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歯の治療(銀歯)について教えてください。

30代女性です。
去年の春に左上の銀歯がはずれたので歯医者に行きました。はずれた銀歯は小2の頃処置されたもので、担当医曰く銀歯の間に入り込んだ食べかすが原因で虫歯になり、歯の形が変わったので銀歯が取れたのだろうということでした。鏡で見せてもらったところ銀歯がくっついていた辺りが真っ黒になっていて、麻酔をしてその部分をけずられ、新しい銀歯をはめました。

と、ここで気になったのが、新しい銀歯を嵌めるとき、念のため鏡でみせてもらったら、まだ歯に黒い虫歯の部分が点々と残っていたのです。「このままで大丈夫なんですか?」と聞いたら「全部削ってたら歯がなくなるよ。消毒するから大丈夫。これで5年はもつよ。」と言われ、何やらものすごくすっぱい薬を塗布した後そのまま嵌められました。

精神的なものなのかそれ以後その歯でモノを噛むと、なんだかしみるような違和感を感じています。この処置は正しいものなのでしょうか?悪化する前に歯医者に行こうと思いますが、同じ歯医者で大丈夫でしょうか?専門家の方、お知恵をお貸しください。

A 回答 (5件)

その歯が大丈夫か、歯医者が大丈夫かは判断できません。

実際に見ていないからです。ですから一般論として読んでください。
麻酔して削って被せた。「これ以上削ると歯がなくなる」と言うことから歯の神経(歯髄)は残してあると推測されますので生活歯として答えます。

まず、金属を取り外した後の黒い歯が全て虫歯とは限りません。よく歯医者が治療する為に「黒い部分が虫歯だ」と患者に説明する事があるのですが、古いタイプの金属では酸化した色素が歯にしみこんで着色する事が善くあります。特に金属がかぶっていたり、詰めてあった金属との接触部分にはしばしば見られる現象です。酷い時には歯ではなくセメントの着色も虫歯だと言う歯医者が居ます。
これは削りたくないと言って我が家に駆け込んできた患者さんに多く見られたものです。
ただし、ゆっくり進む虫歯では細菌の出す酸で荒れた歯に色素が入り込み黒ずむ事がありますから、虫歯である可能性も否定は出来ません。

歯についた虫歯はバリアを形成し殆どの薬品を受け付けません。もし歯についた虫歯菌を消毒できる薬があれば、今頃歯医者はこの世から姿を消しているでしょうと言われるほどです。
つまり消毒には何の効果もありません。歯医者の気休めです。
では虫歯になるのかといえば必ずしもなるとは言えません。
虫歯になるためには細菌と最近への栄養が必要ですが、金属で覆われてしまえば栄養補給が絶たれるので虫歯は進みません。
慾は医者が「冠の中で虫歯が進む」と言いますが、それには隙間が出来るなどして栄養補給ができる事は必要です。つまり冠に覆われた虫歯が原因ではないのです。
次に先ほど書いたように黒い=虫歯でもないので、それが単なる着色であれば虫歯とは無関係です。
歯科薬品の多くはすっぱいので、何をつけたかは不明ですが、安心させる為の方便でしょう。その方便が是が非かは別問題です。

5年持つというのも単なる方便です。
治した歯がどれだけ持つかは手入れ次第で寿命などと言う物は存在しません。
厚労省が再治療や抜歯までの期間を「寿命」と表現した事を自費を勧めたい歯医者が「保険治療は寿命が短い」と言い始めたのが発端です。
これを逆手にとって、国は医療費削減の大号令のもと「保険で被せた冠は理由の如何を問わず2年間は歯医者の持ち出しで処置すべし」と決めてしまいました。
要するに嗜好を溜めなければ保険だろうと自費だろうと虫歯にはならないし、手入れがいい加減なら何十万かかろうと、良くて3ヶ月後には虫歯が再発します。
正確な歯磨き指導と定期健診で長持ちさせましょう。

