
下記URLの図1で『マイコンの出力ポートやディジタル回路など』から抵抗(4.7kΩ)があった後、GNDとの間に抵抗(4.7kΩ)があるのは何故ですか?
無くても動作するように思えるのですが。
http://www.cqpub.co.jp/trs/sample99%20Folder/p08 …
A 回答 (3件)
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No.3
- 回答日時:
ベースとGND間に4.7KΩが接続されている本来の目的は、コレクタしゃ断電流Icboの影響でコレクタCからベースBに微少電流が流れ込みトランジスタが僅かにオンし、オフ動作が遅くなるのを防止するために、この電流を逃がす目的で挿入するのです。
現在の小信号トランジスタは1μA以下で極めて微少な値ですが、中・大電力トランジスタでは数mAに達し、処置しなければスイッチング動作に影響大となります。
この回路では、I=0.6V/4.7K から0.127mA程度を流しています。
エミッタしゃ断電流;Iebo を逃がす働きもかねています。
2SC1815 のデータシート 参照
http://www.semicon.toshiba.co.jp/docs/datasheet/ …
2. エミッタしゃ断電流( コレクタしゃ断電流の誤りですが)参照
ICBOの測定
バイポーラトランジスタ 電気的項目について
http://www.semicon.toshiba.co.jp/product/transis …
*なお、図中の『1. コレクタしゃ断電流』 と『2. エミッタしゃ断電流』のタイトルが逆ですので読み取りは注意してください。
お礼が遅くなってしまい申し訳ありません。
いろいろと勉強になります。
少しづつですが理解できてきました。
ありがとうございました!
No.2
- 回答日時:
出力がダイレクトに(抵抗を介してVCCにもGNDにも接続されていない)トランジスタのベースに入っているとノイズの影響を受けやすくなります。
また出力がHIでもLOでもない時にどっちつかずの動作になります。そこで、抵抗を介してVCCまたはGNDに接続しておいて動作を安定させてやるわけです。VCCに接続する抵抗をプルアップ抵抗、GNDに接続する抵抗をプルダウン抵抗といいます。
プルアップ抵抗、プルダウン抵抗で検索すると詳しい話がでてきますので参照してください。
プルアップ抵抗、プルダウン抵抗というものを恥ずかしながら初めて意味を知りました。
このキーワードを元に勉強していきたいと思います。
ありがとうございました。
No.1
- 回答日時:
トランジスタはベース、エミッタ間に0.6~0.7V位の電圧が掛からないとオンしません(ベース電流が流れない)。
ここに4.7kΩがあることによって0.1mA以上ベース抵抗(前段左側の4.7kΩ)に流れないと動作しないので、マイコンの出力ポートやディジタル回路のLレベルの残り電圧が多少あってもオンしないようになります。オンする閾値を上げて余裕を持たせるとともに(Lレベルは完全に0Vではない)、ある程度のノイズでオンしないようにもなるのです。お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
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