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こんばんは
復習していてちょっと曖昧なままだったので質問させていただいてます。
逆取得なんですが、仕組み?というか意味はわかります。
ただ会計処理についてなのですが、例えば、A社が被取得企業、B社が取得企業の逆取得の場合
A社の個別上の処理はいわゆる持ち分プーリングですよね
あと連結処理の場合、BがAをパーチェス法で取得した処理になりますよね
そこでなんですが、合併貸借対照表では、元A社、元B社の資産、負債は簿価のままですよね(違っていたらすいません)
そこにパーチェス法のA社入るってことは、もともとのA社の簿価はどこに消えたんでしょうか?
連結貸借対照表では、B社の簿価+A社の時価ってなってます
説明が下手くそですが、よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

A社の簿価がどこに消えたのか、ということですが、この場合の正しい連結上の処理は、「合併後B/SにA社の時価評価後B/Sをプラスする」のではなく、「合併直前のB社のB/SにA社の時価評価後B/Sをプラスする」ですから、「もともとのA社の簿価」は最初から存在しません。


逆取得でこのような個別上・連結上の処理が必要な理由は、
(1)理論上は、個別処理においてもパーチェス法を行いたい(逆取得の連結上の処理と同じ処理がしたい)
but
(2)個別上、存続する会社(このケースではA社)の時価評価を行うのは、現在の会計慣行にそぐわない (∵時価評価は限られた場合にしか行われないはずです ex.金融商品)
ゆえに
(3)仕方なく個別上はプーリング法類似の方法によって、合併の仕訳としているのです。
つまり逆取得における、個別上のプーリング法的な処理と、連結上のパーチェス法の処理は、どちらも合併という同一の経済事象を異なる形で表現している、同列の処理、ということです。
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この回答へのお礼

返信が大変遅くなって申し訳ございません。
理論と会計慣行との違いって感じなのですか。。。
違うもんって考えたほうがよさそうですね
わかりやすい説明ありがとうございます。

お礼日時:2009/10/04 00:37

 A社が存続会社で、B社が消滅会社の場合、


個別上
 A社はB社の簿価で引き継ぎます。
連結上は、
 被取得企業(A社)の資産・負債を時価で合算します。そして、みなし交付した額を払込資本(資本金は合併後の個別F/Sと一致させる)とし、差額をのれん計上します。

 企業結合の逆取得の場合、個別上の合併後のF/Sは法人格を有する(存続会社)会社を基準に作成しますが、連結グループとしてみた場合は、取得企業を基準(なぜなら、企業グループ全体を外部からみた場合、支配しているのは取得企業の株主であるため)に、連結上のF/Sを作り直す必要があります。

以上より、個別と連結は考え方を異にするものであり、両者のしょりが異なります。従って、個別合併後F/Sと連結F/Sとは別々に独立して処理が行われます。従って、個別上は簿価+簿価ですが、連結上は簿価+時価というような違いが生じます。
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この回答へのお礼

返信が大変遅くなりまして申し訳ございません。
考え方の違いですか。。。
わかりやすい説明ありがとうございます。

お礼日時:2009/10/04 00:38

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