「黒い着色を取ると歯ではなくなる」という歯医者の説明から、かなり大きく削られた上に神経が生きていると言う想像がつきます。
こうなると歯髄近くまで削られていると想定できるので、セメントなどの刺激や金属の熱伝導性のよさから沁みたり違和感が出る事は無理かなぬ事だと言えます。
数日して軽くなってくれればいいのですが、いつまでも違和感があったり、冷たい物や暖かいもので沁みるのを我慢していると、いずれ歯髄が炎症を起し、強い痛みが起きたり、歯髄が死んでしまって逆に痛みが消えてしまう事があります。
歯髄が死んでしまってもすぐに悪くなる事はありません。細菌感染が起きなければ死んだ事すら気がつかないでしょう。しかし巣背筋に感染すると膿を持ってズキズキとした痛みになります。
だからなかなか消えなければ歯医者に相談しましょう。

前述のように現在歯に完全に被せた「冠」では2年間は歯医者の持ち出しで再治療をしなければなりません。この際「2年間は保険が利かない」などと言って自費を請求する事は違法行為です。
だから2年以内の再治療は歯医者によってはかなり嫌がったり、粗悪なかぶせ物をする事があるので気をつけましょう。もちろんキチンと治してくれる善良な歯医者も少なくはないと信じていますが…
しかし歯医者を替えた場合は、今のところは初診からの費用がかかってしまいますが、普通に治療を受ける事が出来ます。

従って、同じ歯医者にかかるか、他を頼るかは自分で見極めるしかありませんし、移った先の歯医者が善良だと言う保障はありません。善く見極めてください。
周囲の人に「保険を嫌がらないか」「説明を丁寧にしてくれるか」などの情報を聞くのもいいでしょう。ただし「いい歯医者だ」と言うのは個人差が大きいので当てになりませんし、床屋や不動産屋などの俗説も全く根拠はありませんのでご注意下さい。
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この回答へのお礼

お礼が大変遅くなりましてすみません。
とても詳しい専門的なご回答をありがとうございました。

保険は2年間もつということなので、とりあえず一度クリーニングを兼ねて同じクリニックに行ってみようと思います。そしてしっかり説明を受けた上でどうするのか決めたいと思います。ここの院長先生はオリンピック選手の歯も見ているというフレコミなので個人的に信頼していたのですが、michael-mさんのご回答を読んでいると、よい歯医者さんなのかどうなのか疑問に思えてきました・・・。ただ私のような素人にはよい歯医者さんかどうか見極めるには難しいので、もしポイントとかあれば教えていただけませんか??粗悪なかぶせ物なんてとても怖いです。もしお時間ありましたらよろしくお願いいたします。

お礼日時:2010/01/25 09:02

>私のような素人にはよい歯医者さんかどうか見極めるには難しいので、もしポイントとかあれば教えていただけませんか?


これはプロでも出来ません。なぜなら腕が良いというだけでは「良い歯医者」とは言えないからです。
私は事故やら病気やらで歯がガタガタになってしまいました。でも、未だにこれはと言う歯医者にめぐり合っていません。それだけ難しいのです。
ただ、大学時代に事故に遭い、顔面を強打して歯が割れたり抜けたりしてガタガタになった時に治療してくれた先生は良かったです。しかしその先生は卒業したてで技術的には非常に未熟でした。なので、父が立てた治療方針にどう対処して良いか判らずに他の先生に相談しながらの治療でしたが…。
なぜ良かったかと言えば、実に丁寧だったのです。しかも謙虚でした。
つまり、特化した技術ではなく普通の技術力でも丁寧で自信を持っていても謙虚な感じの先生が最も良い歯医者だと思うのです。

一番情報として聞くべきは、その医院に通っている患者さんです。そして自分自身の感じです。
よく床屋や不動産屋などと言われますが、それは嘘。地元の人ではトラブルもあります。実際私は、母が不動産屋に土地を騙し取られそうになり、あらぬ悪評を流されました。
また、中には高齢者の患者さんに金を掴ませたり、自費をサービスして宣伝させる歯医者も居るので、妙な感じの良い評判は信頼しない方が無難です。

