
細孔容積の算定にて、某比表面積自動測定器の解説書の中で、以下のような式がありました。
細孔容積=(rp×S)/2
rp:ケルビン半径
S:比表面積
です。上記式を文章的に意味付けると、どのような解釈になるのでしょか?いまいちわかりません。
また、rp(ケルビン半径)は、各相対圧によるものとして、比表面積ですが、これは一点法、又は多点法領域であるRH約15~30%は良いとして、それ以降のRH40~90なども、吸着量から比表面積を算定したものを上記式に用いてよいのでしょうか?その辺りがひっかかります。何度も申し訳ないですが、よろしければ御教示お願いいたします。
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
円筒近似による全く形式的な計算でないですか?
細孔を円筒だとするのですから、あるr_iとri+Δrの半径の間の細孔容積がΔviの時、このΔviは下の式(底面積x長さ)で計算できるはずです。
Δvi=πri^2L...(1)
そして、半径riの円筒の形式的長さは
Li=Δvi/(πri^2)...(2)
と看做せます。一方この半径riに対応する円筒の(側壁の)面積は
Si=2πriLi=2πriΔvi/(πri^2)
=2Δvi/ri...(6)
となります。よって(6)の総和として形式的に面積が出せます。しかし殆どの細孔を持つ固体について、その細孔は円筒モデルは当てはまらないので、出てくる形式的表面積Sは、BET表面積とずれているはずです。
いつもありがとうございます。感謝いたします。
いまいちわからないので、再度質問を少し変えてもう一度質問させて頂きますので、よろしければご教示おねがいいたします。
ありがとうございました。
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