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長文です。
20代主婦。

2年ぶりに、遠方に住んでいる祖父母の家に、母とお邪魔しました。

祖父母は雪国の二人暮らし。祖父はとても元気で、しっかりしております。祖父母と同じ地方に母の弟夫婦が住んでいますが、遠いので、もう2年くらい会っていないそうです。

祖母は今年82歳。よく歩きますし、自転車にも乗ります。カラオケが趣味で、毎週カラオケサークルや、旅行も年2回行っているそうです。
昨年疲れからか倒れ、すぐに気づいたそうですが、脳など調べたようです。何でもなく、不整脈と言っていました。祖父はそのときお医者様と二人でお話したと聞きました。お薬も貰っています。

さて、2年前も同じことを何度もよく話していましたが、特に今回は毎日同じことを何度も話し、温泉の脱衣場のカゴの場所や、洗い場でタオルをおいた場所、お部屋の番号などを忘れてしまいました。ずいぶんズボラになった(魚焼きグリルをもう何回も洗っていないようでした)印象でした。

祖父母はとても仲がいいので、祖父が祖母のことをサポートして、薬飲んだか?血圧を測ってやるよ、戸締りは俺がやるよ、と気遣い、洗濯物の取り込み忘れを取り込んだりと、手伝っているようです。

親戚のことを聞くと、最近あの人が結婚したとか、子供が生まれたとか、しっかりと答えてくれます。

母は言いませんが、祖母のことを心配しているようで、昔は几帳面だったのに…とか、何度も同じ話をしてごめんね…などと私に言います。

私は今、母にどんな言葉をかければいいのでしょうか。本当に遠くに住んでいるので、心配でたまらないと思うのです。

また、「父方の祖母は近くに実娘(私の伯母ですが…)が住んでいていいね…安心だね。」と祖母は母と話していました。
母が苦労しなくていいねという意味かとも思いましたが、病院で祖父が先生と二人で詳しくお話したと聞いて、もしかして痴呆症の初期と診断されていたのでは?と不安に思いました。
まさか母に祖父に聞いてみなさいとも言えませんし…

今、私に出来ることは何でしょうか…?

長文、すみません。

A 回答 (2件)

 こんばんは。


 お母様やおばあさまのことがご心配な様子が文面から伝わってくるような質問ですね。でも結論から言えば、あなたがお母様に何かして上げなきゃと、がんばって考えることはそれほど必要ないのではないでしょうか。だからといって、あなたのおばあさまがもう駄目だとか言うつもりではないのですよ。

 私の母は来年で90歳になります。遅く生まれた私ですが長男ということもあって、大学の4年間を除けばずっと両親と生活を共にしてきました。幸い私の家内は私の両親(父は10年ほど前に他界しました)の面倒をよく見てくれて、母もすっかり家内に頼りきった毎日を送っています。さすがに足腰は弱ってきてはいますが、食事もよく食べ、自分のことはほとんど出来、風呂も一人で入れるほどです。でも物忘れは年々ひどくなってきていますし、なんといってもあなたのおばあさまと同じように何度も何度も同じ事を話すようになっています。これはつい最近のことではなく、父が他界してから暫くしてそうなってきたように記憶しています。

 でも私はそれだからどうこうと考えることはしないようにしてます。よく考えれば人間って年齢に関係なくよくそんなことをしませんか?
友達と久しぶりに会ってなにやかにやとお喋りをしているうちに、友達の話しの中で「あれ?この話しって以前にも聞いたことあるよなぁ」とか、逆に友達から「その話し前にも聞いたぞ」と言われたり。

 人間の生活ってテレビや映画の主人公のような波乱万丈の人生や、とんでもない出来事がそうそう起こるはずもありません。それほど普通の人々の生活って、単調かつ同じことの繰り返しなのではないでしょうか。

 そして哀しいことに人間の生活は年齢を重ねるごとに、その単調さに拍車がかかります。おばあさまの生活を読んでいると、ほんとうにそのことを感じさせられるようです。でもこれは仕方のないことだとは思いませんか?

 それでは刺激のある毎日を与えれどうでしょうか?逆に私は人生を長く生きてこられたお年寄りに、いまさらめまぐるしい毎日を与えることなどもってのほかだとさえ思います。たしかに独居老人や介護の問題が毎日世間を賑やかしますが、私はおばあさまが痴呆の入り口にいらっしゃるとはとても思えません。まだまだしっかりとした方だと思いますよ。なんといっても長年連れ添った自分の妻をしっかりと支え、愛していらっしゃるおじいさまの存在があるじゃないですか。素晴らしいとしか言いようが無いお二人です。

 きっとあなたのお母様は今後のこと、つまりどちらかが倒れたり大きな病気になったりといった、健康上の問題が起きたときのことを心配されているのだろうと思います。だからといっていまさらこのお二人の生活の中に、たとえ血縁関係の濃い誰かがはいって面倒を見ようと言われても、きっとお二人はいろんな意味で大きなストレスを感じてしまうのではないでしょうか。

