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ベガと太陽の接近について.
wiki説明では太陽からの距離約25.3光年で、秒速13.5kmで接近とありますが、これをそのまま計算すると、約56万年ほどでわたしたちの太陽に接近するということになりますか?
現実的にこの太陽系の仲間になることはありえるのでしょうか?

A 回答 (2件)

一直線に近づいているのであれば、光速の 1/22000 で、25.3光年の距離を進むわけですから、2.2万年×25.3光年 = 56.7万年で地球に到達するわけですが、実際には、約30万年後に18光年まで近づくのが最接近で、それ以降は遠ざかるということのようです。



おおざっぱなイメージでは、三角定規の直角のところに太陽があって、斜辺に沿ってベガが移動するという感じです。
今は三角定規の斜辺の端あたりの位置にあるので、移動するのに従って、一番近いポイントを通過すると、それ以降は遠ざかってしまいます。

※実際の角度とか距離は違いますが、イメージとしてはこんな感じ。
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光が進む距離は1秒間に30万km。

ベガが接近する速度が秒速13.5kmであるなら、この速度は光速度の1/22000 に当たります。よって、ベガが一直線に太陽系に向かっているなら、わずか22000年後には太陽系にぶつかる(?)ことになります。
しかし、WIKIPEDIAでいう「接近速度」は、ベガがまっすぐ太陽系に向かって進んでいるわけではなく、別方向に向かっているが、それを太陽系から観測すれば、13.5km/秒で接近している、ということでしょう。
下記サイト「恒星の固有運動」をご覧下さい。いわく
「ベガは現在26光年の彼方より14km/sの速さで近づいており,約30万年後に最も近づき(18光年),その時は現在より約1等級明るくなる。」
として、「図2」にベガの距離を表したグラフが掲げられています。見にくい図ですが、ベガが一定距離まで近づいた後、また離れていく様子が見て取れることでしょう。
http://www.kcg.ac.jp/acm/a1014.html

もっとも近づいたときでさえ、18光年の距離ですから、とても「太陽系の仲間になる」ってことではありません。(現在で、太陽系にもっとも近い恒星まで4光年以上あります。)
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