、礼儀正しい」。 確かに誤訳とは決して言えませんね。 ただ、あの作者は超一流の日本語の文章力を持っているものの(だから愛読しちゃうんですが)、4~6箇所ほど、原文から離れ過ぎの文章を書いていたので、この箇所もそれか! と思ってしまいました。 独訳本まで探していただいてありがとうございます。

改めて、御礼申し上げます。

お礼日時:2009/06/16 11:07

こんにちは。

これは検索して実際に文章を見てそういうものかなと覚えるしかないかもしれません。

職業、というよりは肩書きとか役職と言った方がわかりやすいかもしれませんが、例えば、
President Barack Obama
Governor Arnold Schwarzenegger
Mayor John Smith
といったように、大文字で書かれた役職+名前が大文字になっていることも特徴の一つかもしれません。

また、下のURLのニュースには、
The mayor of New Orleans, Louisiana, has been quarantined in China after...とここではthe がついていますが、その後の文ではMayor Ray Naginとなっています。
http://www.cnn.com/2009/US/06/07/china.nagin.flu …
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この回答へのお礼

すいません、僕の質問文の書き方が稚拙で誤解させてしまったようです。

僕の質問は同格表現の場合で特に「名前, 職業or身分」の場合でした。

単に、身分や職業の場合では、

英文法 標準問題精講 原仙作著 によれば、
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
身分や公職を表す普通名詞は、ある種の動詞の補語になった場合には冠詞をつけない。

He was chosen (appointed, elected) chairman (president, etc).

次のような例では、同業者の一人として述べる場合には不定冠詞が付くが、ただ一人だけが占める特定の身分を示す場合は無冠詞(または定冠詞をつける)。

He is a bank manager.
He is [the] Manager of of the Westminster Bank.
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

なので、ご回答文の場合については、無冠詞でも、定冠詞ありでも良いのだと思います。

稚拙な文章ですいませんでした。人名との同格表現で身分、職業を表す場合は、一体どうなるのでしょうか?

よろしくお願い致します。

お礼日時:2009/06/16 10:33

私も文法的説明はパスさせて頂きますが、冠詞、、、 フツーに付けますよ。

例外と言う以上に頻繁に見かけもします。 

PS) もう「半身」は読了ですか? すごいですね! (^^
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>冠詞、、、 フツーに付けますよ。例外と言う以上に頻繁に見かけもします。 

確かに、結構見かけます、、、。 英語以外の古典が英語に翻訳された物等に到っては、翻訳者によって、「名前, 冠詞+身分」だったり、「名前, 身分」だったりします。

つまり、結局、、、、どう考えればよいのでしょうね?

>PS) もう「半身」は読了ですか? すごいですね! (^^

クライマックスが近づくと、もう徹夜で読みました。

終末近くでは難解な文法が出てこなかったので、質問も投稿しませんでした。

これからは、Corumシリーズを通して、分からない箇所を質問していきます。

改めてご回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/06/16 10:05

>(次の場合には通例冠詞をつけない。



「絶対につけない」と断言してはいないので,つけている例があってもいいわけです。その用例が例外なのか,いまでは多いのかは,ぼくにはわかりませんけど(ぼくは付けます)。こんな文法は足かせになるだけでは? この質問コーナーでは文法の質問がやたらと多いですが,ぼくはそのほとんどがわからないです。それでもプロとしてメシを食っています。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>「絶対につけない」と断言してはいないので,つけている例があってもいいわけです。

仰る通り「通例=普段は」なので、別に付けても良いのだと解釈することもできます。

>その用例が例外なのか,いまでは多いのかは,ぼくにはわかりませんけど(ぼくは付けます)。

そうですね~、洋書の読書を僕は趣味としているのですが(翻訳本とともに)、人によって出す場合もあれば、出さない場合もあり、、、。 しかし、例外というには使用される頻度が多いようにも感じられるといった感じです。

>ぼくはそのほとんどがわからないです。それでもプロとしてメシを食っています。

以前頂いたご回答も、そういえば文法面が、、ちょっと苦手そうだなと感じました。

どんな職業なんでしょうか? とりあえず、翻訳や通訳、教師として働くのは難しそうですね。

改めて、ご回答ありがとうとざいます。

お礼日時:2009/06/16 09:57

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