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最近、漢文をやってます。句形は大体覚えました。
でもなかなか理解できません。なぜかというと漢字の意味がわからないからです。普通の受験生は漢文の漢字の意味とかも覚えるんですか?
たとえば、「詰」からどうやって「問いつめる」という意味を導き出すのですか?
句形の参考書はよくみかけますが、漢字の意味を覚える参考書は見たことないです。でもこれを覚えない限り漢文を完璧にするのは程遠い気がします。こういったものはどうやっていけばいいのですか?

A 回答 (2件)

> 受験生は漢文の漢字の意味とかも覚えるんですか?



 漢文で、「句形は覚えたが、漢字の意味が分からない」というのは、英語で「英文法はきちんと覚えたけど、単語がさっぱり」というのと同じ状態ですね。
 受験生が実際に漢字の意味を覚える努力をしているかどうかは知りませんが、した方がいいに決まっています。


> 句形の参考書はよくみかけますが、漢字の意味を覚える参考書は見たことないです。

 英単語のように網羅的に何千語も乗せたようなものはないでしょうが、「主なもの」でよければ句形の解説の後に、まとめてあるものはないことはないようです。


 はじめに、例として取り上げていらっしゃる「詰」について書くことにします。

 「問いつめる」はさらに漢字を用いて書くと「問い詰める」ですね。
 「缶詰(かんづめ)」「箱詰(づ)め」などのの「つめ」でもあります。漢字の訓読みはその漢字の意味を表します。
 だから、漢字の訓読みが分かっていれば、「詰」=「つめる」で、「狭いところへ物を押し込む」あるいは、それと同じように人をある状態に追い込む(=問い詰めるの「つめる」)ことだと理解できますね。

 また、「詰」の字を用いた熟語を思い浮かべますと、「詰問・難詰」などの言葉があり、やはり「問い詰める」意味が共通しているので、「詰」の意味は「問い詰める」だろうと見当が付きます。(このあたりは、日本語の語彙力が必要になりますが、日本語の語彙を増やすことは漢文だけでなく現代文の学力向上にも役立ちます。)

 そして「詰」の字が「ごんべん」であることから、おそらく「物を狭いところへ詰める」
という意味より「言葉(←ごんべん)で人をある状態に追い込む」が本来であろうという推測もできます。(本当にそうなのかどうかは、漢和辞典で確かめてくださいね。)

 以上のように、漢字の訓読み・その字を用いた熟語・その漢字の成り立ち等に注意すれば意味を推測できることが多いのです。また、これらに注意することで、楽に覚えることもできるのです。


 さらに、いくつか思いつくことを書きますと、今、「ごんべん」=「言葉に関係のある字」と考えたように、漢字の「へん」や「つくり」「かんむり」などの部首から、その漢字の意味が推測できる場合もあります。
 たとえば文の最初にある見慣れない「くちへん」の字(たとえば「嗟」)は知らない字でも、どうせ口を開いて「ああ」とでも叫んだんだろうと推測すれば、たいがい当たります。
 「主」は「じっと一箇所に止まっている」ことを表す部首ですから、それが分かっていれば、もし「駐」の字の意味を知らなくても、「馬を止めること」だろうと見当が付きます。「柱」なら「じっと立っている木材」です。「注」はもともと水を容器に「そそぎ」入れて、流れたりしないようにじっとさせることを意味する字です。中心となってどっしりと構えているのが「あるじ」。

 「赦」の字は、「恩赦」「大赦」などの熟語を知っていれば「罪を許す」意味だろうと見当が付けられますが、漢文の問題だと注が付いていたり、あるいは「ゆるス」と読み仮名をつけてくれていたりします。「ゆるス」と読むのだと分かれば、訓読みが分かったわけですから、意味はそのまますぐに分かります。」

 以上のようなことに気を付けて、漢字の意味を覚えていくといいでしょう。
 問題演習をしっかりとやって、そこで設問に解答するのに重要な手がかりとなった字については意味をしっかりと覚えていくということを続ければいいと思います。
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最初はマンガ読んであらすじを覚えるといいですよ。


出る詩集は範囲が狭く決まってるので。
そんで大体パターンがあるので、1つずつ覚えればいいですよ。
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