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簿記二級 第122回第三問 資料IIIの4 .「固定資産減価償却の備品」についての計算が分かりません。

固定資産の減価償却を以下の通り行う。(会計期間:H20/4/1からH21/3/31)

建物:減価償却累計額 84,000円
備品:定率法:償却率20%
平成16年4/1取得
備品価額(前T/B):900,000円

但し当期末に除却した備品を除く。
除却分備品価額:200,000円
除却分の備品減価償却累計額:118,080円
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
回答解説を見ると、下記となっています。

備品の価額 900,000-200,000=700,000円
備品減価償却累計額の金額 408,480(★)-118,080=290,400
(700,000-290,400)×20%=81,920

≪回答≫
減価償却費165,920/建物減価償却累計額84,000
備品減価償却累計額80,920
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

この★の部分の詳しい計算が分からず、900,000円分を定率法・償却率20%で計算の意味かと思っており、自分で計算すると、

平成17年 3/31 900,000×0.2=180,000
平成18年 3/31 (900,000-180,000)×0.2=144,000
平成19年 3/31 (900,000-180,000-144,000)×0.2=115,200
平成20年 3/31 (900,000-180,000-144,000-115,200)×0.2=92,160

総計累計額531,360円で★の金額になりません。
どなたか詳しい計算過程、ご説明を頂けると大変助かります。
よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

ああ、そんな問題あったなぁと思って、「過去問」を引っ張り出してきました。


これ、当時通っていたところの講師によりますと「罠」だそうです。
「何故この金額になるのか?」は、この場合突き詰める必要が無いからです。
平成16年4月1日に取得したのは「不要になった備品」です。
その他はいつ取得したか、同時に取得したのか否かは書いてません。
---以下引用
[資料II]2.決算にあたって不要となった備品(取得原価:¥200,000、平成16年4月1日取得、減価償却方法は他の備品と同じ方法による)を除却する。この備品の処分価格は¥50,000である。
---引用終わり
 で、¥408,480は、[資料I]決算整理前残高試算表に出ています。
これが正しいという前提で処理していくということです。
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この回答へのお礼

大変分かりやすいご解説、本当にありがとうございました。
全くその様な発想がなかったので、ご説明を読んで正直びっくりしました。
ガチガチに先入観で問題を捉えておりましたので、まさか・・・の回答でした。
試験日も近く、非常に困っていたので本当に助かりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2015/02/13 08:47

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