・最初に大まかな予定を示すか。治療前に今日の予定を説明、治療後にはやった処置内容と予想される症状の説明をするかどうか。急な症状が出た時の対処法を説明するかどうか。
 保険の場合費用はそのつどなので、幾らとは言えませんが、大まかな治療内容を把握できます。また数日通う場合、初診時か2回目辺りには簡単な説明書をくれるはず(規則で決まっている)です。(抜歯や義歯だけの場合や一回で終わる場合は発行されない事があります)
 歯科治療の多くが外科処置です。外科処置には急性変化がつきもの、私達はそれが起きないように努力しているだけです。だから、もしもの場合を想定しない歯医者では信頼性はありません。

・毎回説明時間を入れる。あるいは15分以上の説明とブラッシング指導を受けているか。
規則では月一回15分以上の説明時間を設けるように決められています。しかし実際的には毎回説明していったほうが理解しやすく、納得行く治療が受けられます。
なので、このいずれかの方法で治療内容と予防に関する説明を受けなければなりません。

・保険と自費の説明をするかどうか。ただし、保険の欠点だけや自費の利点だけを話すようではだめ。
 保険医は保険治療をする事が法で定められた義務で、自費の説明をしても強要してはいけませんし、自費に誘導する事も禁止されています。そして、患者さんが保険証を提示した時点で保健医療を行なう事が契約されます。
逆に言えば保険証を提示した事で、患者さんが黙っていれば保険治療だけを行なう事になります。
保険医登録は自発的な自由選択なので、保険が良くない治療だと思うなら保険医登録をしなければいいだけなのです。
 保険にも自費にもそれぞれの利点と欠点、リスクがあります。それを説明した上で、患者さんの希望に沿って治療する事が保険医に課せられた義務です
保険の欠点だけを並べたり。保険ではマトモな治療が出来ない、保険は持たないなどと言うのは自費への誘導になります。

・なにより話しやすい、何でも聞き易いという相性がよい歯医者が一番です。
どんなに技術があっても、心配を抱えていたり、不安が残るようでは予後も悪くなります。技術が並でも安心できれば、何かあったときにすぐにかかれ、安心して暮らせます。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。とても丁寧なアドバイスに感謝しています。

歯科医としての技術と人間性・・・なのですね。難しいですね・・・。とりあえずもう一度クリニックに行ってみます。歯は一生モノですからね!ブラッシングの指導はしっかりしてくれる先生なのできっと「悪意」はないと思っています。治療についてはいつも躊躇して聞けないのですが、今度は勇気を出してしっかり聞きたいと思います。

本当にありがとうございました!!

お礼日時:2010/01/25 16:13

私が歯科助手して実際見た治療では虫歯をキレイにとってかぶせるのが普通でした。

 「わざと」は残しません。 
神経に近いくらい深いところまで虫歯が進行している場合、スプーンといって、耳かきよりも小さいかき出し器具を使って取り除きます。 虫歯を完全に除去して、その時神経が生きてても、その後、温度などの刺激などを受けて死んでしまう場合があるので、そういうリスクがある患者さんにはそのことを説明し、治療方法もオプションを提示していました。 
loco_locoさんの治療を実際見てないのでなんともいえませんが、誠意のない答え方をする先生の治療を私はズサンと感じてしまいます。。。

1年以内なら再治療が認められるかという質問ですが。。。日本の歯医者で働いた事がなく、また日本の歯医者さんにはまだ診て貰ってませんのでわかりません。。。すみません。。。こちらは他に方に託します。。

銀歯の寿命については。。。。
状態にもよりますが、歯の壁が沢山残っていれば何年も持つ事が可能です。 神経がある歯は丈夫です。 神経が死ぬと歯はもろくなります。
ちなみに私の奥の歯2本は30年くらい前に銀歯を詰められましたがまだ健全です。

中に残された虫歯は患者さんがいくら完璧にメインテナンスしても進行は防げませんが、表面は通常の歯磨きとフロスをすることで防げます。 虫歯は通常かみ合わさる表面と歯と歯の間なのでそこを忘れないようにする事が大事です。 