 同じ事をなんども話すということに関しては、それほど心配される必要はないと思います。何度も言いますが誰にでもそんな経験があるはずですし、お母様にしてもきっとそんな経験が何度もあるに違いないのですから。ただおばあさまのような年齢の方たちと違っているのはたんに頻度の違いです。おかあさまにしてもあと10年以上もすればもっと酷くなること請け合いです。私も友人と話しているときに、いや夫婦で話しているときにでも、やはり途中で「あれ?これいつか話したことあるよね」なんて調子で、話しを中断することが多々ありますからね。

 まだまだ若いあなたにしても、もしかしたら今でさえもそんなことがたまに起こることもあるかも知れませんよ、って脅かしてごめんね(^_^;)

 結論を言えばあなたがお母様にしてあげられることは、あまり無いのではないでしょうか。強いて言うのならお母様に「これからは定期的に電話をしてちょっとしたお喋りをしてあげたらどう?」とか(できれば孫のあなたもしてあげれば喜ばれますよ)、「私も付き合うから一年に一回くらいは会いに行こうか。そしたらきっとおばあちゃんたちその日を心待ちにして、元気で待ってくれるよ」とかいう、おばあさまがまだまだ元気でいられることに協力できるようなことをお母様に提案してみてはどうでしょうか。

 あなたにもお母様にもそれぞれの生活があるでしょうから、お母様やあなたのいろいろな負担は大変でしょうが、人間って男女の区別なくおしゃべりは活力の素です。さらにたとえ一年先の予定であろうが、先になにか楽しいことが待っているという意識はお年寄りに希望と、それに付随してそれまでは元気でいなくちゃという目的意識が芽生えるものです。とくに女性って年齢に関わらず、あれこれと予定を作ったりするのが好きですよね。私も過去、こんなイベント好きな女性たちにどれだけ振り回されたことか(笑)でも不思議とそんなまだ来ない先の話をするときの女性って輝いているんですよね~(^_^;) 

 などと経験上のことも踏まえてしまい長々と書いてしまいましたが、あなたの優しさが形になるような、そんななにかのヒントにでもなってくれれば幸いです。
 あ、過去に女性に振り回されたという話しですが、あくまでも独身時代の話しですので、どうか誤解のなきようお願いしますね(^_^;)
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

そうですね!

誰でも同じ話をしてしまうことがあるし、ましてや82歳。元気で私達を迎えてくれたじゃない!幸せね☆
それだけ日々、大きな変化がないってことよ!
また来年行こう!
と声をかければいいんですね!!!

あ~、なんだか元気になりました☆
とてもいいことを書いてくださって、嬉しいです。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/09/09 07:41

いいえ。


もし、お祖父さんがお医者さんから「初期の認知症である」と言われているのだとしたら、それを聞く権利は実の子にもあるはずです。
隠しておいて良い問題ではないし、心苦しい思いを一人でする必要も無いはずですから。
事実は明らかとし、その上でどのような形で二人の老後を支えるか?ということを会議する必要性はあると思います。

私は福祉の現場には居ますが、特別「施設やデイサービス」などというものを使用するのが「福祉のかたち」とは全く思っていません。
「ケースバイケース」であれば特に拘る必要など無く、ある意味「一人での死」というものも、それが本人の本懐であれば喜んで受け入れたい、と思っています。
死は「束縛されざる個人のもの」ですから、それでも良いと思います。

話はそれましたが、それは「老い」も同じだと思います。
周り、特に「実の両親の老い」というものは、大変に心が動揺するものですが、受け止め進まねばなりません。
誰しも「行く道」ですから、本人たちが豊かであることが重要なのです。
まずはそこを「中心」として、周りは何が出来るか、出来ないか、他の福祉施設に任せるか、などといった選択をしていくことが宜しいかと思います。
周りの人たちからいっても「未来を予測しているかどうか」で、心の安定度が大きく変化するはずです。
先にも言いましたが「誰しも行く道」ですから、なおのこと「参加することの重要さ」というのは、大事なことなのではないでしょうか?。
それによって、自分が不安に抱いているあれこれを「取り払う」ことが出来るわけです。
福祉施設や政策はその「一端を担う」ものでしかありません。

「いいだしっぺ」は誰でもいいのです。
だから、あなたが言い出しても良いでしょう…特にお母さんには話しやすいはず。
「前を向くこと」こそが、不安と戦う唯一の手段です。
私たちはその「お手伝い」をしているというわけですね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

そうですね…母に、言う勇気が、自分にないだけで、言ったほうがいいのかもしれません。

→「前を向くこと」こそが、不安と戦う唯一の手段です。
ほんとうにそうですね!
親身になっていただき、嬉しかったです。

ありがとうございました。

お礼日時:2009/09/08 23:22

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