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4年ほど前に高校の生物の先生から聞いた話で記憶が曖昧なのですが、当時とても驚いて、あれはなんだったかな、と今も気になっていることがあります。
それはタイトル通りなのですが、
「ハチは本能で産卵をしていて、準備から完了まで、すべての過程を本能的に行うものである。たとえば、(1)穴を掘る→(2)卵が孵化したときに幼虫の餌にするための虫を入れる→(3)産卵する→(4)穴を埋める という工程を一貫して本能で行うため、人間が手を加えて(3)が終了した段階で虫の死骸を穴から取り出して隠してしまうと、ハチは臨機応変に別の餌を取ってくることもせず、新たに産卵を始めるために第一工程である(1)からやり直す」

という話だったと思います。しかしよく考えてみるとハチは地面に産卵するのか?と最近になって疑問に思い、調べてみたのですが、ハチの産卵に関する本能行動については情報が発見できません。

また、調べてみたところ、本能行動の例に、ファーブルが記録したというフンコロガシの産卵の例は発見できたのですが、私の記憶とは実験内容も少し違い、フンコロガシではなく、おそらくハチだったと思うのです。ですが、ハチの詳しい種類については記憶していません。

そこでお聞きしたいのですが、私が高校生のときに聞いたと記憶しているこの話は、正しいのでしょうか?瑣末な記憶違いも訂正していただけると嬉しいです!また、記録・報告としてこの事例が挙げられている文献などがあれば教えていただきたいです。
曖昧な上に長々と失礼しました。よろしくお願いします!

A 回答 (2件)

まず、ファーブルの例は、「かりゅうどばち」です。

日本にはジガバチやベッコウバチや、いろいろいますが、穴を掘って(ご丁寧にダミーの穴も掘ります。私の家のすぐ横でも毎年やってます)青虫やバッタやクモ(これも八チの種によって違います)を麻酔をかけて運んできては穴に入れています。穴の中の虫に産卵し、卵から孵った幼虫はあおむしやいもむしなら、内臓と皮の間の脂肪層を食べて大きくなります。内臓を食べると芋虫が死にます。十分大きくなったら内臓も食いつくしてマユになります。蜂の種によって数匹から20匹くらいの子どもが羽化して飛び立ちます。一種の寄生虫です。臨機応変に考えるための脳が、昆虫にはありません。はしご状神経系の、一部が神経球となって命令中枢担っています。おおざっぱ過ぎる説明ですが、後はご自分で図書館で調べてください。
なお、確かに3の段階で邪魔すると、別の場所に穴を掘ります。修正液でマークしたら見分けが付きます。めったに刺しません。ミツバチと違って自分ひとりしかいないので、立った一本の針(産卵管)を使うより、逃げて別の場所に穴を掘った方が賢明です。「ゲームの理論」にかなっています。
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この回答へのお礼

さっそくのご回答ありがとうございます!
半端な知識を友人に話してしまったことがあるので、ハチが地面に産卵することがあると分かり、ほっとしました。
ジカバチというハチがいるんですね。初めて聞きました。

それにしても、ネットで安易に得た情報ですが、どうして「かりゅうどばち」なるものがフンコロガシにすり替わってしまったのでしょう…。別名か、翻訳間違いでしょうか。
さらに興味が湧いたので、確かな文献で調べてみます。
ありがとうございました!

お礼日時:2009/06/23 00:12

本題と関係ないですが失礼いたします。



>どうして「かりゅうどばち」なるものがフンコロガシにすり替わって
>しまったのでしょう…。別名か、翻訳間違いでしょうか。

そうではありません。昆虫記は非常に膨大な記録で、最初はその”たまこがね”(糞ころがし)から始まっています。それから”玉虫つちすがり”、”こぶつちすがり”、”きばねあなばち”と狩猟屋さんの記述が続きます。これでもまだほんの最初の部分なのですが...
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この回答へのお礼

ご指摘ありがとうございます!
フンコロガシについての記述は膨大な種の記録の一例だったのですね。
参考になりました!(^∀^)

お礼日時:2009/06/24 18:02

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