
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
今晩は。
地方公務員で、行政書士有資格者(試験合格)の者です。
行政書士試験のレベル的には地方上級公務員試験(行政)より
ちょっと落ちるくらいですかね。従って国家I種よりはずいぶん
下ということになると思います。
国家I種の問題をやっても勉強にはなると思いますけど、基本的に
法学部等で法律を学んだことが前提となるものが多いので
効果の程は疑問ですね。(基本的に初学者がキャリア試験は受けな
いと考えられているので)
私もそうしたんですけど、法律初学者の場合には、
地方上級職試験の教材を補足的に使うのは有効だと思います。
法学部以外の人を前提に公務員試験のレベルまで網羅しているので
わかりやすく、かつ行政書士試験レベル以上まで学ぶことができます。
私が使ったのが、
「はじめて学ぶプロゼミ行政法」
「はじめて学ぶやさしい民法」
「はじめて学ぶやさしい憲法」
「法律6科目 まるごとエッセンス」
いずれも実務教育出版です。
書店で見てみて良さそうなら使ってみてはいかがでしょうか。
この回答へのお礼
お礼日時:2009/12/08 19:49
遅くなりましたが、ご回答いただき、また参考書までご紹介いただきありがとうございました。
地方上級の問題集とは考えたこともありませんでした。
早速探してみます。
No.2
- 回答日時:
行政書士を持っています。
憲法、民法、行政法、商法の科目が国家I種でどの程度のレベルの問題が出ているのかというご質問であれば、それは両者の過去問を比較すれば良いということになります。
その比較は、質と量の両面からする必要があると思います。それらの科目がその試験においてどの程度の比重を占めているのかという点と、問題自体のレベルです。
ですが、法律初学者の方ということでしたら、その比較によっても判然としない場合や比較そのものが困難である場合もあるかもしれませんね。
このような場合、その職種の違いからくる実質的な労力的負担と効果の面から考えてみると良いかもしれません。つまり、国家公務員試験は、その試験に合格することを目指してのみ法律科目を勉強すれば一応済み、ある意味合格がまさしくゴールですが、行政書士などの独立系資格試験、中でも特に行政書士試験の場合は合格した後が本番であり、試験に合格すること自体は公園の柵をポケットに手をつっこみながら越える程度の通過点に過ぎず、合格後は弁護士と法律的に議論ができる程度でなければ苦しいと思います…特に年配のそうでない行政書士が多いからこそみんな苦しいわけですね…というか最近は本当に弁護士ともども士業は大変で、中でも弁護士(弁護士さんなんかは認めたがりませんが、現実には市場主義のもとでは仕事が激減しています。ノキ弁などはほとんどフリー契約の営業マンでしかなく、弁護士会はそれを世間に知られたくありません)と行政書士、司法書士、社労士あたりは極めて厳しく、制度の枠を超越して徹底した実力主義になってきていますので、そういうことからも実質的な勉強の労力ということで考えると行政書士の方が大変ということになります。もっとも、いまや文系学部で学ぶべき分野はほとんどすべてネットを含めた豊富な媒体で手に入るわけで、本人のやる気さえあればいくらでも実力をつけることができますね。ということで、どっちが難しいという瞬間的な試験の難易度比較はあまり意味がなく、両者の特徴を比較して、どっちのスタイルを選ぶかあるいは優先するかという判断が必要になると思いますよ。
ですから、公務員志望ということでしたら、とりあえず行政書士を受けるというよりも国家I種に向けて取り組んだ方が早いということになります。国家I種のデメリットは、今後採用数自体がますます減っていくだろうということと、採用されたとしても出世のイスが少ないことです。行政書士のデメリットは、司法書士のように安定した収入源が制度として確保されているわけではないことです。
若干、話がずれてしまいましたが、このような現実的な違いがあり、しかもその違いは科目に取り組む費用対効果という実質的観点から影響を与えていくため必要不可欠でした。
要するに、公務員を志望できる状況で、公務員試験が選択肢に上がっているのであれば、公務員試験を受けられた方が効率的ということになりますね。
もうひとつ別な考え方としては、行政書士試験を完全に履歴書用のライセンスとしてとらえてしまうことがありますね。たとえば法務部へアピールするなどの見込みで割り切ってとるということであれば、試験に出る法律と一般知識だけをやればいいのですから、国家I(は法律以外の分野も戦略的に取り組む必要があるのではないでしょうか?)よりも楽ではないでしょうか。それと、重なる分野以外の法律もでるとすればなおさらでしょう。取組みはじめれば問題そのもの問われるレベルは目くそ鼻くそですから、そうした全体的な労力の違いの方が合格の難度に占める割合は高いと思いますね。
行政書士試験を受ける場合の、教材などの情報源については、ただの資格持ち目的でない限りは、法律系出版社の専門書を使うことを覚悟すべきと個人的には思います。初学者の場合は、最初、図書館などで試験で取り上げられる法律に関して全体像を把握するなどしていき、あとは専門書を使っていくべきです。これに対して、公務員試験と資格持ち目的の場合には、試験に合格すること自体をゴールとしてそのような要求を満たす教材で勉強していけば足りると思います。
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