定期健診(クリーニング)をされているようなので、1年ごとにレントゲンをとると思います。 その時に今回問題としている歯に変化がないかもチェックしてもらうように。 患者さんもレントゲンを見ることお勧めです。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなりましてすみません!
ご回答いただきましてありがとうございました。
読んでいてpachin_haさんがお勤めされていたクリニックに行きたくなりました(笑)でも日本じゃなさそうですね・・?
半年ごとのクリーニングでは一度もレントゲンを撮ったことはありませんよ・・。いろんな方のご意見を伺っているとやはり一度見せた方がいいと思いましたので、今度行った時に聞いてみたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/01/25 08:51

黒いところが、全て虫歯とは限りません。


黒くなっていても、その部分に細菌がいなければ、そこから広がることもありません。
色づいているのは、歯質(歯そのもの)が酸によって、変成したものです。
色があるところを全部削っていては、オーバートリートメント(過剰医療)になります。

あるいは、薬剤の組み合わせによって、微妙にむし歯の部分を「わざと」残すこともあります。※1

酸っぱいのは、リン酸処理をしたためです。その後使う接着剤が、きちんとくっつくようにしたので、一般的な行為です。

しみるのは、歯の神経が反応しているもので、ある場合は2週間ほど続きます。
1か月を超えて生活に支障があるようでしたら、歯の神経を除去して、樹脂を詰めて冠を被せるようになります。
つまり、今の状態でも神経に近いわけで、削り倒したら「歯がなくなる」という状態だったのです。
そこで※1のような治療方法を取る場合もあります。

ご不安であれば、セカンドオピニオンを、別の医院や大学病院に求めてはどうでしょうか。
やるとなると、一旦、今つけた銀歯を外さないといけないので、歯に負担がかかります。あまり賛成できません。
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この回答へのお礼

詳しいご回答ありがとうございます。

拝見しているとこれでよかったのかなぁ・・と思えてきました(すみません、ド素人なので・・)。生活に支障があるほどひどくはないのですが、左側で噛むのを躊躇ってしまう程度のしみ方です。一度つけた銀歯を外すのはおすすめでないとのことなのでどうしようかな・・と迷っています。

そろそろ歯のクリーニングの時期なので(虫歯になってから病院に行くのは嫌なので半年に一度クリーニングに通っています)その時にそれとなく聞いてみようかと思います。

ちなみに一度はめた銀歯って通常どのくらいもつものなのでしょうか・・?メンテナンスとかいるのですか?

お礼日時:2010/01/21 17:27

そういう先生はいつも5年しか持たない治療をしていると思います。

。。。 

違和感を感じるのは精神的なものがあるからかもしれません。 
処置については色のついたものが虫歯なのか以前の金属詰め物で変色しただけなのかがわからないのでなんともいえません。。。でも、先生が5年はもつといって消毒したなら、まだ虫歯が取りきれていないように思います。。。

虫歯が進行すると「温かい物」や「甘い物」でしみるのでその症状がでていたら治療が必要と思います。 その場合神経治療が必要になるかもしれませんが。。その時は違う先生のところに行った方が。。。

この回答への補足

もしご存知でいらしたら以下の内容も教えて頂けたら大変助かります。
・銀歯をはめる場合、通常虫歯を綺麗にとりのぞいてはめるのですか?
・私のこの処置はずさんと感じますか?
・1年以内なら同じ箇所のやり直しがきくと聞いたことがあるのですが、これは同じ病院に行った場合のみでしょうか?
・通常銀歯は何年位もつものなのでしょうか?

補足日時:2010/01/21 10:23
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

そうですか、温かい物でもしみるんですね。それはないので大丈夫かなぁ~・・・。

虫歯がついたまま銀歯がはめられたので、いくら薬を塗ったとはいえ、虫歯が増殖しているのではないか・・という疑念がぬぐえず、それで歯に違和感があるのかなと思っているのです。また先生の処置に疑問があったのでこれが正当な処置か知りたいです。

もしご都合がよろしければ補足の方もご覧いただけたらと思います。

お礼日時:2010/01/21 10:28

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