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コッククロフト・ウォルトン回路の出力電圧の理論値について

ネット上を探すと2種類の情報が出てきて困っています。
次の式のどちらが正しいのでしょうか。
また自分で実験をしてみるとどうも1の式が合っているような気がするのですが,導いてみると2の式になってしまい,これも困っています。
もし下で示した導出が間違っていたら指摘をいただけると幸いです。
1.出力電圧=入力電圧×(段数+1)
2.出力電圧=入力電圧×2×段数

1の式を肯定するものと思われる情報
http://books.google.co.jp/books?id=R7VDv3_xHMQC& …

2の式を肯定するものと思われる情報
http://books.google.co.jp/books?id=vxGO4_B98gsC& …
http://books.google.co.jp/books?id=28CVMxEHrCQC& …
http://books.google.co.jp/books?id=g9OFskS5cLUC& …

GoogleBooksで探すと圧倒的に2の式が多いですが,
日本語でコッククロフト・ウォルトン回路について検索して出るページではほぼ確実に1の式であるのも悩みどころです。

自分でといたもの
http://fx.104ban.com/up/src/up20548.jpg
1.元の回路です。入力は簡単のため±1[V]のパルス波形とします。
2.C1に電源から1[V]に充電されます。よく考えたら右側でダイオードが導通しているのは変ですが結果は変わらないので放置します
3.電源の方向が変わって,C1と電源の直列接続によってC2が2[V]に充電されます。
4.電源の方向が変わって,C2によってC3が2[V]に充電されます。
5.電源の方向が変わってC3によりC4が2[V]に充電されます。よって電圧4[V]を得ることができます。
同様にしてC6も2[V]に充電されるので6[V]を得ることができ,つまり式2が正しいといえます。

A 回答 (1件)

私の昔の記憶によれば式2が正しかったはず。



1式を肯定する情報としてあげられている本では、
コッククロフト・ウォルトン回路の概念を説明しているだけで、
実際の回路の話はしていませんよ。したがって、式1も式2のどちらも否定も肯定もしていません。

この回答への補足

日本語でコッククロフト・ウォルトン回路についてgoogle検索して出るページ というのは例として以下のようなサイトとなります。
以下のサイトは特に選定せず,理論値について触れているサイトを検索ヒット上位から採ったものです。
驚くほど1式を肯定する情報しか出てきません。

http://www15.plala.or.jp/gundog/homepage/densi/h …
(ページ最下回路にて,5段組んでいるので,6倍と主張するからには1式に依ると思われる)
http://ssetl.iza-yoi.net/aabatcha.htm
(10段組むと10倍になる旨の記述)
http://www5e.biglobe.ne.jp/~cup/electric/negativ …
(2・3・4・・・倍とのことで,2式に依ったならばありえない倍数(奇数倍)が示されている)
http://oshiete1.watch.impress.co.jp/qa4198684.html
(600Vを10段で6000Vにするとの記述に対して一切の指摘なし)
http://impulse1995.web.fc2.com/index/cock.html
(1式そのものを記述)

補足日時:2010/06/13 20:03
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この回答へのお礼

本に関しては,確かに早とちりをしていたようです。
ご指摘頂きありがとうございました。
日本語サイトでは1式で殆ど統一されているため(補足参照),非常に困惑していたのですが,
1式を肯定する書籍が見当たらない以上2式の信ぴょう性が高いと感じました。

実験で1式のような結果になったのはなにかすごい損失があったからかもしれません。
ちなみに入力電圧500mVで3段構成したものをオシロスコープで測定したところ2[V]が出力されました。
今週中に方法を見直し再度実験をするつもりなので,回答締め切りはその後に行います。

お礼日時:2010/06/13 20:03

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