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タイトルのとおりです。
総合償却では除却損益は出てこないとテキストに書いてあるのですが、
残存価額どおりに売却できる見込みであれば、確かに除却損益は出てこないと思うのですが、そうでない場合はどうなのでしょうか?

例えば、総合償却で複数の機械があるうち、A機械のみを除却します。
A機械(取得価額100、残存価額10)となっている際に、
通常の仕訳は下記のとおりになると思います。
減価償却類型額90  機械100
貯蔵品    10

しかし、もし上記の問題に加えて、A機械は3万円で売却できる見込みであると記述があればどうでしょうか?
減価償却類型額90  機械100
貯蔵品    3
固定資産除却損7

とはならないのでしょうか?
一般的な参考書では除却=残存価額で売却できる というのは
暗黙の了解なのでしょうか?

教えてください。

A 回答 (2件)

> 総合償却では除却損益は出てこないとテキストに書いてあるのですが、



残存価額とは、文字通り耐用年数経過後に残り存する物の価値をいいます。すなわち、スクラップの価値ですね。
理論的には除却資産の価額が残存価額とイコールであるべきなのです。
会計学者はこのような前提で理論を展開しております。

ところが、現実には除却資産の価額と残存価額とがイコールとはいえないからご質問のような疑問が生じます。

実務的は税法基準に従わざるを得ないから、現実とかけ離れていても残存価額を取得価額の1割としています。ですから、実務に携わった人ほど残存価額額が残存価額とがイコールであるという前提すら思い至らなくなってしまっていると思います。
(私は、この点に関しては税法基準が現実離れした基準になってしまっていると思っています。)

簿記会計を学習する段階では現実の矛盾はあまり考えないで、理論的にあるべきところからスタートした方がいいと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。納得しました。

お礼日時:2007/02/26 18:08

固定資産除却損は出てきます。


除却するのだから、ある程度その資産の価値は下がっていると思われますので、残存価格で売却できる可能性の方が少ないように思います。
ですので、yuyu0202さんが2つめに示した仕訳のようになると思います。

「総合償却では除却損益は出てこない」というのは、取得する簿記の級では出てこないという意味ではないでしょうか。
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この回答へのお礼

分かりました。ありがとうございます。

お礼日時:2007/02/26 18:08

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