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現在両耳間強度差による音像定位について調べています。
ある方向に存在する音源からの音が耳に入った時に左右で音の強度差が生じると、強度の大きな耳の側に音像が定位する。ということはわかりました。
そこでどの程度の強度差が生じると人間は音源の方向が正確にわかるのかと思い調べてみましたが、具体的な数値がわかりません。
また、「正面から見て角度○○°に音源がある時、強度差は○○dBである」のように強度差によって音源の角度も決まっているものなのでしょうか。
どなたか教えて下さい。よろしくお願いします。

これらのことについて書かれた論文や書籍があればこれについても教えてください。

A 回答 (6件)

何度も投稿してすみません。

 まず弁別閾から説明します。 弁別閾とは感覚が認知できるギリギリのとこと言っておきます。 例えば、腕などで2点の刺激を同時に与えた時、それは2箇所の刺激と認知できます。 そして、その2点の刺激している距離を徐々に近づけるとあるところから1点の刺激としか認知出来なくなります。 これを蝕弁別閾とも言います。 聴力も同じ事で、ある一定のdBから認知できたりする弁別閾があります。 ご質問の内容でしたら、まず、片方の耳から音を認知できない無音の状態を作り、頭部を固定し、正面から認知出来ない低いdBから徐々に上げていき、かすかに音を認知できたdBの数値を記録します。 次に角度を変えて(当然変えた角度も記録)同じ事を繰り返していくます。 反対の耳でも同じ条件で記録していきます。 次に最初の耳に戻り、今度は認知出来る高いdBから認知出来なくなるまでを記録します。 これも左右同じく記録していきます。 更に、記録している一番開いた角度から正面までを、低い、高いで両耳同じく記録していき、これを1セットとします。 このセットの実験を10回こなし、記録した数値を右、左と2つの表に纏めると中央値が出ます。 これがある角度に対してのdB弁別閾となります。 
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この回答へのお礼

何度も回答いただきありがとうございます。
自分の知らないことばかりでした。
今後は回答していただいた内容の実験等を視野にいれて勉強したいと思います。
どうもありがとうございます。

お礼日時:2009/11/13 22:13

聴覚についてはあまり詳しくないので、ところどころ間違っているかもしれません。


また直接の回答ではないです。
ただリンク先は参考になるかとは思います。

まず、角度と強度差の関係は周波数によって変わります(物理量)。
また強度が同じであっても、周波数によって音の聞こえは違います(心理量)。
ですからある角度によってある強度差が生じても、それがそのまま「ある強度差でその角度判断ができる」とは限りません。

またNo.2の方も指摘されているように音源定位には時間差も影響しますので、それを踏まえて考えると「どの程度の強度差が生じると人間は音源の方向が正確にわかるのか」というのは難しい問いです。
離れたところにある音源の位置を判断させる場合、強度差と時間差は不可分だからです。

実験的な状況ではヘッドホンをつかうことで強度差のみを作ることもできるでしょう。
ただその場合は「これぐらいの強度差を与えると、人間はこちらに音源があると判断する」というデータになってしまいます。

http://gc.sfc.keio.ac.jp/class/2005_14454/slides …
http://ja.wikipedia.org/wiki/音圧レベル
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この回答へのお礼

音源定位を考えるとき強度差だけでなんとかなると考えていました。
時間差もしっかり関係するのですね。勉強になりました。
また、このURLはとても参考になりました。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2009/11/13 22:01

 まず、サイト案内からします。


http://www.kawaijibika.gr.jp/ryoji.shtml

 つまり、左右のどちらかの音かを見分けるには、近いほうの耳の方の音量(デシベル)が大きくなり、反対の耳は小さく聞こえる。それは、音の発信源から音の波(空気の振動)はある地点から真っ直ぐに一直線に聞こえる。そのため、発信源から遠くなると拡散され音波が小さくなる。
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配所のフェフィナーの法則で異差が求められるといったものです。


下を参考にされてはいかがでしょう?

参考URL:http://www.plan.cv.titech.ac.jp/fujiilab/pdf%20f …フェフィナーの法則'
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この回答へのお礼

この手の分野は素人でこのような法則があることを初めて知りました。参考URLを読んでみようと思います。どうもありがとうございました。

お礼日時:2009/11/13 10:26

音の聞こえる方向を決めるのは、音量差よりも、位相差(別の言い方をすれば時間差)のほうが大きく影響していたはずです。


また、耳たぶの凸凹により方向別に吸収される音の高さに違いがあって、耳の凸凹を粘土で埋めると、方向がわかりにくくなるという事も聞いたことがあります。
つまり、この問題は、簡単には答えは出ない、という事です。
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これは弁別域の事を言われてるのでしょうか? 感覚の異差はフェフィナーの法則で表せませんか?

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