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私は24才の、現在求職中のものです。
専門学校、留学の時と、市役所に行ってその期間のみ免除(?)してもらっていますが、その他の期間や現在も払っていません。年金はやはり払ったほうがいいのでしょうか?老後、もらえるお金が少なくなるのではという疑問と、「年金」に対しての重要性がまだ実感できてません。とはいえ、老後に貯金のみで生活というのも難しいですし....。ちなみに、年金を払ってて海外移住になったとしたら、その年金は帰ってくるのですか?よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

年金は、


1)万一自分が障害者となったときに出る障害年金
2)自分に万一のことがあったとき、残された子供達に出る遺族年金
3)自分が老人になったときに出る老齢年金
の3つの役割を担っています。
つまり、民間の生命保険や学資保険、年金保険はあくまで上記だけでは心許ないから追加で加入する物です。
民間の保険や年金と大きく異なる点は、障害年金や老齢年金は自分が死亡するまで一生もらえる「終身年金」という点です。

特に障害年金は若いときほどメリットが大きいのです。いま25才で1級障害者となると、年100万円でますので、女性の平均寿命の82才まで生きたとすると受取総額は5700万円になります。若いうちにこんな巨額な貯金など出来ませんから、きわめて重要な年金であることがわかるでしょう。


老齢年金についても考えてみます。もらえる期間が限定される「有期年金」であれば民間から沢山出ていますし、これらは公的年金よりも*インフレさえ起きなければ*受取額も大きいと思われます。

しかし、20年の民間の年金をうけて、では85才から0円になったらどうしますか?
年を取ってからお金がないと言うのは寂しい物です。
実は民間でも終身年金はあります。でもそれは国民年金よりずっと条件が悪くなります。
つまり民間の保険・年金で国民年金の代わりに使用とすると保険料は国民年金よりとんでもなく高くなります。まあ当たり前の話です。給付金の1/3を税金で補填していて、利益も0で、職員は公務員で全部税金でまかなっているのですから。
別の見方をすれば、たとえ保険料は支払わなくても税金という形で国民年金を支え続けているのです。

ここで重要なその年金を受け取るための資格についての話です。

1)国民年金、厚生年金、共済年金などの公的年金に通算して25年以上加入していないと「老齢年金」は受給できません。
(通算という意味は、国民年金4年、厚生年金5年だと合わせて9年ということになります)
20才から60才まで40年間加入が義務ですから、そのうち25年は最低加入していないと一切受給できないのです。(つまり通算して24年にしかならなかったとすると、24年掛けた分は全部無駄になります)

2)どの公的年金にも加入しない未納期間が全体の加入すべき期間の1/3以上あると障害年金が受けられません。
つまり、20才から2年間掛けたとして、その後1年間以上未納だと受給資格はありません。

加入している(つまみ未納期間に含めない)期間というのは、

a)保険料を支払っている期間
b)学生特例猶予を受けている期間(カラ期間)
c)収入が少ないため、半額、全額保険料を免除して貰っている期間(免除期間)
d)海外に転居し(転居届が必要)、海外にすんでいる期間(カラ期間)
  但し日本国籍を有していることが条件です。

になります。上記以外で保険料を支払っていないのは未納期間になります。
カラ期間、免除期間はその分老齢年金の受給額が減額されます。
b,cの場合は10年まで遡って追納してaの期間にすることができます。

もちろん海外に住んでいても年金はちゃんと受け取ることが出来ます。
更に言うと、最低25年の加入を果たすと、その後日本国籍を失っても老齢年金の受給資格は消えません。

ご質問者の場合はもしかすると現在未納期間が全体の1/3を越えている可能性がありますので、2年前まで遡ることが可能ですから至急手続きして下さい。
保険料を一度に納められない場合は分納することを相談して下さい。
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この回答へのお礼

すごい勉強になりました。年金にそんな重要な意味が隠されていたなんて....。世間知らず(一般常識?)でお恥ずかしい限りです。改めて年金の意識が高まりました。出来るだけ早く未払い年金を払いたいと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2003/06/28 23:45

規約だかで「払わなくても良い」とは此処では書込できないのでは無かったかと思いますよ。

理由は法の遵守って事だと思いましたが・・・・・。

その為、実情をお話すると、
年金や保険・・・・此の頃やっと騒がれ始めましたが、人口が減るのは以前から分かっており、条件が悪くなるのは当たり前と言うのも以前から分かっていましたのに、手を打たなかった政界・官界の罪は重いでしょうが、昔から日本の役人たちは日本人の事を考えていませんでした。少なくても明治以降は。 

で、
日本で病院に来る人で年金を払っていないし、保険も払っていないので、「現金払い」って人は結構います。
要はその人の考え方と人生の生き方だとは思いますが(法で決められており、選択権が無いのですが・・・・抜け穴は沢山有るのは法律の勉強すれば分かりますが)、日本人は海外の人と比べると、比較的独立心が無いので、一応「お上」がしてくれる、年金や保険には入っておいた方が良いのではないかと思います。
特に、ご自分で「老後に貯金のみで生活というのも難しいですし・・」って既に考えているなら尚更です。

最後の「年金払って・・・・・」は、日本のは分かりませんが、某国のは支払った後に他の国に在住していても送ってくれます。
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この回答へのお礼

意外と病院で現金払いの方はいらっしゃるんですね。私だけじゃないっていう思いと、やっぱり色んな考え方があるのかな、なんて思ったりもします。ですが、教えていただいたように、今度から年金を払っていこうと思います。年をとってからつまらない人生は送りたくないですからね。ありがとうございました。

お礼日時:2003/06/28 23:49

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