プロが教えるわが家の防犯対策術!

江戸時代の庶民の雑煮ってどんなものだったのか・・・それを
食べる正月がしたくって仕方ありません。

カツオと昆布の出汁に、お酒と塩と醤油少々・・焼いた角餅、鶏肉、
里芋、三つ葉、柚子、蒲鉾・・・典型的な関東風を毎年作っている
つもりなんですが・・・でも、平均的な庶民感覚の雑煮って、こんな
にいろいろ入れていたとは思えないのですが・・・それとも、
昔から正月は贅沢と思って、こんなに入れていたのでしょうか??
是非、教えて下さい。

A 回答 (2件)

江戸は日本各地から人が集まってきていましたので、家ごとに雑煮も違っていたようです。

このサイトでは「雑煮は餅に添えて小松菜・大根・里芋を通常とす。つゆは味噌汁を用ゆる所もあり。餅も焼きて用ゆるあり、湯に煮て使うあり」と味噌味だったり醤油味だったり、餅も焼いたり茹でたりだったようです。
http://www.kabuki-za.com/syoku/2/no148.html

基本的には具は切り餅と菜っ葉で、鰹だし醤油味だったらしいです。
このサイトの、お雑煮NO.008に江戸時代から変えていないという家のお雑煮がのっています。
http://homepage2.nifty.com/hirobunbun/kimagure/k …

しかし、このサイトでは、餅と菜っ葉の雑煮は東海地方だとあります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%91%E7%85%AE

これによると名古屋の雑煮は、江戸の餅と菜っ葉の雑煮の基本スタイルを今でも続けているものだそうです。
http://okuromieai.blog24.fc2.com/blog-entry-1283 …
    • good
    • 0
この回答へのお礼

小松菜と大根ですか・・・。う~ん、新発見です。ありがとう
ございます。

もちろん、今より情報が共有しにくい時代ですから、家により
様々なんだと思いますが・・・だからこそ、典型版っていう
雑煮を知りたいなあと無茶な欲求でした・・・。

お礼日時:2009/12/28 13:16

江戸風雑煮に欠かせないのは小松菜です。

あるいはそれに準ずる菜っ葉。
小松菜が入らないのは江戸風ではないと言って良いほど。単なる通念ですが。
あとは大根かな。練馬大根や亀戸大根。
双方とも江戸野菜の代表ですから。
石高の低い下級武士などの家では庭に畑を作って日々食べる野菜類は今で言う家庭菜園のようにして作っていたようです。
菜っ葉と大根は素人にも作りやすい一番身近な野菜だったでしょう。

鶏が入るのはごちそうですね。うちの母の実家では晦日あたりに餅をついて鳥を絞めるっていうのが習慣でした。
(文字通り、臼と杵で餅をつき、家で飼っているニワトリを絞め殺すんです)
お正月のごちそうの準備ならでは、という事でしょう。
江戸の長屋住まいの庶民がかならず鶏を食べられたとは思えません。
お餅さえも、食べられない正月を過ごした庶民は多かったはずです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答、ありがとうございます。

やっぱり小松菜なんですねえ。これって、三つ葉風に
小さく切っちゃうですか???鶏肉が抜けそうっていう
のは感じてましが・・・かまぼこもないんですねえ。

お礼日時:2009/12/29 09:12

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!