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日商簿記 122回 第一問から

問題文以下
平成21年1月31日、建物(取得原価2,000,000円、減価償却累計額300,000円)が火災で焼失した。
この建物には火災保険2,000,000円が掛けられていたので、当期の減価償却費を月割りで計上するとともに、
保険会社に保険金の支払いを直ちに請求した。
なお、建物の減価償却は定額法(耐用年数30年、残族価格は取得原価の10%、間接法)により行なっており、
また決算日は3月31日(会計期間は1年)である。

回答
(借)                     (貸)
減価償却費 50,000              建物 2,000,000
建物減価償却累計額 300,000
未決算 1,650,000

減価償却費の計算は出来たため、差額の「1,650,000円」は求められたのですが
なぜ未収金ではなく未決算なのでしょうか?

【1】そもそも保険金が2,000,000円が掛けられていても
2,000,000円が下りるとは限らないのでしょうか?

【2】また建物の滅失と同時に保険金が確定することも限らないかも知りたいです。

ご教授よろしくお願い致します。

A 回答 (1件)

こんにちは。



「未収金」は債権を表す勘定科目ですが、保険会社に請求
しただけの時点では金額がまだ確定していないので、使え
ません。

200万の保険に加入していて、焼失と同時に査定もなく
200万保険金が下りることが確定するという都合のいい
保険が実際に存在するかどうかは、考えない方がいいと思
います。
あくまでも簿記の学習上でのルールがあるので、深読みは
せず、問題文を正しく読み取って回答しないと、不正解に
なってしまうからです。

こういう問題の場合、どの時点の仕訳が問われているかを
的確に捉えることが重要です。

参考URL:http://www.boki-navi.com/journalizing/122-2-4.html
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この回答へのお礼

やはり掛けた額が降りるわけではないですね。
勘違いしていました。
ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2009/08/30 22:02

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