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青色LEDが発明されて3元色が揃いクリスマスなどいろいろな場面で色彩豊かな飾りがなされている。ところで、最後に発明されたという青色LEDは誰が真の発明者なのだろう?徳島の中村Dr.なのか名古屋のA.Dr.(名前失念)なのか。中村Dr.はノーベル賞候補といわれるが一方のDr.はあまり話題にならなかった。しかし、最近のT.新聞には大きな記事でA.教授の青色LEDの発明秘話が載っていた。学問的にも社会経済的にもこの技術が与えている影響は大きいので本当のところが知りたい。誰か教えて。

A 回答 (5件)

発明といっても実用化、製品化しないと世の中にはなかなか認められないのですね。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BA%E5%85%89% …
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経済的観点ではなく、科学的観点から言うと、


最初の青色LEDの成功者は赤崎さんでも中村さんでもありません。

青色LEDは赤崎さんや中村さんよりも前に何人もの人が、ガリウム窒素系ではない材料で実現されています。ただし、それらは実験室規模で、
多くは非常に低温にして、パルス運転で、人間の目に見えるか見えないかのレベルのものでした。仮に光ったとしてもその数十分後には壊れてしまうものでした。(でも科学的視点ではこの人が発明者)

赤崎さんは、それまで見込みがないと考えられていたガリウム窒素系で青色LEDを成功させましたが、発光は微弱だったそうです。

中村さんは、新しいガリウム窒素系の材料で、比較的明るく光る青色LEDを作ることに成功した人です。
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#2です。

間違いました。

> 中村さんは、新しいガリウム窒素系の材料で、

中村さんは、ガリウム窒素系材料の新しい製造法で
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厳密には「新しい」製造法でもないって話もあります>#3. 「既存の製造法をまとめて工業レベルに仕上げた」ということ, だったかな?

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「発明」とは、それまで誰も考え付かなかった物や方法を考え出すことです。


「特許」は、「発明」の中でも高度なものに与えられますが、特許庁に書類として申請するまでに、何かの文献に似たようなことが書いてあったり、発表されたりしてたら、それは特許とはなりません。
即ち、「発明」とはみなされません。

実用的な青色LEDが開発されるまでに、他の色のLEDは既にあったわけだし、GaN(窒化ガリウム)やそれに類する材料を使えば青く光ることは、この分野の人には誰でも分かっていたので、「青色LED」自体は誰の発明でもありません。

問題は、「どうやったら実用的な青色LEDが作れるか」が誰にも分からなかったことで、その方法を考え出した人は、「発明者」と呼んでもいいでしょう。

但しそれは、中村氏ではあり得ません。

青色LED開発のポイントは2つあります。
1つは、良質なGaN系半導体結晶を作ること。
もう1つは、そのGaN系半導体をp型にすることです。

日亜化学との特許論争で話題となったGaN系半導体結晶の製造方法で、中村氏は自分の開発した2フロー結晶成長方法こそが、良質なGaN系半導体結晶を作る最大のポイントだと主張していましたが、専門家の間ではこれは否定されています。
つまり2フロー結晶成長方法を使わなくとも良質な結晶ができているし、日亜化学自身でも使っていません。
というか、中村氏の2フロー開発以前に、良質な結晶は赤崎先生が先に作っていました。

もう1つのポイントである結晶のp型化も、赤崎先生が結晶に電子ビームを当てることで成功していました。
中村氏はこれを真似て、もっと効率よくp型化する方法を開発しました。
# 但しこれも、部下が独自にやっていたことを中村氏が横取りしたという噂もありますが。

ということで、学問的には赤崎先生の貢献の方が遥かに大きいと個人的には思っています。
ただ赤崎先生は学者なので、実用化には興味がなかったのでしょうね。
青色LEDの量産化技術を開発し、学会発表の場で青色LEDパネルを光らせて見せ、一大センセーションを巻き起こしたことだけは、中村氏の功績です。

尚、ノーベル賞は、それまでの学問的パラダイム(枠組み)をひっくり返すような発明発見に与えられるものです。
# 例えば、プラスチックが電気を通すとか、地下の巨大水槽で天体観測ができるとか。
先に書いた理由(それまでに分かっていた)により、中村氏が受賞する可能性は極めて低いと私は思っています。
多分、赤崎先生も難しいでしょう。
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